・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

1月18日(火) 南の島旅行 後日談

2011-02-10 10:34:12 | 2011.1 南の島旅行
石垣島から帰ってきた次の日、あまりに痛いので先生に診てもらった。

私が事の顛末を説明し終わった後、先生は私の肋骨にデコピンをした。

先「痛いか」
俺「いえ、(そこは)とくに」
先「湿布でも貼っとけ」
俺「・・・。」

適当にほどがある診察を受けて湿布と痛み止めを10日分もらってきた。
まあ、折れてようがヒビが入ってようが肋骨の場合は何のしようもないのだけどさ。


2月10日現在、今でも若干痛い。

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さて、今回の旅に出る前、同期に言われたことがある。

「そんなに一人で出掛けてどうするの?そんなにあちこち一人で出掛けてたらさ、もし彼女ができてどこか行こうってなったときに、『え、俺そこに行ったことあるし』ってなるよ。つまんない男になっちゃうよ?」

うむ、確かにその通りだ。
しかし何時できるとも知れない彼女のために、旅を制限することなどできようか?

・・・というのは表向き・・・にもならない理由だけれど、本当の理由はほかにある。


1月の中旬というなんでもない平日に休みをもらったって、やることがない。

友達はみんな働いている。
しかも多くが既に結婚している。

実家に帰ったところでやることなんか全くない。

だったら、どこかに出掛けよう。

本当にそれだけだった。


・・・ただ、別に行きたいところなんかなかった。

暖かいところに行きたいな。
沖縄かな。今、安いし。

せっかくだから端っこの方に、あまり人が行かなさそうなところがいいかな。

それだけ。
特別行きたかったわけでもない。

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石垣島の商店街にいたおっちゃんと話してた時に教えてもらったんだけれど、石垣島は本州からやって来てそのまま居着く人が多いそうだ。

『ちゅらさん』の放送以来特に増えたらしい。

商売をやってる人はほとんど本州から来た人だと、おっちゃんは言っていた。
島で生活するにしても観光客相手の商売くらいしかやることがなくて、その観光客だってシーズンオフになればほとんど来ない。
結局、生活できずに帰る人も多いのだという。

「兄ちゃんもどう?部屋紹介するよ」

おっちゃんは商店だけでなく不動産も扱っているらしい。

私は全くそんな気はない。

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波照間島に来た日、宿の近くの小・中学校から子供たちの大声が聞こえてきた。
その日は金曜で時間は夕方5時過ぎだった。

みんなで声をそろえて、何か大声で叫んでいる。
はっきり聞き取れなかったけれど、どうやら道徳的な教育的なことを叫んでいるみたいだった(挨拶をしましょう、みたいな)。

すごいなぁと感心してしまった。

こういう何もない島の方が、教育が徹底されるのだろう。
そういえば、島を歩いているとき島の子供に「おはようございます」と挨拶された。

いい島だ。

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ケータイを壊す、悪天候のせいで予定が大幅に変わる、肋骨を痛める。
いいことなんか何もなかった。


もう当分旅に出ない!
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1月17日(月) 南の島旅行 5日目 観光バスで石垣島1周

2011-02-09 19:07:17 | 2011.1 南の島旅行
朝、目が覚めて起き上がろうとすると、激痛が走った。
腹が、肋骨あたりが強烈に痛い。

昨日、ユニットバスで転んだせいだ。

何とかベットから抜け出して、二日酔いの気怠さを引き連れてホテルの食堂で朝ご飯。
8時半と時間が遅いせいか、俺しかいない。

それにしても今日はどうしようか。
レンタカーを借りる予定だったけど、こんなにも肋骨が痛くては運転もままならない。それに昨日飲み過ぎたせいか酒がまだ残ってる気もする。

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荷物をまとめているとき、石垣港の近くで定期観光バスの看板を見たのを思い出した。

