3日(木)。来年のコンサートの日程にダブリの出ないように2025年の手帳を購入しました 最近10年ほどは日本能率協会の「NOLTYクレスト1」(商品番号1801)を使用しています この手帳は月間単位、週間単位のスケジュールが書き入れやすく、コンサートの日時・会場が一目瞭然で管理できます 取りあえず、手元にある2025年のコンサート&オペラのチケット38枚分の日程・会場を記入しておきました
ということで、わが家に来てから今日で3551日目を迎え、米大統領選を戦う共和党のトランプ前大統領がハリケーン「へリーン」の被災地を訪問してバイデン政権が対応を怠っていると虚偽の主張をしたことについて、複数の政治アナリストは1日、選挙戦を有利に展開するため災害を利用していると指摘した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
虚偽の主張・差別助長・相手候補への誹謗中傷はトランプの最も得意とする手法だ
昨日は諸般の事情により夕食作りはお休みしました
東川篤哉著「新 謎解きはディナーのあとで」(小学館文庫)を読み終わりました 東川篤哉は1968年広島県生まれ。2011年「謎解きはディナーのあとで」で第8回本屋大賞第1位 「密室の鍵貸します」「交換殺人には向かない夜」など著書多数
本書は2021年3月に小学館より単行本として刊行された同名作品を改稿して文庫化したものです
本書は次の5話+1篇から構成されています
第1話「風祭警部の帰還」
第2話「血文字は密室の中」
第3話「墜落死体はどこから」
第4話「5つの目覚まし時計」
第5話「煙草2本分のアリバイ」
若宮刑事に倫理観はあるのか?
主人公の宝生麗子は複合企業「宝生グループ」総帥・宝生清太郎の令嬢であり、国立署の現職刑事として活躍していますが、職場の同僚はその実像を知りません 彼女の上司は、警視庁に栄転したもののミスを犯して国立署に戻ってきた、中堅自動車メーカー「風祭モータース」の御曹司で、自慢のジャガーを乗り回している風祭警部です このコンビに、新たに「正義感が強くて真面目で誠実、呑気で迂闊で可愛らしくて、何より空気が読めないでお馴染みの後輩キャラ」の新米刑事・若宮愛里が加わり、難事件の解決に挑みます
実は、宝生麗子には運転手兼執事の影山がいて、事件の真相究明に行き詰った麗子が影山に事件の概要を説明しアドヴィスを求めると、彼は麗子に毒舌を浴びせながらも、現場を見ることなく独特な推理を展開し、事件を解決に導くという「安楽椅子探偵」の役割を果たしています
富豪の家で長男の首吊り死体が発見されるが、直前に部屋には誰もいなかったという証言がある。これは自殺なのか、他殺なのか(第1話)。土蔵で見つかった骨董好きの老人の遺体と血文字のダイイング・メッセージの謎(第2話)、シェアハウスで殺された看護師と5つの目覚まし時計の謎(第4話)など、本格的なミステリー揃いです
東川篤哉の本シリーズの大きな特徴は「ユーモアミステリー」であることです 見当違いの推理を連発しては顰蹙をかう風祭警部と令嬢刑事・麗子とのやり取り、麗子と執事・影山の辛辣な会話など、読みながら笑いの連発でした 前シリーズ「謎解きはディナーのあとで」が累計440万部を突破したというのは、ユーモアの筆致が大きく貢献していると思います
時間を忘れる面白さです 推薦しておきますが、くれぐれも電車の中では読まないように 怪しい人と思われます