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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

タゴガエルの快労同穴

2018-12-14 | 感じるままの回り道
 林道擁壁にある水抜き穴をタゴガエルが愛の巣にしてくれるようになってから久しいのだが、ここ数年はその愛の巣が減ってきた。例年、お見合い期間が始まる前に整えようと思いつつ時期を逸していたのも優先事項でないだけに手つかずだった。

 この日はたまたま作業道具として4尺のバールを携行していて水抜き穴に目が留まった。「バールで突けば良いではないか…」となったのである。それまでの思考回路は「40φのドリルを手回しで送り込む」か「パイプで突く」かでしかなかった。
 手回しドリルでは深さが不足で、パイプ突きでは非力に思えて手を出しそびれてもいたのである。今回、バールを突き立てたら結構の長さを貫けて十分な手ごたえがあった。

 水抜き穴全数を行う必要もなく、絞り水が通じてくれるところだけしか利用しないので、そのような穴を重点的に貫いてみた。場所によっては石に当たったりして挿入できない場所もあったものの総じて奥行きを伸ばす事が出来たと言える。
 前かがみで突くのは苦もないけれど抜くのが大変な時があって、どちらにしろ、こんな酔狂な事を昼日中にやっているようでは「ついに来たか…」と思われるだけだろうが、暗がりで行っていたら通報ものか。まあ、お山は平穏、六根清浄、不毛は根絶、お腰は悶絶・・・。だってぇ、愛の巣だもん…。

     突き立てて奥行きを稼ぐ。白い傷は猪の爪痕  ➡   少しは通りが良くなった…