昭和52年から60年まで、読売ジャイアンツの一軍に在籍した右腕投手です。甲子園では活躍したものの、所詮それ止まりの投手と思います。球速、球の伸び、切れ、制球、マウンド度胸、どれを取っても全く秀でているものはありませんでした。更に非常におとなしく、力感のない、腰の捻りの少ないオーバースローの投球フォームと相俟って、打者としては、非常に相対し易い投手だったと思います。多分昭和56,57年頃だと思いますが、系列の某スポーツ紙が、当時最速144kmの彼の速球は、近い将来150kmに達するなどと、馬鹿げた記事を掲載していたのを、妙に記憶しております。兎に角このチームの選手に関連する、系列紙の記事程、異常に誇張した記事は、現在も多く見かけられますが、新聞の信憑性すら疑ってしまう程です。
通算成績 215試合 51勝42敗 防御率 3.83 492奪三振
通算成績 215試合 51勝42敗 防御率 3.83 492奪三振