goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

三度でも変わらん…負け戦

2018-12-15 | 小人閑居して憮然
 シェルター部拡幅の折、水域内に崩され堆積していた土砂を浚い法面の補修も済ませたのに、いくばくも経たぬうちに威之志士様に損壊された。
 水域の深みが失われ居るはずのモロコの影も見えなくなった。自宅の水槽内のモロコは隅の隙間に折り重なって動かずにいるから、おおむね乱杭の隙間に隠れているのかもしれぬ。ただ水深が浅くなり過ぎたきらいがあるから法面の補修も兼ねて泥浚いをした。

 乱杭の周りは長靴で立ち入る事が出来るギリギリの深さに掘り込んだ。かようにして浚渫する量を増やさないと法面の補修が中途半端で終わってしまう。崩された土の一部は拡散してしまうようで、泥浚いだけでは復旧させるに足る量は不足するのが通例である。
 固い基盤層は粘土質なので直ちに威之志士様のご来臨は無いと思うけれど、冬場の浚渫は御免こうむりたいから忌避剤の残りを撒布する心算である。いくら人畜無害と標示されていても生物の活動期には控えていた忌避剤である。

 この忌避剤で効果が現れなければ竹酢液を撒布してみる。何かの拍子に目にした資料に「山火事の臭いがするから恐れて近寄らない」のが忌避剤として使える理由なのだが、小生的には眉唾で、現在所持しているから使ってみるだけ。
 「猪の忌避剤」は数多あって「狼の尿」や、今回散布した「なんとか」、小生的に用いた唐辛子粉末、ニンニクすりおろし液等々、どれも「効かない・・・」が心証だ。ところで来年は猪年だから、マジな追い払いをしてよいものかどうか、どちらにせよ「無駄使い」の「骨折り損」の結果は見えている。

 まあ、崩されても崩されても補修せざるを得ない現況は「三途の河原の石積み」と同じで負け戦である。でなければ「安寿恋しやホーレホレ、厨子王恋しやホーレホレ」と雀を追い払い続ける老母」のように終わりのない作業だ。一見せずとも阿呆に見える行いなどはデジタルやデスクワークが代用する事は叶わず、それ無くして人々の生活が成り立つ事はない。

 掘り上げ補修前  ➡   終了        ついでに温水田の堤も