トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「三日月池のほとり」

2018-07-02 | 小父のお隣さん
 三日月池の周囲が鬱蒼としてきた。池の中にもカサスゲの侵出が進み面積の1/3近くを占有するまでになっている。このカサスゲは池に入り抜き取る必要があるのだが池の端を取り巻くように名濾す必要がある。言わずと知れた羽化台としての役割があるのだ。

 今回は池の周囲を刈り払っただけなのだが、キイトトンボ、クロイトトンボ、それに識別できないイトトンボが随所に見られた。イトトンボの数も種類も昨季以上の賑わいだから生息範囲が広がった事で絶滅のリスクは軽減している。

 三日月池は写真の様に日当りに恵まれていない。そのためジャイアンのようなシオカラトンボが縄張りを主張する事も無い穏やかな生息環境でもある。クロスジギンヤンマやヤブヤンマの繁殖場所として見ていたが、イトトンボも入ってきたのは喜ばしい。
 そのうえ、昨季まで悩まされていたウシガエルがいなくなったようで、このまま鳴き声も無く夏が過ぎてくれれば更に目出度い。

    判別不明、尾端が大きい       クロイトトンボの2カップル。ダブルデートシーンは珍しい


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