トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「ユズ風味プレーンクラッカー二種」

2021-12-14 | 何よりの楽しみ
 フイールドのユズが落果し始めている。放置しても腐るだけだから収穫した。用途を考えても「ユズ湯」程度しか浮かばないのだが玄米粉もあるし薄力粉も残っている。「ユズ風味のクラッカー」仕立てではどうなるのだろうと三時のおやつ用に焼いてみた。当初は玄米粉だけのつもりだったのだけれど試食すると苦味がある。柑橘系の皮には苦み成分があるのは知っていたけれど、入浴用に使っているだけでは苦味までは記憶しない。
                玄米粉(薄力粉)   100g
                オリーブオイル    大さじ1
                塩          小さじ1/3
                牛乳          50CC
                ユズ皮         30g
                砂糖         大さじ1(薄力粉のみ)

 苦味を消すためと食感の違いを知りたくもあって薄力粉でも試作したのだが、こちらは砂糖大さじ1杯が入った。試食したら苦味は分からなくなっている。ユズの風味は玄米粉より薄力粉の方が露わだったし、見た目のクラッカーらしさも薄力粉の方が勝る。玄米粉の方は「お米の透明感」が現れ、少々クラッカーもどきと言う風情を醸し出す。軍配はどちらだろう、食感の好みで決まるのだろう。

 ユズの皮は千切りにし牛乳と一緒にフードプロセッサーで粉砕したのだが、たまたま見ていた「和菓子」のビデオでユズやレモンの皮を摺り下ろして使っていた。このやり方は思いつかなかったのは習熟していず俯瞰的に把握も分析も出来なかった事に由るのだろう。まあ、経験値の乏しさ、これに尽きよう。

 今回、新たに加えたのは生地を伸ばす時の枠である。3mmの薄板で枠を作った。この中で延ばして枠の目印でカットすれば4cm角に切れるという目論見で、包丁目だけでシートごと焼き皿に移せる大きさになっていたが、今回の分量では少なすぎた。粉の量を120g程度を使わないと満たされないようだ。
 しかし、やってみると目論見とでは異なる。枠を使わずビニール袋の中で封じ込めて伸ばした方が端の形成は綺麗に行くのかもしれない。これもやってみなけりゃ分からない・・・。

       玄米粉のクラッカー               小麦粉のクラッカー

*今日の一句「望郷」

2021-12-14 | 感じるままの回り道
                初雪や融雪道路の哀れかな