トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

こんなところにポツンと一匹

2024-08-28 | 小父のお隣さん

 先日の事、前日から未明にかけ200mmを越える豪雨となったのだが、これは観測地点の数値で小生の居住地域での心証はそんなに降ったと思えず早朝の避難を呼びかける同報無線にびっくりしたのだったがしゃっくりは出てはいなかったので役立つはずも無し。雨量を考慮するとフイールドの水見回りを行いたかったものの雲行きが怪しいし降雨の予報もあったので降られても逃げやすい庭の夏草を削る事にしたのだった。

 まずは玄関前に電気蚊取りをセットし携帯用蚊取り線香も二つ用意しひとつはベルトに装着だ。でなんとかほどほどに草抜きを終え玄関に入ろうとしたら動く何かが目に留まった。それは2cmほどのカエルの幼体だったのだが「何で⁉」が正直な印象だった。今期はニホンアマガエルの鳴き声さえしなくてそれはそれで良いのだけれど発見したカエルはニホンアマガエルではない。ヌマガエルかツチガエルに似ているのだが近所に水場も無い住宅地の中である。庭の池で発生したと言う事は考えられるけれどたった一匹しか目に止まらなかったのも奇怪である。

 宅地4軒ほど離れてN川があるが常時流れがある川でも無し、カジカガエルは繁殖していても他のカエルの存在は知らないのだ。カジカガエルの幼体が山に入る頃なので、その迷子カエルかとも一瞬は思ったけれど皮膚の状態から否定できるだろう。恐らくこの蛙だと思うのだが玄関わきに苔三尊として水盤に生けた時期に水盤内にいたのを見ている。その折は15mm程度だった。この猛暑の中、生きながらえていたのだから丈夫なカエルなのだろう。それにしても近くに池があるのに池から離れた玄関付近にウロウロしているのは何故だろうか?。これで今夜も眠れない・・・。