フラフラしながら行ってみると、もうすぐでバスが出発するというギリギリのところだった。

一人でゆっくり観光したかったけれど、プロの案内を受けながら観光地を巡るのも悪くないかもしれない。特に二日酔いで肋骨に痛みを抱えてる身には本当に助かる。


いかにも島の人という感じのバスガイドさんが面白く案内してくれて気が和んだ。

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唐人墓



キレイな装飾。
この時は晴れていた。

ただ、歩くのもままならない。

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川平湾。
曇り。雨もパラパラと。



晴れてたらさぞかしキレイだったことでしょう。

グラスボートに乗った。
ボートの底はガラス張りになっていて、サンゴや熱帯魚が見られる。
見れたら幸運だというウミヘビも見ることができた。

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昼ごはんを食べていると雨が本降りになってきた。

沖縄料理を食べながら同じバスに乗ってきた人たちと話をしたけど、あまりに浮かない顔をしている私を見てさぞ怪訝に思ったことだろう。でも、ケータイを車に踏まれて、肋骨に激痛を抱えていて、しかも二日酔いだと説明したって余計に不審に思われるだけだ。

「どこから来たんですか?」

「東京からです」

と答えるけれども、東京について何か知っているわけではない。もう2年半住んでるけど、全然詳しくない。東京について何か聞かれても答えられない。
旅の途中、何回かこの質問をされたけど、そのたびに困った。

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米原のヤエヤマヤシ群集
雨は止んだ。



ジャングル。

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玉取崎展望台。
さっきまでの雨が嘘のように晴れ上がった。



キレイな景色に感動した。



白い波を境に海の色が分かれている。

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朝いた場所まで戻ってきたのは午後2時だった。
バスガイドさんの話が面白くて楽しかった。

飛行機は18時20分発。
まだ4時間もある。

お土産を買ったり、ソーキそばを食べたり、ふらふらしたりして無駄に時間を減らす。


歩き疲れて730交差点で座り込む。
しかし本当に良いことのない旅だなぁ。

反省ばかりだ。

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さようなら。



飛行機に乗り込む。
行きとは違って那覇経由だ。

東京の夜景がキレイだった。

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次が最後。
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1月16日(日) 南の島旅行 4日目・夜 泡盛と三線と肋骨

2011-02-05 22:09:04 | 2011.1 南の島旅行
せっかく沖縄に、石垣島に来たのだから、それっぽい体験をしたい。

3日前、石垣島に来た日、商店街を歩いていたとき割引券を貰った店があった。
居酒屋なんだけど、店員による三線の引き語りがあるという。

じゃあ、そこに行こうかな。

・・・と思いつつも、あちこちをふらふら。
ひとりで居酒屋に入る決心がつかなかった27歳・男の情けない姿である。


店の前にあった看板を眺めてたところを店の人につかまり、無事入店できました(笑)

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シーズンオフのせいなのか日曜夜のせいなのか、客はあまり多くなかった。

ゴーヤチャンプルを食べながら、オリオンビール、ビール、ビール。

三線を弾き語ってくれた兄ちゃんは沖縄の人ではなく、もともとは関東の人だということだったけど(なんだよオイ(笑)と思ったけど)、三線の奏でるいかにも沖縄っぽい音とメロディに満足。

