雨曇子日記

エイティライフの数々です

い・ろ・は・ という地名

2011-01-07 17:05:13 | エッセー
 千葉県の郵便番号を調べるため、ぽすたるガイドを開いていると、一つの発見があった。い、ろ、は、という地名だ。
 
八街市は、「八街い」から「八街へ」まであり、

旭市は「イ」「ロ」「ハ」「ニ」

香取市 佐原「イ」「ロ」「ハ」「ニ」「ホ」 篠原「イ」「ロ」

山武市 蓮沼「イ」「ロ」「ハ」「ハ」「ニ」「ホ」
いずれも、終わりまで続かず、八街の「へ」が最長である。

長生村は、一松(ひとつまつ)甲 乙 丙 丁 戊 だ。

 1月5日、日本経済新聞文化欄に十二支の地名を持つ、宮崎県延岡市北方町が紹介されていた。
子から始まり亥で終わる地名が時計回りに続くという。そこで、八街市の場合を地図で調べると「い」から「へ」まで、時計回りになっていた。この回りかたを話題にしたら、九十九里の友達が、「死者を墓に送る時、自宅の庭を左まわりに回ることになっているがそのことと関係があるのでは?」といった。
 この回りかたの問題は、別テーマとなるが興味をそそられる。