goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

干支のプルトイを作る 1

2018-12-25 | 何よりの楽しみ
 1月末の「森の市」に出品する玩具にプルトイの猪を用意したくて作り始めた。杉の厚板を「何かに使えるだろう」と持ち続けて、ようやく用途が見つかった。
 杉材の赤茶色と荒い木目が何となく「瓜坊」を彷彿とさせる雰囲気が出るだろうと独り気が逸るのだけれど工作ばかりに集中も出来ずなかなか進まない。

 これでは終わらないと屋外作業日和りに自宅で工作に入った。デザインを決め糸のこ盤で切り抜き本体5個分が採れた。車輪にする材料を思案してみたが、結局はブナ材の切れ端を丸く切り出して木工旋盤で円形にした。
 中心に軸孔を開けられれば加工も速かったのだが、走る時の上下動を表現したいから偏芯軸にする。これで中心部に固定具を使えなくなりサンドイッチ式で挟み込み削る。

 残りの加工は軸孔と軸の加工と合わせ、本体部の角を落として丸みを付ける作業とオイルフェニッシュとなるのだが、どこかで1~2日使わなばならない。年内に完成させたいが、どうなるやらだ。イベントは矢のように迫っで来る。
 先日、正月を済ませたばかりのようにも感じるが新たな正月は目前になった。「老人の一日は長く一年は短い」とはよく言い得たものだ。まあ、「光陰矢の如し」増して「猪突猛進」では小唄も出ない…。

 イラストより形作り   ➡    糸のこ盤で切り出し

                 車輪の切り出し   ➡    旋盤加工