現在メジャーＳＦジャイアンツに在籍する右投両打の外野手です。2003年から2005年の途中まで、マリナーズでイチローの同僚としてプレーし3割近い打率を残しています。打撃に関してはあまり長打力はないものの、ここ数年は二桁の本塁打数、出場試合数以上の安打数を稼ぐ等。非常に安定しています。しかし彼の打撃スタイルには大きな欠点を感じます。左右の打席共、ヒッチする傾向が見られます。この為速い球に食い込まれる事と、もう一つ鋭い打球を打てないのではないかと思います。脚も結構俊足で、20盗塁以上は十分期待出来る選手です。チームの実情次第では上位打線、或いは下位打線いずれでも貴重な存在となり得る選手です。しかし俊足の割に，守備勘が悪いのか、守備範囲はさほど広くはありません。更にこの選手の最大の欠点はかなりの弱肩です。肩の弱さで知られるあの松井秀喜以下かと思われます。彼からの送球は殆どが山なりであり、中継の野手が思いっきり、彼の方へ走って行くシーンを何度か見たものです。2006年のＷＢＣで、あの世紀の誤審に繋がった場面でも、普通の外野手ならタッチアップしない程の、浅い外野フライだったのですが、彼の超弱肩を知った上でタッチアップしたのでしょう。しかしもっと彼の肩の力を解っていたなら、ゆっくりスタートを切っても間に合ったでしょう。そうしていれば、タッチアップが早すぎるという誤審もなかったかと思います。
通算成績 1452試合 1569安打 104本塁打 586打点 193盗塁 0.288
通算成績 1452試合 1569安打 104本塁打 586打点 193盗塁 0.288