昨年から日本航空の飛行機が色んなトラブルを発生させて、各方面に迷惑と不安をかけているのは周知のこと。
一昨日は、バンコクから関西空港へ向かう日本航空機に離陸直後に異常が発生。
客室の原因不明の霧が発生し、あわててドムアン空港に舞い戻った。
調べてみると、潤滑油がリークしたためだという。
そして今日。
成田空港に着陸した日本航空機から部品が外れ、滑走路に散乱した。
直後に着陸した大韓航空機がそれを踏んづけてパンクした。
滑走路は30分ぐらい閉鎖されて、まともな滑走路が一本しかない首都の飛行場は混乱した。
折しも明日12日は御巣鷹山への123便墜落事故から20年。
このときの教訓をこの会社は活かせていないらしい。
いったいその原因はなんだろうか、と色々考えてみた。
というのも、私も出張で日本航空を利用する機会があるからだ。
で、その原因は、
一つ、「日本航空は半官半民で危機意識に薄いから」
構造改革時代の今日である、尤もな意見だろう。
二つ、「日本エアシステムとの強引な合併がダメなのだ」
これまた尤もな意見である。
国際線の日本航空と国内線の日本エアシステム。対立しても不思議でなはない。
しかし、なによりこの会社に悪影響を与えているのは、日本航空を好んで利用する「日本航空ファン」だろう。
私の得意先の社長で日本航空しか利用しない人がいる。
「ワシ、日本航空しか乗れへんねん。心配やろ?墜落とかしたら。」
墜落したときの保障費を心配しているのであればお目出度い。
墜落しない(ありえないが)エアラインを選ぶのが正常な考え方だ。
この社長と一緒に出張へ行ったことがあったのだが、このとき無理やり日航に乗せられた。
「社長、全日空にしましょう。着くの早いし、機内はきれいやし」
と説得したが、ファンの気持ちを切り替えさせることはできなかった。
戦前生まれの社長の頭には航空会社イコール日航なのかもしれない。
件のバンコクからの便は午前中にバンコクを経って、夕方関西空港に到着する。この便に乗ると一日まるまる飛行機の中で潰すことになるので、まともな旅行者は利用しないので知られている。
しかし、
「ワシ、日本航空しか乗れへんねん」
というお目出度いファンがいる限り、墜落することを前提に、利用者を無視して日本航空は飛び続けるのだ。
一昨日は、バンコクから関西空港へ向かう日本航空機に離陸直後に異常が発生。
客室の原因不明の霧が発生し、あわててドムアン空港に舞い戻った。
調べてみると、潤滑油がリークしたためだという。
そして今日。
成田空港に着陸した日本航空機から部品が外れ、滑走路に散乱した。
直後に着陸した大韓航空機がそれを踏んづけてパンクした。
滑走路は30分ぐらい閉鎖されて、まともな滑走路が一本しかない首都の飛行場は混乱した。
折しも明日12日は御巣鷹山への123便墜落事故から20年。
このときの教訓をこの会社は活かせていないらしい。
いったいその原因はなんだろうか、と色々考えてみた。
というのも、私も出張で日本航空を利用する機会があるからだ。
で、その原因は、
一つ、「日本航空は半官半民で危機意識に薄いから」
構造改革時代の今日である、尤もな意見だろう。
二つ、「日本エアシステムとの強引な合併がダメなのだ」
これまた尤もな意見である。
国際線の日本航空と国内線の日本エアシステム。対立しても不思議でなはない。
しかし、なによりこの会社に悪影響を与えているのは、日本航空を好んで利用する「日本航空ファン」だろう。
私の得意先の社長で日本航空しか利用しない人がいる。
「ワシ、日本航空しか乗れへんねん。心配やろ?墜落とかしたら。」
墜落したときの保障費を心配しているのであればお目出度い。
墜落しない(ありえないが)エアラインを選ぶのが正常な考え方だ。
この社長と一緒に出張へ行ったことがあったのだが、このとき無理やり日航に乗せられた。
「社長、全日空にしましょう。着くの早いし、機内はきれいやし」
と説得したが、ファンの気持ちを切り替えさせることはできなかった。
戦前生まれの社長の頭には航空会社イコール日航なのかもしれない。
件のバンコクからの便は午前中にバンコクを経って、夕方関西空港に到着する。この便に乗ると一日まるまる飛行機の中で潰すことになるので、まともな旅行者は利用しないので知られている。
しかし、
「ワシ、日本航空しか乗れへんねん」
というお目出度いファンがいる限り、墜落することを前提に、利用者を無視して日本航空は飛び続けるのだ。