歌がすべて終わったところで、三線に触らせてもらった。
楽譜?を見ながら「涙そうそう」を弾いてみた。
これ面白いな。

調子に乗って、泡盛を何杯も飲んだ。
銘柄によって味が全然違うのね。
『請福』は飲みやすくて良かったと思う。

その後、客が私一人になってしまったけど、しばらくして地元の高校生が三線と鼓(カホンみたいな使い方のヤツ)の練習にやってきた。

演奏を聴かしてもらったけど、うまいな。
なんかうらやましい。
・・・おっさんが高校生だったのはもう10年も前の話ですわ。

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「良い子は長居しないのさ!」と言って次の店へ行く。

この時点で深夜12時くらいだったろうか。
だいぶ長居したな。
既にただの酔っ払いである。

近くにあったバーみたいなところに入る。
オサレな男性店員と適当にしゃべりながら、オススメのカクテルを飲む。
おっさん1人で申し訳ない。

ロッテのキャンプが石垣島に来るらしい。
選手もこのあたりに飲みに来るとか。

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で、ホテルに戻ったのは1時半くらい。

飲み過ぎである。

シャワーでも浴びて寝てしまおう思って、ユニットバスで体を洗ってたら滑って転んだ。
泡で滑った。
すごい勢いでこけた。
受け身を取るとか手をつくという間もなく、
ユニットバスの縁に右のわき腹・肋骨をぶつけた。

あまりの強打っぷりに吐きそうになる。

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なんとか持ち直して、寝る。

・・・が、地獄は次の日に待っていた。
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1月16日(日) 南の島旅行 4日目 波照間島の散歩と脱出

2011-02-05 15:25:47 | 2011.1 南の島旅行
朝ご飯を食べながら、天気予報の確認。
今日も天気は悪そうだ。波も高そう。

・・・うーん。

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やっぱり今日も船は朝から欠航のようだ。

宿「最終便はひょっとしたら出るかもしれません。その際は連絡します。」

俺「お願いします。」

ケータイがないので、こういうのも不便。
たまに私の方から宿に連絡を取るしかなさそうだ。


それにしても今日は何しよう・・・。

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さとうきび畑



ざわわ。ざわわ。



このススキの穂みたいなものが花らしい。
この花がでたら収穫時期だそうだ。



苗?



こんな島です。

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昼ご飯にソーキそばを食べてたら、ほかの客が「午後に1便出るぞ」と言っているのが聞こえた。

おう!?

宿に確認してみたら、その通りでした。
午後の最終便で石垣島に帰れるぞ!

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ニシ浜ビーチにて。



昨日サンゴで書いた文字は消えてなくなっていた。



午後からは晴れてきた。
海がキレイ。

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船乗り場の待合室には昨日今日で見かけた人たちが何人かいました。
みんな島に閉じ込められてたのね。

・・・やっと帰れる。
予定は狂っちゃったけど、のんびりできたし良かったかな。

17時頃に船が出発。満員御礼。

超揺れた。
窓ガラスに波しぶきが当たって弾ける。
気持ち悪くならないように、気持ちを落ち着かせていた。

予定より時間がかかって18時30くらいの到着。

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波照間島を出る前に予約したホテルに荷物を置き、夕ご飯。

・・・つづく。
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1月15日(土) 南の島旅行 3日目 ケータイの行方と安否

2011-02-05 14:08:53 | 2011.1 南の島旅行

よりにもよって波照間島でケータイをなくしてしまった。

焦る気持ちを抑えて、とりあえず交番に行ってみる。



届いていないみたい。
紛失届を書く。


警「車に踏まれてないといいね」

確かに。

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時間はまだ3時。
レンタサイクルは5時まで。

最後にケータイを使った日本最南端の碑の周辺から、ケータイを無くしたことに気付いたカフェの間までの道のりをもう一度辿ることにする。

とは言っても、今日はすごく適当に自転車を走らせて移動してたから、通った道と通っていない道とがイマイチ判然としない。それにここ波照間島は意外に広い。


もう充分に楽しんだというのに、また島を走ることになろうとは。

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4時半。

ついにケータイ見つからず。

自転車を返すとき、一緒に借りたウインドブレーカーもないことに気付いた。たぶん駐輪してたときに風でカゴから飛んでいったのだろう。ごめんなさい。

それにしても今日は本当に風が強い。

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ものすごく疲れた。
けど、やらなきゃいけないことがたくさんある。

1.今日泊るはずだった石垣島のホテルにキャンセルの電話。
2.明日乗るはずだった石垣島-与那国島の飛行機キャンセルの電話。
3.明日泊まるはずだった与那国島の宿にキャンセルの電話
4.一応、職場にも電話

宿の前に公衆電話があったので助かった。
だけど、さすが波照間島。
100円分の通話があっという間に終わる。

改めて気付いたけど、ケータイがないって本当に不便だし、なんだか不安になる。
普段はほとんど使わないんだけど(笑)いざって時にないと本当に困る。


っていうか、

せっかくの休暇なのに、
はるばる波照間島までやって来たのに、

俺はいったい何をしているのだろうか?

