トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

猪の破壊を防ぎたい

2015-12-03 | 水辺環境の保全
 季節外れの刈り払いになった。夏の間、侵蝕者からの破壊を少しでも防止したいからあえて刈り払いはしなかった泥水池だが、枯草となってしまった状態を維持すると間違いなく猪の標的になる。体験的に猪は湿った部分、腐植質の多い部分などを毎夜掘り起こしている。その点では水辺は格好の標的なのである。
 獣害が無かった頃は刈り草はそのまま腐食させる対応で構わなかったが近年は嫌でも「場外運び出し」を励行し被害の軽減に努めねばならぬ。一方で小さな生物の環境保全の観点からでは「誤り」になってしまうのだが綺麗ごとは避け「環境破局」にならないための苦肉の労作である。
 レーキで刈り草を集め持ち出したが会友のY氏が手伝ってくれたので難なく一日で泥水地は終了した。残りはトンボ池周辺にもう一日必要である。
 レーキで枯草を集めていた時の事、水面に落ちた刈り草と一緒に既に水中に没していた枯草を引き上げたのだが、この中に大型のヤゴ多数、ホトケドジョウなども引き上げてしまった。当たり前と言えば当たり前で、今期は大型のヤゴが多いように感じている。結果として水中の植物体の引き上げは断念した。
 泥水池№5付近     沈泥池および№3付近

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