トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨に飽きれば…

2018-07-03 | 今日は真面目に
 雨が続くと退屈も続く。テレビ番組などは金太郎飴で裏方の出来不出来を比較するくらいしか楽しみがない。
 この日もコピーしたような双子の様な番組を切り替えつつ思ったのは「そうだ協徒となろう」で、「えひめAI」を作り、養成中のポット苗をサポートする事だったのである。

 決まれば早い。雨の中、スーパーまで出かけ材料を調達し、何時もは5ℓ作成なのだが今回は10ℓと決めた。液体は植物への健康保持液として用い、発酵後の澱は二枚貝の餌として利用するためである。
 そのため材料のヨーグルトは豆乳ヨーグルトも併用し、玄米甘酒をすりつぶした液体も用意した。酵母やイースト、乳酸菌や納豆菌など加えて発酵させる必要があるものの、二枚貝の餌として動物性材料(牛乳)などの割合を減らしたかったからだ。
 糖分はキビ糖を用いミネラル分を保持、少しだけ岩塩も加える。「塩加減」と言うけれど、これはレシピにはない小生の鼻薬なのである。

 公表されている配合率に合わせ混合したが、加える水を水道水としなかったのが今回のミソで、池の水を使った。成分として不都合がある訳でもないだろうが、塩素を含まない水の方が微生物の働きを阻害しなくて済むだろう。

 タンクに投入し揺すって撹拌した直後から炭酸ガスの発生が始まる。ガス抜きをするため大気中に放出する必要があるけれど開放状態ではコバエが入り品質を落としてしまう。そこで蒸し布をタンクの穴に詰め軽く栓をした。これでタンクの爆発とコバエの侵入は防げるはずだ。
 この時期は加温をせずとも発酵終了まで微生物は働いてくれるから、夏に向かう雨の一日の暇つぶしには丁度良い。
 何はともあれ、寝静まると聞こえる発酵中の「サー」という音に癒されるのは小生だけか…。

 左下から甘酒・ヨーグルト・イーストと砂糖  ➡   投入し攪拌混合、熟成を待つ

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