『段々と近くて遠き秋の畑』
『秋山の一足ごとに空に溶け』
『山の畑登り果てれば空も秋』
『山の青海の青描くひつじ雲』
『極めれば息も絶え絶え秋の風』
『渋柿と知りつつ手入れ欠かさねど熟す頃合い烏が 引きぬ』
『緩柿を吸いて下りぬ落葉踏み』
『落ち柿を矯めつ眇めつかぶりつき』
『渋柿も緩み落ちれば甘露なり』
『渋い実も残る木あれば坊主あり』