本日の産経新聞夕刊を読んで、5月からTOEICの試験内容が変ることを初めて知った。
TOEICとはなにか?
知らない人のために記述しておくと「東京の駅弁で一番美味しーのなはなにか」という意味ではなく「Test of English for international communication」の略である。
このTOEICという英語力を試すテストの結果が最近の就職活動や会社内での昇進査定に影響するのだというのだから恐ろしい。
私の務める会社のように小さなところだと、このような特殊技能はあまり要求されることがない。
海外へ行くことがある、といっても多くの場合、会社の費用で出かけるのは社長や専務、常務といったエクゼクティブに限られるし、訪問する国も「中国」「韓国」「香港」が99%なので英語を話せてもあまり意味を持たない。
私のような平の管理職で海外へ行く機会といえば実費で海外旅行をする時ぐらいだ。
しかも私のような、訪問する国がいつも「タイ」「ベトナム」「ミャンマー」というような場所の場合、ほとんど英語は役に立たず、せっかくのTOEICのポイントもまったく意味を成さないのだ。
そのTOEICの中身が変わるというので、どういうふうに変わるのか気になって記事を真剣に読んでみた。
まず、これまでのTOEICは「アメリカ英語」中心であった。
確かに、TOEICのテストを受けるとリスニングテストでは映画やテレビで聞きなれた米語が流れてくる。
これはありがたい。
日頃親しんでいる訛りの英語に触れるのは高い点数を獲得するための必要条件だ。
ところが、改定後のTOEICでは、米語だけでなくイギリス英語やオーストラリア英語など、他のアクセントを持つ英語もリスニングテストの対象になるという。
これはもしかすると「ケッ、イギリス英語って、訛ってるやん、ケッ!」という一言に怒りを覚えたイギリス人の謀略の成せる業かも知れない。
英語はともかく豪語まで認めるとなると、やがて「インド訛りの英語」「テキサスなど南部訛りの米語」「シンガポールのシングリッシュ」「ロシア訛りのチェコフの英語」なども認めらるのではないかと気が気ではない。
リスニングがこんな調子なのでリーディングはどうかといえば、これも難しくなるそうな。
読解のテストはこれまでより長文になるそうだ。
長文と言ってもどれほど長文なのかは不明である。
今でも私はリーディングのテストで読み切れず、タイムオーバーになることが多い。にも関わらず、さらに長文の読解テストになるというのだ。
これではまるで「検査体制がおろそかで、輸入再開直後に禁止部位の脊髄の一部か混ざっていた牛肉を日本に輸出して『ごめんなさい、詳細な報告書を出すから許してね』と宣いながら500ページを越える『英文』の報告書を客である『日本政府』に提出した」どこかのアホ国家と変わらない。
ということで、産経新聞の記事いわく「駆け込み受験増加」とのこと。
なんとなく、わからんでもない。
TOEICとはなにか?
知らない人のために記述しておくと「東京の駅弁で一番美味しーのなはなにか」という意味ではなく「Test of English for international communication」の略である。
このTOEICという英語力を試すテストの結果が最近の就職活動や会社内での昇進査定に影響するのだというのだから恐ろしい。
私の務める会社のように小さなところだと、このような特殊技能はあまり要求されることがない。
海外へ行くことがある、といっても多くの場合、会社の費用で出かけるのは社長や専務、常務といったエクゼクティブに限られるし、訪問する国も「中国」「韓国」「香港」が99%なので英語を話せてもあまり意味を持たない。
私のような平の管理職で海外へ行く機会といえば実費で海外旅行をする時ぐらいだ。
しかも私のような、訪問する国がいつも「タイ」「ベトナム」「ミャンマー」というような場所の場合、ほとんど英語は役に立たず、せっかくのTOEICのポイントもまったく意味を成さないのだ。
そのTOEICの中身が変わるというので、どういうふうに変わるのか気になって記事を真剣に読んでみた。
まず、これまでのTOEICは「アメリカ英語」中心であった。
確かに、TOEICのテストを受けるとリスニングテストでは映画やテレビで聞きなれた米語が流れてくる。
これはありがたい。
日頃親しんでいる訛りの英語に触れるのは高い点数を獲得するための必要条件だ。
ところが、改定後のTOEICでは、米語だけでなくイギリス英語やオーストラリア英語など、他のアクセントを持つ英語もリスニングテストの対象になるという。
これはもしかすると「ケッ、イギリス英語って、訛ってるやん、ケッ!」という一言に怒りを覚えたイギリス人の謀略の成せる業かも知れない。
英語はともかく豪語まで認めるとなると、やがて「インド訛りの英語」「テキサスなど南部訛りの米語」「シンガポールのシングリッシュ」「ロシア訛りのチェコフの英語」なども認めらるのではないかと気が気ではない。
リスニングがこんな調子なのでリーディングはどうかといえば、これも難しくなるそうな。
読解のテストはこれまでより長文になるそうだ。
長文と言ってもどれほど長文なのかは不明である。
今でも私はリーディングのテストで読み切れず、タイムオーバーになることが多い。にも関わらず、さらに長文の読解テストになるというのだ。
これではまるで「検査体制がおろそかで、輸入再開直後に禁止部位の脊髄の一部か混ざっていた牛肉を日本に輸出して『ごめんなさい、詳細な報告書を出すから許してね』と宣いながら500ページを越える『英文』の報告書を客である『日本政府』に提出した」どこかのアホ国家と変わらない。
ということで、産経新聞の記事いわく「駆け込み受験増加」とのこと。
なんとなく、わからんでもない。