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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

廃棄量の方が多い…

2018-12-20 | 感じるままの回り道
 一月の「森の市」に向け出品物の制作を開始した。11月の「里山祭り」は御輿を担ぐ連が無く世話役が腰を上げなかった。まあ、かように高齢化したと言えるのだろう。
 そんな何やで着手が遅れ作業期間は一カ月しかなくなって、フイールド作業を返上して取り掛からねば片付かない。午前にフイールド作業、午後は自宅で工作が順序としては無駄が無いのだが、午後には庭に陽が当たらなくなる。吹きっ晒しの縁台での作業は好みとは言えないのだ。

 しかしながら陽の当たる午前だけを工作に使うと午後からフイールドでは「どうも…」てな感じになって、朝から工作を始めれば午後も3時過ぎまで凍えながら工作をする事になる。現在は「動物積み木」をジグゾーで切り抜いているのだが目標の半分、80体で既に肥料袋いっぱいの切れ端が出た。
 材料にしているブナ材は前回の「森の市」終了後、隣地の木工所から端材を頂いておいたもので、一辺が10㎝程の三角材である。何に使えるかは思慮の外だったけれど、とりあえず確保しておいた材だ。押し詰まってようやく「動物積み木」に固まったけれど、手元にある型では大きくてサイズダウンして制作している。これが切り抜く時の手間の素になってしまい時間を要している。
 元の型は糸鋸の取り回しを考え小さなカーブは糸鋸を操作しやすい大きさにしてあったけれど縮尺した結果、切り出しの操作性が悪くなってしまった。

 怪我するのも何だし、端材そのものがギリギリなので入り組んだところは目打ちて押さえつつ糸鋸を進める。固定も確実だし振動も減少する。
 この日はようやく半数に達したけれど材が切れて中断。拠点道具小屋まで取りに行かねばならない。廃棄量が嵩張って多くなってはいるけれど、積み木に転用しなければ産業廃棄物として焼却処分になった材だから、少しは資源の有効利用になっただろう。