『色薄き黄葉なれども心地よき見つめて飽きぬ山の湯の午後』
『菓子袋音だけ聞こゆ大広間皆声も無く体休めり』
雨天曇天と連日続いたのでさすがに退屈してきた。結局、思い立っていつもより遅めの時間だったが日帰り温泉入浴にでかけた。昨日に出かけるつもりだったのだが「大雨注意報」がでたから林道の奥山まで出かけるのは遠慮いたした次第。
さすがに山間部は紅葉が綺麗だ。紅葉情報では散ってしまったところも多く伝えられるが、道中はそこそこの紅葉鑑賞ができた。
湯は予想に反してガラガラだったから独占状態であった。考えてみれば晴天ならともかく、雨続きで連日の肌寒さでは出かける気にもならないのだろう。暖房はまだしてなかったので湯上りはさすがに寒くなって早々と退散。
近辺だけでなく、紅葉が散る前に新築なった秘境の温泉に入ってみたいと思うのだが片道二時間半では気が引けてしまう。贅沢に一泊するか(四千円)。
斬った張ったは 前世の遺物
立てる算段 どこにある ハア コリャコリャ 弥生姐さん
荒れ放題民の行く末そのままに赤い億山秘境の漢奸 亡念魁
ここかしこ浪費横行孔子様四絶示す奸漢悶絶 蟻婆
七重八重渡り盗り貼り備え良し 奸良
人知らず人のいしずえ落葉喰う 草鞋虫
人知らず民のいしずえ税を喰う 芯虫群
人知らず我の煩悩泡を喰う トロル
『フゥー、これでやっと眠れ…ます 』