手賀沼緑道から葦原を望みます。
黄色の橋は「ひどり橋」手賀沼に注ぐ大津川の最後の橋です。
ふと振り返ると看板に気づきました。
農作業に来ていた地元の人に聞いても、いつ誰が建てたか、ご存じない様子でした。
「王城の地」ってどこだろう?
あの、こんもり茂ったあたりに行って見よう。
竹やぶがあった。
竹の子泥棒を戒めているのだろうけれど、この地の竹の子って出荷禁止なんですよ。
放射線量が基準を上回っているらしい。(売り物にはならないんですよ)
「王城の地」ってどこだろう?
ありました!
ほほう。ここが「王城の地」ですか。
「王城」というのは、この豪邸かな?それともあのお城かな?
「1000年以上昔、平将門がこの地に王城を築こうとした」と、断定して憚らないお人がいらっしゃる。
もしかしたら、あの看板に書かれた「福満寺」の住職?
将門の活躍した平安時代からは300年は時代が下りますが、鎌倉時代以降とされる板碑がありました。
傍らに立つお地蔵様は、江戸時代前期のものです。古木の下に佇んでおられます。
なんだか、タイムトリップした気分になりました。
(じゃがいもの花)