12月に入れば今期のトンボ見納めがいつになるかが愁眉の的である。フイールドで見納めになる場所は定位置があって、他の場所は日照が届かなくなったり、届いていても吹き曝しだったりで姿は消えている。トンボ池の一画、六畳~八畳程度の日向が唯一望める場所なので、とにもかくにも気温が上がった頃を見計らい脚を運べば済むのである。
今日9日、帰宅前に立ち寄っても飛翔するのは稀になっているから丹念にゆっくりと地上付近の日溜まりを探していくしかないのだった。採餌のために飛翔した一匹の姿を認め着地した付近を捜したがなかなか発見できない。乱視と遠視と視覚中枢の老化によるのだろうが、相手は枯葉の上だと紛れもなく迷彩効果があるのだ。ようやく確認できたマユタテアカネはこの個体だけであった。
マユタテアカネより視認できた数は多いのがオオアオイトトンボで、多いと言っても片手で済ませられる数しかカウントできなかった。それでもまだ連結体がいる。どういう訳かマユタテアカネの連結体はオオアオイトトンボより早く消えてしまう。このカップル、目出度く受精が出来たとしても果たして樹皮に産卵できるだけのスタミナを持っているのだろうか。全く無縁の他人事ながら気になる小生であった。
写真を見ていて初めて気が付いたのだがメスの翅は閉じられている。ほとんどは広げて止まる習性なので珍しい。
今日9日、帰宅前に立ち寄っても飛翔するのは稀になっているから丹念にゆっくりと地上付近の日溜まりを探していくしかないのだった。採餌のために飛翔した一匹の姿を認め着地した付近を捜したがなかなか発見できない。乱視と遠視と視覚中枢の老化によるのだろうが、相手は枯葉の上だと紛れもなく迷彩効果があるのだ。ようやく確認できたマユタテアカネはこの個体だけであった。
マユタテアカネより視認できた数は多いのがオオアオイトトンボで、多いと言っても片手で済ませられる数しかカウントできなかった。それでもまだ連結体がいる。どういう訳かマユタテアカネの連結体はオオアオイトトンボより早く消えてしまう。このカップル、目出度く受精が出来たとしても果たして樹皮に産卵できるだけのスタミナを持っているのだろうか。全く無縁の他人事ながら気になる小生であった。
写真を見ていて初めて気が付いたのだがメスの翅は閉じられている。ほとんどは広げて止まる習性なので珍しい。