goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

植樹の準備

2009-11-08 | 今日は真面目に

                   Photo_5            Photo_6

 一週間後の苗到着を前に植樹面の草刈りを行った。昭和の頃は瓦を焼いていた材料を取ったとかで地盤は粘土質だ。平坦部はコンクリートや瓦、レンガ等の産廃埋設場所で隠すための覆土 がしてあるだけ。

 当然、植物が生長するには難しい地盤だが自然実生の樹木はそれなりに育っているから根付くことを期待して植栽する。植えた後は木の生命力に委ねるしかないが、植栽するための穴を掘るのは今からうんざりしている。

 硬い粘土質を掘り穿つのは大変だ。その上、このような穴に植えた苗木は活着も初期成育も悪いのだが、だからこそ先んじて植樹…そんなとこだ。

 それはともかく、平坦部までは植栽する本数は無いのだが、春のタンポポ原を期待して軽く刈り取って刈り草は集積した。昨年ごろからタンポポの群落が美しくなっている。幼児を連れた親子がタンポポの中で食事をしている風景は「満足!」の一言に尽きるし「報われた!」と感じる風景でもあるのだ。

Photo_8 『立冬やホトケノザ咲く大根畑』

 「冬来たりなば春遠からじ」を実感した。ふろふき大根に「おでんの粉」をかけて食べたくなった。


感覚感性は主観

2009-11-08 | 感じるままの回り道

 『足先の尚冷たきに生姜湯』

 『丸まりて毛布ほしいが丸のまま』

 『秋寒となれば離せぬ五本指』

 『秋の夜も寒き日中も鳴き通す』

 こおろぎが一日中鳴いて久しいが 立冬ともなると耳を澄ましても聞こえてこない

 鳴き声はもの哀しい思いで聴くも  彼等が哀しみを奏でている訳ではない

 雄が来れば威嚇的に  メスが来れば優しく奏で分けているとの事だが

 私はまだ聞き分けられないでいる