巡回の途中、水溜りを飛び越えようとしたらオオスズメバチが飛び上がった。水を飲んでいたらしいが一目で「女王蜂だ!」と判る大きさだった。不意打ちを喰らったのは小生も同じで、ビックリして刺されるのを一瞬覚悟したが一瞥もしないで直ぐ横の草の上に着地した。
そうなると「接近して激写!」なんて良からぬ煩悩がムクムクと湧き上がってくる。結局、1メートルほどのところまでカメラを近づけたが、それ以上は無理だった。
緩慢な動作なら最接近も可能と理解はしているが、相手は最強生物だからやはり怖い。今回も飛翔音が静かだった。働き蜂や春先の越冬明けの体と異なり、栄養も手入れも性能も格段に規格が良好な機体でいるのだろう。
穏やかな小春日和だったから陽だまりで昼飯を食べていたらイトトンボが飛んでいる。アキアカネも「ブブッ」と音が聞こえたと思うと帽子や肩に止まってくる。原っぱを見ればシジミチョウやタテハチョウが飛翔していた。最高予報気温18度の日中では結構昆虫の姿もあるものだ。