・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

泣かないで人々よ あなたのため明日のため

2019-10-31 21:52:53 | weblog
ニュースを見たとき、口が『は?』の字で固まった。

朝5時40分に目が覚めてベッドに寝転がったままスマホでツイッター見てたら、首里城火事のニュースが画像とともに流れてきて、最初何のことだか理解できず、とりあえずテレビつけてみたら、暗闇のなか真っ赤に燃える首里城正殿が映った。既に骨組みを残すのみの姿。これではもう成す術もない。まして普通の一般人には見ているよりほかない。

夜が明けるとともに、消火活動が功を奏したのか火は収まってきたものの、見えてきたのは原型を留めない無残な姿。余りにも虚しく悲しい。

沖縄に住んでまだ2年半。
本土にいる友達には冗談交じりに『沖縄は日本じゃない、琉球王国だ』なんて言ってたけれども、でも本当にその通りで、首里城は琉球王国の王の居城であり政治の中心であり、象徴なのである。そして沖縄の人の心の拠り所でありプライドである。
その首里城が焼けてなくなってしまったのだ。先の戦争で焼けてしまい、長い年月を掛けてやっとの思いで再建したというのに、再び、だ。余りに悲しい。沖縄の人の心を思うと余計泣けてくる。

『どうせいつでも行けるから』と思って、実は沖縄に転勤してきてから一度も首里城には行ったことがなかった(転勤前に一度旅行で行ったことはあるけれど)。
いつまでも存在するものなんてない、行けるときに行かなきゃダメなんだ・・・なんて思ってみても虚しさが募るだけである。今は何の意味もない。

再建。
まだショックの方が大きいだろうし、しかも火事の原因すらわかっていないけれど、でもいつか必ず再建しなきゃいけないだろう。どんなに時間が掛かっても。それが意地というものである。
そしてその際に少しでも力になれたら幸いである(ごく少額の寄付くらいしか出来ないけれど)。

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おやすみなさい。

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