『高貴なる衣色なり石アケビ』
紫に色付いても五葉アケビは実が小さく硬い
三つ葉アケビだと大きく美味しいのだが、この地には少ないのだ。
アケビの味は上品で極上の和菓子のように思えるが
種が多すぎるのが難点だ。
種無しアケビが出来ればスイーツとして一級品になるのだが、と
常々、思っては食べ、食べてはまた想う。しかし、もうシーズンはおしまい、来期までお楽しみ。
『母に懸け慈しみても離されて瞬く間でも腕に欲しき』
『世話すれば心地よき顔かのように世話すでになく良き顔もなし』
『父母の胸傷癒えたりし世間には家に戻ればよすがボロボロ』
『堪え絞る生老病死は定めでもいつか果て無き遍くひとつ』