ここ十年ばかりの間に林立したシネマコンプレックス。
そのスクリーン総数が2317だという。
私の地元、大阪なんばの3軒だけを数えてみても22スクリーンもあるわけだから、これが全国となれば2000スクリーンを越えても不思議ではない。
かつて、大阪なんばの映画館は南街会館の5スクリーン、東宝敷島の2スクリーン、国際劇場の2スクリーン、千日前セントラルの1スクリーン、千日前スバル座1スクリーン、松竹座1スクリーン、浪速座の2スクリーン、道頓堀東映の2スクリーンの計16スクリーン(エロ劇場は除く)程度しかなかった。
現在はシネコンだけで22スクリーン。
昔ながらの映画館が8スクリーンあるので、実際は30以上のスクリーンがひしめいていることになる。
これだけ数が多いと過当競争になり、各映画興行会社とも客を呼び込むのにあの手この手を駆使している。
新聞報道によるとシネコン老舗のワーナー・マイカルが6本見たら1本タダというTOHOシネマズとまったく同じサービスを首都圏を中心に開始して、客集めを強化しはじめたという。
確かに私のような映画ファンは一本でも安く見られることは大歓迎。
ビデオソフトの普及で名画座が姿を消して、今や映画を見るためには一般的な入場料を払うしかない状態だ。
1本1800円の観賞料は大の大人にもチト高い。
だから観賞本数に応じて特典を受けられるのは大歓迎。
この特典で私は年に最低3本はタダ見をしている。
シネコンはかつての劇場と異なって画質が良い(一部劇場はデジタルだ)し、音質もドルビーデジタルにTHXと家庭では到底楽しめないハイテクを装備している。
おまけに昔の劇場と違って、客席の配置が洒落ていて前に座っている人の頭が気になるなんてこともない。
「すいません。もっと深く腰掛けていただけないでしょうか。頭、気になって画面が見えないんですけど」
と、かつて松竹座で文句を言われた私のような不愉快な体験もしなくていい。
ところが、これだけスクリーンがあっても私たち映画ファンを満足させない問題が露呈している。
それは、どこの劇場も上映内容が似通っているということだ。
前述のなんばの3館のシネコンは上映内容がほぼ一緒。
どこの劇場もお客を確実に集められる作品ばかりを上映したがり、ちょっとマイナーな作品はビデオにお任せ。
これでは過当競争にもなる筈で、もっと上映作品を選択してはほしい、というのは映画ファンの真面目な希望。
スクリーン数と割引攻勢の激増は、質より量の体質を作り、エンタテイメントビジネスには沿わないと思うのだが.......配給会社にそのへんのセンスはないようで。
そのスクリーン総数が2317だという。
私の地元、大阪なんばの3軒だけを数えてみても22スクリーンもあるわけだから、これが全国となれば2000スクリーンを越えても不思議ではない。
かつて、大阪なんばの映画館は南街会館の5スクリーン、東宝敷島の2スクリーン、国際劇場の2スクリーン、千日前セントラルの1スクリーン、千日前スバル座1スクリーン、松竹座1スクリーン、浪速座の2スクリーン、道頓堀東映の2スクリーンの計16スクリーン(エロ劇場は除く)程度しかなかった。
現在はシネコンだけで22スクリーン。
昔ながらの映画館が8スクリーンあるので、実際は30以上のスクリーンがひしめいていることになる。
これだけ数が多いと過当競争になり、各映画興行会社とも客を呼び込むのにあの手この手を駆使している。
新聞報道によるとシネコン老舗のワーナー・マイカルが6本見たら1本タダというTOHOシネマズとまったく同じサービスを首都圏を中心に開始して、客集めを強化しはじめたという。
確かに私のような映画ファンは一本でも安く見られることは大歓迎。
ビデオソフトの普及で名画座が姿を消して、今や映画を見るためには一般的な入場料を払うしかない状態だ。
1本1800円の観賞料は大の大人にもチト高い。
だから観賞本数に応じて特典を受けられるのは大歓迎。
この特典で私は年に最低3本はタダ見をしている。
シネコンはかつての劇場と異なって画質が良い(一部劇場はデジタルだ)し、音質もドルビーデジタルにTHXと家庭では到底楽しめないハイテクを装備している。
おまけに昔の劇場と違って、客席の配置が洒落ていて前に座っている人の頭が気になるなんてこともない。
「すいません。もっと深く腰掛けていただけないでしょうか。頭、気になって画面が見えないんですけど」
と、かつて松竹座で文句を言われた私のような不愉快な体験もしなくていい。
ところが、これだけスクリーンがあっても私たち映画ファンを満足させない問題が露呈している。
それは、どこの劇場も上映内容が似通っているということだ。
前述のなんばの3館のシネコンは上映内容がほぼ一緒。
どこの劇場もお客を確実に集められる作品ばかりを上映したがり、ちょっとマイナーな作品はビデオにお任せ。
これでは過当競争にもなる筈で、もっと上映作品を選択してはほしい、というのは映画ファンの真面目な希望。
スクリーン数と割引攻勢の激増は、質より量の体質を作り、エンタテイメントビジネスには沿わないと思うのだが.......配給会社にそのへんのセンスはないようで。