業者がきて駆除した。殺虫剤を穴の中に噴霧して終わり。コガタスズメバチだったから「おとなしい」のだそうだ。大きさが似たようでもキイロスズメバチだったら襲撃されていただろうと言われた。
外した巣は貰い受けて標本にするつもりだったが、内部の個体を取り除くのに枝を持って振っていたら外れてタタキにたたきつけててしまった。これで巣は割れてしまい標本の夢ははかなく消えた。
働き蜂は帰巣したところで捕虫して潰したのを含めると17匹、女王蜂1匹だった。蛹の中に1個体だけ他の蛹より体格の良いのがいたが、恐らくこれは越冬する女王蜂となるはずの蛹だったろう。
今年は駆除依頼が多くて既に1800件を越えたのだとか。例年は1500件以下との話だった。午後は一度蜂を捕獲した巣の再捕獲にいくのだそうだ。すでに六百匹以上を網で捕まえたのだが残りを処理するのだとか。薬剤を使わないのは幼虫を食べるためと言っていたが、オオスズメバチの巣である。業者も「恐ろしい」と言ったので変な安心をした。