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夜、ご飯を食べ終えて、部屋でくつろいでると、

「ケータイが見つかったみたいですよ」

と、宿の人から連絡がありました。交番から宿に連絡があったようだ。


『やった!』


喜び勇んで交番に行ってみると、そこには確かに私のケータイがありました。



・・・変わり果てた姿のケータイが。

ぺたんこ。SDカードも真っ二つ。当然電源も入らない。
未来日記の世界ならゲームオーバーで死んでる。


警「やっぱり車に踏まれてたね。これをいちばん心配してたんだけど・・・。」


まあ、だれかに悪用されるのが一番怖かったんで・・・でも・・・うーん、まあ、いっか。

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明日は船が出るのだろうか?
明日は何をしよう?

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1月15日(土) 南の島旅行 3日目 波照間島一周

2011-02-02 11:42:29 | 2011.1 南の島旅行
朝起きて、朝ご飯。テレビを見ながら、朝ご飯。

こんな南の果ての島でも、テレビが普通に放送されてます。
日本のニュースが分かります。
あたりまえのことなんだろうけど。

天気予報をチェック。
波の高さ、最高6メートル。高いな。
天気も曇り。微妙。

しばらくして宿の人から、
「船は全便欠航だそうです・・・」
と、連絡が。

宿「もし・・・船が出るようなら連絡します」

俺「お願いします。船が出ないようなら、もう1泊したいのですが」

宿「わかりました」


今日はこの島で過ごすことになりそうです。

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レンタサイクルを借りて島を周る。
風が強い。



ニシ浜ビーチ。
晴れてたらもっとキレイに違いない。



暇だったから、落ちてたサンゴのかけらで書いてみた。
2011.1.15 TOPPY

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昼ごはん
長命草を使ったパスタを食べた。

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おしゃれヤギ



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電柱。
平らな島だから、こんな風景になるのかな。
ある意味壮観かも。



こういう島だからこそ、景観に気遣って電柱を地下に埋めるとかできないかなぁ。
というか日本は景観の維持に気を遣わなさすぎだと思うんだ。

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強い風に苦労しながら遂にたどり着いた。



日本最南端。
特に何かがある訳じゃないんだけど。
この碑がなければ、日本の最南端だなんて分からないようなところだけれど。

でも、その何もない様が“果て”という証なのかもしれない。



そう、私は今、日本でいちばん南の陸地に立っているのだ。

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その後、カフェでまったりしてる時に気が付いてしまったのだ。

『ケータイがない・・・よ!?』

たぶん、自転車に乗ってる時にポケットから落ちたんだろう。

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・・・つづく。
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1月14日(金) 南の島旅行 2日目・夜 波照間島の宿にて

2011-02-02 11:00:19 | 2011.1 南の島旅行

明日の船が出るか出ないか、出るとしたら何時に出るのか。
それが分からないから、明日の計画が立てられない。

外は風が強くて雨も降っている。

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特にやることもないので、買ってきたビールを飲みながら本を読むことにした。

