2日(日)その2.今日の日経朝刊に東京外国語大学の1ページ全面広告が載りました.東京外大といえば長男が保育園に通っていたときに何度かベビーシッターをお願いしたのが外大の女子学生さんだったので,いまキャンパスはどこにあるのだろう,と気になりました.かつて,自宅からそれ程遠くないところ,都電で隣の「西ヶ原4丁目」駅からすぐのところにキャンパスがありました.
広告を見て,キャンパスの所在地を確かめようとしたのですが,なかなか見つかりません 端からゆっくり目を通して,やっと,日本におけるドストエフスキー研究の権威・亀山郁夫学長のあいさつの中に「グローバル・キャンパスが東京・多摩に実現している」という言葉を見つけました
いわば,一種の企業広告ですから,大学から受験生や父母へのメッセージが伝わればいいのでしょうが,広いスペースを使って広告するのですから,キャンパスがどこにあるかくらいは,住所も含めて分かりやすく表示した方が見る側に親切なのではないかと思いました
ネットで調べて,東京外大は2000年に西ヶ原から府中市に移ったことが分かりました.要するに,当方の情報収集力が極めて遅れていることが白日の下に晒されたという結果に落ち着きました 府中に移っていたことを10年以上も知らなかったのはフチュウイでした
それにしても,選ばなければ”大学全入時代”と言われる中で,国立大学も全面広告を打って優秀な学生の獲得に努力しなければ生き残っていけない時代なのか,とあらためて感じ入りました
ただし、「東京大学」っていう一番単純なのが一番難関であるということは、よく知られています。