一週間後の苗到着を前に植樹面の草刈りを行った。昭和の頃は瓦を焼いていた材料を取ったとかで地盤は粘土質だ。平坦部はコンクリートや瓦、レンガ等の産廃埋設場所で隠すための覆土 がしてあるだけ。
当然、植物が生長するには難しい地盤だが自然実生の樹木はそれなりに育っているから根付くことを期待して植栽する。植えた後は木の生命力に委ねるしかないが、植栽するための穴を掘るのは今からうんざりしている。
硬い粘土質を掘り穿つのは大変だ。その上、このような穴に植えた苗木は活着も初期成育も悪いのだが、だからこそ先んじて植樹…そんなとこだ。
それはともかく、平坦部までは植栽する本数は無いのだが、春のタンポポ原を期待して軽く刈り取って刈り草は集積した。昨年ごろからタンポポの群落が美しくなっている。幼児を連れた親子がタンポポの中で食事をしている風景は「満足!」の一言に尽きるし「報われた!」と感じる風景でもあるのだ。
「冬来たりなば春遠からじ」を実感した。ふろふき大根に「おでんの粉」をかけて食べたくなった。