廊下にあった本棚を見てみると、何冊か村上春樹の本があるではないか。


『・・・懐かしいなぁ。』


大学時代、相当読んだ。氏の小説は短編も含めてほとんどすべて読んだ。エッセイも大体読んだ。読みやすくて、それでいて深い世界に夢中になったのだ。

でも、大学卒業後はほとんど読まなくなってしまった。

その理由はうまく説明できないけど、たぶん、大学時代のようなダメな自分をいつまでも引きずってしまう気がしたからだろう。今そう思った。

腐っりに腐った腐れ大学生活の中にあって、村上春樹の小説には救われることが多かった。暇さえあれば読んでいた。何度も繰り返し読んだ。しゃべり方とか、小説の主人公のマネしてたなぁ。

そういう意味では、自分の大学生活と村上春樹は切っても切れないくらい結びついていた、と言えるだろう。

大学を卒業してプーになるにあたって、生き方を変えなきゃマズいと考えたとき、僕にはまた違ったモノが必要になった。
『村上春樹の小説には救われることが多かった』けれど、それは心が慰められるといった感じで、自分の行動の変化には結びつかなかった。これからの自分には内向きの満足より、自分のカラを破って外へ出ていくための何かが必要だったのだ。

・・・そうして自然と村上春樹的世界から遠ざかっていった。


そういうことにしておこう。

 - - - - - - - - - - - - - - - - - -

波照間島までやってきて、まさか村上春樹の小説を読むことになるとは思わなかった。

ここの本棚にあったのは『ノルウェイの森 下巻』『パン屋再襲撃』『やがて悲しき外国語』の3冊。

『ノルウェイの森』は下巻より上巻の方が好きだったなぁ。
映画は結局見なかったなぁ。
波照間島での村上春樹の小説との出会いは、主人公がアメリカのどこか夕日のきれいな街でハツミさんの訃報を聞いたシーンを連想させた。普段とは違う場所での突然の知らせ、みたいなところが、ね。

『パン屋再襲撃』は短編集。
以前は表題作『パン屋再襲撃』が好きだったけど、久しぶりに読んでみて『ファミリー・アフェア』が良いなぁ、と感じた。私もそのうち、妹の婚約者とご飯を食べる日が来るかもしれない。私も主人公と同じような気分になるのだろうか(笑)
『象の消滅』はすっかり忘れてしまっていた。好きなタイプの物語なんだけど、また忘れるかもしれない。なぜかそんな気がする。

『やがて悲しき外国語』は90年代前半にアメリカで生活してた氏のエッセイ。
日本人としてアメリカで暮らすということはどういうことか。
15年以上前のエッセイだから、今ではまた違った感じなのだろうけれど。

 - - - - - - - - - - - - - - - - - -

自分の趣味が変わった気がする。
久しぶりに読んだせいだろう。

 - - - - - - - - - - - - - - - - - -

ビールも飲みきってしまったし、眠くなってきたから、寝ることにした。
なにせ私は今、日本のいちばん南の島にいて、旅をしているのだ。

何か変な感じだ。

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1月14日(金) 南の島旅行 2日目 石垣島→竹富島、波照間島

2011-01-29 11:57:43 | 2011.1 南の島旅行
石垣港から船に乗って、竹富島へ。
やっぱり天気が良くない。

船で10分ほどで到着。

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水牛車に乗ることに。



ここ竹富島は、沖縄の昔ながらの集落が残るきれいな島です。



竹富で富竹。写真を撮る。撮る。

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コンドイビーチ



猫がたくさんいた。

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カイジ浜


ざわっ・・・
ざわっ・・・

ここは星の砂がある浜辺として有名。
左奥の人たちも星の砂を探し中。
私も探してみたけど、たくさん集めるのは大変そう。

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昼ごはんにソーキそばを食べました。



これ、すごくおいしいよ!


その後、雨がすごく降ってきて残念な気分。
傘をさしてとぼとぼ観光。

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14:45 竹富島 発

いったん石垣島へ戻って、波照間島行の船に乗る。


15:30 石垣島 発

すごく揺れた。明らかに波が高い。悪天候のせいだ。
大丈夫かよ?と思いつつもワクワク。
途中、船の壁に頭をぶつけた。


16:55頃? 波照間島 着

この意味の分からない看板が私をお出迎え。
んぎしたおーりょー??



