4日(木・祝)。昨日の日経朝刊東京・首都圏経済欄に「ヤマハ、ピアノ消音装置の新製品」という見出しの記事が載っていました 記事を超略すると次の通りです
「ヤマハはピアノに取り付けると、本体に代えてヘッドホンから音を出す消音装置「RSC3」シリーズを5月18日に発売する サイレントピアノの消音機能を高める「VSH3」シリーズも同日発売する
消音装置はピアノのハンマーを弦に当てる直前で止め、音が出ないようにする
センサーでどの鍵盤がどう押されたか識別し、ヘッドホンから音が流れて演奏者本人だけが聞こえる仕組み
音の強弱や長短などの演奏により忠実に表現できる
価格は「RSC3」シリーズが税別19万~20万円で、初年度1500台の販売を見込む。「VSH3」シリーズが15万~22万円で、同100台の販売を見込む
」
一戸建ては良いとして、マンションなどの集合住宅では音漏れによるトラブルが心配されるので、こういう製品が売れるのでしょう それにしても、ピアノの歴史は、いかに音域を広く、より大きな音が出せるかという方向で開発されてきたのに、いかに音を消すかという工夫をしなければない時代が到来するとは、モーツアルトやベートーヴェンは考えもしなかったでしょう
ということで、わが家に来てから今日で3033日目を迎え、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体「天宙平和連合」が3日、韓国・ソウルで開いた記念イベントに、トランプ前米大統領がビデオメッセージを寄せ、「演説出来て光栄だ。堂々と私たちの価値を追求してください。すべての人が政府でなく、神様から与えられた権利と自由、尊厳によって祝福されるべき存在だ」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
このメッセージでトランプは 旧統一教会から いくら政治献金を受けたんだろうね
昨日、息子が昼食に大盛つけ麺を作ってくれました 薬味とチャーシュー+メンマが別になっていますが、私だったらこんな七面倒くさいことはしません
料理には性格が表れます
夕食は私が「豚肉のアスパラ巻き焼き」「生野菜とアボカドのサラダ」「エノキダケの味噌汁」を作りました 味噌汁には今回エノキダケを入れましたが、舞茸にしてもシメジにしても、キノコ類はごま油で炒めてから投入すると各段と美味しくなります
一度お試しください
昨日、早稲田松竹でサム・メンデス監督による2022年製作イギリス・アメリカ合作映画「エンパイア・オブ・ライト」(115分)を観ました
物語の舞台は厳しい不況と社会不安に揺れる1980年代初頭のイギリス 海辺の町マーゲイトで地元の人々に愛されている映画館「エンパイア劇場」で働くヒラリー(オリビア・コールマン)は、つらい過去のせいで心に闇を抱えていた
そんな彼女の前に、夢を諦めて映画館で働くことを決めた青年スティーヴン(マイケル・ロード)が現れる
過酷な現実に道を阻まれてきた彼らは、職場の仲間たちの優しさに護られながら、少しずつ心を通わせていく
前向きに生きるスティーヴンとの交流を通して、生きる希望を見い出していくヒラリーだったが、時代の荒波は2人に想像もつかない試練を与える
この映画は、サッチャー政権下の生きずらい社会の中で懸命に生きる市井の男女を描いた作品です ヒラリーは精神疾患を抱え、不倫により女性蔑視を受け、一方 スティーヴンは人種差別を受けています
白人のヒラリーの方が黒人のスティーヴンよりずっと年上ですが、お互いに”差別される側”の立場として、肌の色や歳の差を超えて愛し合うようになります
自分が勤務している映画館で映画を観たことのないヒラリーに、スティーヴンは「誰も映画館の関係者だと気が付かないから、中に入って観るべきだ」と主張します 生真面目なヒラリーは「仕事があるから」と言って断ります。しかし、最後に映写技師ノーマンに「作品は任せるから映画を観せてほしい」と頼み込んで一人で映画を観ます
「チャンス」という映画のラストに「人生は心のあり方だ」という言葉が浮かび、それを見たヒラリーは喜びの涙を流します
この時初めて、彼女は持病を乗り越えて、映画館で働くことの意義や誇りを感じ取り、生きる希望を見い出したのかもしれません
さて、今日から3日間はこれです 毎日3公演ずつブログアップします🐯