トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ハグロトンボ初見」

2024-08-03 | 小父のお隣さん

 ハグロトンボはフイールドの環境では発生しない種なので初見と言ってもビジターであるから「来たか…」程度なのである。記録表を見ても今までの初見日の記録はしておらず、そもそも記録したところであんまり意味がない。今期はダビドサナエもミヤマカワトンボもマルタンヤンマも出会ってはいないのだがマルタン以外は昨年と一昨年の集中豪雨による里部の生息河川が激変した事などで発生しなかった可能性もあるのだが、発生河川のパトロールまでは小生の活動範囲ではないので確かめてはいないが恐らく流亡したのは間違いない。

 ただ、同じ環境下で発生するハグロトンボを確認できた事は現在、姿を見せないビジター種の回復の兆しとして期待はする小生である。そんなこんなで「ようこそ、ようこそ」とばかり数枚撮影したもののいつも通り使いない画像が多くてタフカメラの限界と言うか弱みを感じてしまう。

     


ミソハギ満開

2024-08-03 | 今日は真面目に

 水域のミソハギが満開になっている。少年時代、郷里でのミソハギは「盆花」と呼ばれていて開花する頃には水田の用水路脇に野生状態の花を切り採りに行ったものだったがフイールドのミソハギは有用種として株分や移植を繰り返し増やした植物である。この開花の時期にはミツバチやクマバチの羽音が煩くなるほど集まる時もある。

 数年前からタイワンタケクマバチが訪れるようになって、これは外来種ではあるけれど真竹の間引き稈を束ね立てて巣箱代わりにしているのだが今の処は全く使用する形跡はない。新しい竹材でも無くなっているのでいつかは利用するだろうと思ってはいてもタイワンタケクマバチの好みや希望などは知らない小生なので「何か気に染まない環境か⁉」と思っている今日この頃だ。

 まあ、そんな親切で思いやりに溢れた孤爺の胸の内などにはお構いなく、この日もハチたちは忙しそうだった。この水域空間もトンボの、特に大型トンボが回遊し易い様にミソハギなどの間引きが必要だと思いつつ連日の猛暑振りで外出も控える状態であるから手入れは遅々として進まず自宅謹慎蟄居中と言えど自宅周りの草抜きも手抜き状態であるので草ぼうぼう苫屋となっている。まあ、この暑さであるからして暑さから逃亡しやるべきことも手につかずボーッとしている坊主頭の孤爺なのであった。