俺は今、日本でいちばん南の島に来た!
(正確に言うと日本で2番目に南の島なんだけど、有人島なら日本でいちばん南の島です。そもそも日本でいちばん南の沖ノ鳥島はただの岩だし、一般人は上陸できない)

ぱっと見、何もなさそうな感じの島だけど、とりあえず感動した。

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夜、宿の人から残念な情報。

『天気予報では明日は波が高いみたいなので、ひょっとしたら船が朝の1便しか出ないかもしれません。明後日も波が高い予想ですから、明日の朝帰られた方が良いでのはないかと・・・』

俺、何もせずにこの島から帰るの?
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1月13日(木) 南の島旅行 1日目 東京→石垣島

2011-01-29 10:23:06 | 2011.1 南の島旅行

天気予報は、はっきり言って良くない。

そのことがどうしても気がかりなのは『やっぱり南の島に行くのだから青い空・青い海を見たい』という気持ちが大きいからだ。

でも、なんだか胸が高鳴るのもまた事実。
しばらく日常を離れて旅をするんだから。

沖縄に行くのも初めてなら、羽田に行くのも初めて。
飛行機に乗るのも久しぶり。

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13:30 羽田発

新しいD滑走路からの離陸。
滑走路までが長かった。

飛行機に乗るのが久しぶりだったせいか滑走路での加速っぷりと、離陸後の急上昇が怖かった。

 

真ん中に富士山。

雲で分かりにくいけれど。

 

『機内では携帯電話の電源をお切りください』
離陸と着陸の時だけだと思い違いをしてて、途中で電源を入れてしまった。
すぐさまフライトアテンダントに注意された。サーセン

しかし遠い。
途中窓から何個か島が見えた。はず。
4時間かぁ。



17:25 石垣着

島が近付いたのか高度を下げて雲の中を飛んでた時、ちょっと・・・ほんの少しだけだったと思うんだけど、揺れて怖かった。しかも思いのほか長く雲の中だった。

もちろん着陸も怖かった。
ビビりである。

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飛行機を出て思ったのは、
さすが石垣島、南の島、温かい!
ということでした。

今日の予想最高気温は20℃、東京は一桁だったはず。
そりゃ温かいわ!

タクシーの運ちゃん曰く、滅多に20℃以下にならない、とのこと。
今日は久しぶりに晴れたらしい。

そして東京よりだいぶ西だから、時間の割に明るい。

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沖縄の郷土料理の店で夕ご飯。



ビールはやっぱりオリオンビール。

ぐるくんのから揚げ

 

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南の島だって冬は冬です。そういうことだったんです。

2011-01-19 14:35:00 | 2011.1 南の島旅行
えーと、南の島に旅行に行ってきた訳ですが。

本当なら、こんな感じでした。

1日目 羽田→石垣島
2日目 石垣島→竹富島、波照間島
3日目 波照間島→石垣島
4日目 石垣島→与那国島
5日目 与那国島→石垣島→羽田

『日本の端っこに行ってみよう』と思って、日本最南端の有人島・波照間島、日本最西端の与那国島、この2つの島に行く旅に出た・・・のですが。


天気が悪くて、風が強くて、波が高くて、船が欠航したり。


3日目、船が1便も出なくて波照間島に閉じ込められました。
与那国島行きは断念。

しかもケータイを紛失。
見つかったと思ったら、車に踏まれてて御臨終。


4日目の深夜、風呂場で転倒。
石鹸とアルコールのせいです。
肋骨にヒビ入ったかも。
いてえ・・・。
超いてえ。

現在、湿布と痛み止め使用中。

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・・・と、まあ、いろいろ残念な感じの旅になってしまいましたよ。
明日以降、写真とか載せる予定で。
コメント (2)
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