28日(土) 今日も暖かな日和だった。こんな時は昆虫の飛翔も増えてくる。蝶やトンボは必ずと言っていいほど陽射しをいっぱいに受ける姿勢で止まろうとする。身体を温めないと動きにくい気温になってきたと言えるが、蝶の仲間は羽の痛みが目立つ個体が多くなった。
ほとんどが色もかすれて羽根の周囲は千切れているものが多い。「良くぞ使った」と言わんばかりの尾羽打ち枯らした姿だ。バッタ類は大きな茶色い個体だけがみられる。
そんな一方では早くもタンポポが花を見せて来た。これから花を上げてくる株は増えていくのだろうが、来春の原っぱはどんなタンポポ原となるか楽しみでもある。季節の移り変わりだけでなく命の循環を感じないわけにはいかない原の風景だ。