トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カラスザンショウの風倒

2024-07-17 | 今日は真面目に

 予報に反して猛暑日が3日続いたと思ったら一転して12時間雨量150mmとはただただ呆れるばかりなのだが身体髪膚はもうすでに呆けているから他人から見ればいつも通りなのであった。しかしながら孤爺としては短時間雨量と一時だが強風も吹いたので翌日の曇天を幸いとして水見回りに出かけた。吐水量は安全圏のように見えたが水源地までは足を延ばさなかったので安心してはおれない。崖下の排砂弁の操作は降雨の後は遠慮した方が無難である。いつ何時、上部の崩落があるかどうか予断を許さない場所であるから。

 さて、吐水量は普段通り、水域全般も急遽手を入れねばならない状況は無かったものの、駐車場沢筋のカラスザンショウが倒れていた。根元を見れば直根部が破断しているし周囲に伸びた支持根だって法面の肩と言う立地では支えきれなかったに違いない。切断してから年輪を数えたらおおよそ15年生で幹回りの割には高さが有るのがカラスザンショウで風に弱いのは仕方がない。至近にあるもう一本は幹に多数の侵入被害を受けて今期は葉を出さなかった。立ち枯れと判断するしかないが伐採は先に延ばして倒木だけ先に処理した。

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 倒れた時に隣りのナンジャモンジャに掛かって地上に落下できなくて危険な状態だったから早急な処理はこっちが優先である。まずはチェーンソーの届く幹の中ほどで半分に切断して上部を地上に落とした。ここまでできれば後は刻むだけなので足元だけ注意すれば良い。曇天でも安定しない空模様で、時折は霧雨になったりポユポツ来たりして落ち着かない。それでも支障は無いのでチェーンソー作業を始めたついでにクワの樹の整枝も行ったのだが、こちらは片付けまで出来ずに撤退した。切断した幹と杭に良さそうな枝の部分は先々の予定だけれど絞り水溜まりの拡幅用材に活かす予定で作業を行った。今日、17日現在ではすでに据え付け済みで拡幅も終了している。カラスザンショウはもったいないけれど土留めの丸太を遠路運ばなくても良くなったので、これはこれで棚ぼたである。欲を言えば立ち枯れの方が倒れて欲しかった。


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