トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「マルタンヤンマの産卵とマユタテアカネのテネラル」

2024-08-07 | 小父のお隣さん

 吐水口での流量測定を済ましてから流路に添って水域の見回りをしたのだが棚田部でマルタンヤンマの産卵個体を発見した。写真をと思う間もなくシオカラトンボの攻撃にあって飛び去ってしまった。今期の初見だとばかり思っていたのだが記録表を見ると丁度1カ月前の7月7日にS先生が視認して姿を見ていた。まあ、今期2回目の出会いだ。

 水路を通る途中でマユタテアカネのテネラルをも見たけれど止まったところが沢を隔てた高いところなのでボケないサイズで撮影したけれど、逆にスポット焦点能力が悪いタフカメラで「それとわかる解像度」だ。マルタンヤンマもマユタテアカネも発生する個体数が少ない様に感じている。勿論、密度計測なんて芸当は行わないし、この猛暑下では「時折見回り」程度のフイールドだから参考にもならないのだがギンヤンマも今期はまだ出会い無しだ。


昆虫スコイぜ!二点位置流れ「ジャコウアゲハの産卵」

2024-08-07 | 小父のお隣さん

 待ちに待っていた!と言うよりウマノスズクサの除草をしてくれる存在としてジャコウアゲハを歓待したいのだが昨季から飛来数が大減少して、当然幼虫も少なくウマノスズクサは大繁殖である。それでも今期は昨季と異なりぽつぽつと飛来して産卵をしているようで幼虫の姿は探せは途切れずに1~2頭は見いだせる。

 熱中症予防で警戒アラート発表中は自宅蟄居謹慎なので、それが幸いしてか今期二回目の産卵のために飛来したジャコウアゲハを撮影できた。ジャコウアゲハの産卵しようとしている個体は飛び方はゆったりだけれど接近者には敏感で逃げ去り易い。結局はあまり接近しないで「それと判別できる距離」での撮影で済ました。庭のあちこちにはいくつかの繁茂株があるのだが既に終齢となった幼虫も居て葉裏を探すのも暑い最中ではあるが一服の清涼剤だ。

 今の処、黒白の色彩の個体は出ておらず茶系の個体だけなのだが「どう異なるのか⁉」は全く分からない。カマキリにも緑系と茶系があるように、体色の違いは個性でしかないのかどうかまでは承知していないのだが環境要因でもなさそうだし…これで今夜も眠れない・・・。