トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

取水地のカジカガエル

2024-08-15 | 小父のお隣さん

 一週間に5日も取水地詣でをせねばならず強制排砂も強制通水も行って「何でこんな熱中症警戒アラート出ずっぱりの中、命を掛けねばならないのか⁉」と自問したのだが痔門が汗の為、ムズムズするだけで回答は出ず自前だった、が出るものは良く出ている日々なのである。あのーびろうなお話ではなく汗の事ですよ。自問しなくても回答は平易だ「水守せねば水域生物の命は存在しなくなる。ひいては食物連鎖が成り立たない」と極めて単純明快だ。

 さて、糞暑くなるだけなので涼やかな話題をひとつ。強制排砂の作業中、玉石の上に目か行ったのだが鬼太郎パパでなく、そこにいたのはカジカガエルだった。この沢にカジカガエルが生息しているのは何回か個体を見ているので知ってはいたが姿を見るのは年に1回も無い貴重な出会いなのである。カメラを構えつつ近づきながら何枚か撮影した。アップした写真は「これでいいか!」と久しぶりに満足した写真になった。

 まあ、この一週間、糞暑い最中にセッセッセヨイヨイヨイと作業に励んだので水神様がご褒美をくれたのであろう。ヨイヨイからも守ってくれたしオニヤンマは途切れもせず近くを往復しているしミンミンゼミは鳴き通しだし大汗は出っ放しで下着まで濡れそぼっているし、カエルの一匹くらい見せたって減るもんじゃなし、ねえ。しかし何だねえ、出水するたびに様相の変わる沢筋のどこで繁殖しているのか⁉と考えればまた眠れぬ夜になりそう。仕方が無いから精神安定のため紫蘇ジュースでも飲もう。牛乳を飲むほど子供では無いし・・・。