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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

虚無とならねば

2009-10-25 | 合混で闘作すれば

 逢えば幸せ 別れて寂し

   いつか寂聴 無で一つ ハア コリャコリャ           弥生姐さん

 煩悩の幾山越えて尽きぬ峰百迷山じゃ八つは不明       阿邪梨

 厭離穢土稀有してみてもオンリー穢土                           無邪鬼

 虚無に生き死して虚無なり南無観世音                        山逃蚊

 先見れば来た道ほどに足らざれば一期一会の寂寥感よ     トロル

 生は一度南無阿弥陀仏愛し子よ                       母声                           


今日は母の33回忌

2009-10-25 | 今はうたかた

『稲を刈る手を止め伸びて母探すお櫃背負いた姿は遠き』Photo_3

『婦人会ワインを飲みて酔うた母畳に伏すを不思議に見やる』

『母の里沢音高く目が覚めて厩のトイレ行くに行かれず』

『里帰りサイダーの泡不思議なり今だ懐かしかの社の名前』

『棚田にてイナゴ逃げるを見つめれば祖母の作りし佃煮想う』

『台風の来る夜総出で稲掛を透く自転車回す我に飴玉』

『福祉への転職諌む母の文我だけに寄す不肖の息子』

『我が娘生まれて冬に母は逝く娘も既に三十路になりぬ』