初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)    植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-03-11 00:14:47 | 植物の名前

 

年数重ねてショカ園では猛烈な繁殖。

あたかも風にも乗ってるのではと思うようなところにも。

この種の中ではいちばん。

なぜ他の仲間のように日本中に広がらないのか謎。

野生の子、ホシノヒトミやフラサバソウの群生と、

部分的に境界が重なるようすも観られる。

一方的に駆逐していくのではないが、

ショカ園同様、この子が圧倒的なシェアになっている。

 

 

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。

花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

残念ながらホシノヒトミのようなうつくしい別名はないようです。

コゴメホシノヒトミだったらいいですね。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

 

1cm巾側溝脇植物園に侵入。

ここから流れた先には東京湾岸地帯が。

 

 

 

 

アーカイブ。

11月下旬。 気づくとこのようす。これからが長い。

 

12月初め。

 

1月下旬。

 

 

3月中旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

標準和名に、役に立たないことを、

犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

フラサバソウ

オオバコ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10~30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は4~5月。

難を逃れたうつくしいなまえ。