雨曇子日記

エイティライフの数々です

王城の地

2013-05-12 17:03:20 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

            

手賀沼緑道から葦原を望みます。
黄色の橋は「ひどり橋」手賀沼に注ぐ大津川の最後の橋です。

            


ふと振り返ると看板に気づきました。
農作業に来ていた地元の人に聞いても、いつ誰が建てたか、ご存じない様子でした。

            

「王城の地」ってどこだろう?

            

あの、こんもり茂ったあたりに行って見よう。


            

竹やぶがあった。

    

竹の子泥棒を戒めているのだろうけれど、この地の竹の子って出荷禁止なんですよ。
放射線量が基準を上回っているらしい。(売り物にはならないんですよ)

            

            

「王城の地」ってどこだろう?

            

            

ありました!

            

ほほう。ここが「王城の地」ですか。

            

「王城」というのは、この豪邸かな?それともあのお城かな?

            

            

            

「1000年以上昔、平将門がこの地に王城を築こうとした」と、断定して憚らないお人がいらっしゃる。
もしかしたら、あの看板に書かれた「福満寺」の住職?

            

            


将門の活躍した平安時代からは300年は時代が下りますが、鎌倉時代以降とされる板碑がありました。

    


    

傍らに立つお地蔵様は、江戸時代前期のものです。古木の下に佇んでおられます。

    

            

なんだか、タイムトリップした気分になりました。

            
                     (じゃがいもの花)