８月２８日（土） 『隠岐への一人旅・５日目 松江～大阪 編』

今日は大阪で大学の時の友達と会う約束がある。
時間は１７：００だ。
実家の岐阜まで帰るのに比べたら近いものだと思ってたんだけれども、なかなかどうして。

ケータイで経路を調べてみると、どうしても松江を０７：０３か０７：２７に出発しなければならないみたいなのだ。早いよ！

早く着く、時間に余裕のできる岡山経由で帰ることにする。

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ホテルで朝食（無料）を食べるのを泣く泣くあきらめ、コンビニでパンを買って松江駅へ。
行きと同じく青春１８きっぷ使用。

０７：０３　松江駅 発　

０９：４８　新見 着



１０：０８　発

１１：３５　岡山　着

４時間半かかったよ。何回も駅で特急に追い抜かれたよ。
しかし、車窓からは大変趣深い風景を見ることができました。
（・・・ありていに言うと、田舎の風景ということですが）

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時間に余裕があるので岡山駅の周辺をふらふら。
っていうか、岡山駅が以前来た時と全然違っててびっくりである。
キレイになり過ぎ。
前来た時は自動改札すら無かったのに。

前来たのはいつだろう？７年くらい前か？？

まあ、岡山は都会である。

何故か豚骨ラーメンを食べて駅に戻る。

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ここからは、何回も乗ったことがある路線である。

１３：１４　岡山 発

１４：２０　相生 着
１４：２２　発

１５：４３　大阪 着

その後、手を変え品を変え電車を乗り換えて集合場所の駅まで。

１６：３０　集合場所、到着

早く着いた・・・ので、デジカメで撮りまくった写真を現像することにする。
幸い、近くにお店プリントできるところがあった。

自慢することには余念がない。

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・・・ここから先はまた別のお話。

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おまけ



たぬき（知夫里島）



キンニャモニャ踊り（中ノ島）



はーと（中ノ島）

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これにて『隠岐への一人旅』旅行記は終了です。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

８月２７日（金） 『隠岐への一人旅・４日目 島後 隠岐の島 編』

８時過ぎにチェックアウト。
お散歩マップを頼りに宿周辺から西郷港までをふらふら散歩。

愛の橋なるものを発見。
地元の小学生が学校に通いやすいように作られた橋だそうだ。



愛の橋の上から撮影。

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０８：４０

レンタカーを借りる。
１台空いてた。ラッキー

適当に車を走らせて、まずは隠岐国分寺。



H１９年の火災で本殿を始め重要な文化財までもが焼失してしまったらしい。

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隠岐モーモードーム。
牛突きを行うところ。



中に入れてもらえた。

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玉若酢命神社（たまわかすみことじんじゃ）



美しい。
そして神社手前にある杉の大木の圧倒的存在感。

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屋那の松原と舟屋集落



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壇鏡の滝



滝の裏側から撮影。
水量が少なかったせいか、シャワーみたい。

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那久岬



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ローソク島



駐車場まで行くのも大変だし（意外に遠い）、駐車場から展望台まで行くのも大変だった（意外に遠い）。
時間が押してたので走りに走った。
汗だくである。

夕日がローソクに灯るところも見てみたかったなぁ。

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１４：３０　レンタカー返却

お土産を買う。
とりあえず酒は欠かせない。
荷物が多くなるからあまり沢山は買えないのが残念。

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フェリー乗り場で乗船券購入。

１５：１０　隠岐の島・西郷港 発

乗客が多くて、２等客室はいっぱいだった。
仕方ないので、外のデッキに座る。



さよなら隠岐。
すごくいいところだったよ。


・・・でも本当に疲れた。
デッキに寝転がって眠ってしまった。


１７：３５　松江・七類港 着

島にいる間に何もなく無事に帰ってこれた。
とりあえず安心である。

バスに乗って松江駅まで。
初日と同じホテルにチェックイン。

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松江駅で再びお土産購入などなど。

今日は遠慮がちにビールを飲む。
いや、疲れすぎててさ・・・。
明日も早いし。

８月２６日（木） 『隠岐への一人旅・３日目 知夫里島・中ノ島 編』

・・・よく寝た。
朝ごはんを食べて８時過ぎの内航船で知夫里島へ。

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０８：４０　知夫里島・来居港　到着

レンタカーを借りる。
借りれなかったらどうしようかと思ってたけど、空いてたみたいです。


適当に走ってたら道に迷った。
こんな小さな島で迷うかよ！と思ってた私がバカでした。
もうちょっと、案内標識が欲しい・・・。


じゃ、写真をどうぞ。

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赤ハゲ山展望台より。



奥に見えるのは朝までいた西ノ島。



牛がたくさんいる。



牛の世話をしてる人が何人か来たけど、観光客は私一人だった。

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赤壁。



NHK朝の連続テレビ小説『だんだん』のロケ地らしい。
海の青がきれい。
ただ、ものすごく崖の切り立った場所にあるので、怖い。
際まで行くと足が竦んだ。

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３時間しかいられなかったけど、
すごく楽しい時間を過ごさせていただきました。

今日は空も高くて雲もほとんどなくて、天気は最高です。
最高に暑いです。

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１２：００　知夫里島　発



１２：１６　中ノ島（海士町）菱浦港　着

中ノ島に来てみたものの、ノープランである。
この島で何をすればいいのか。
というか今日の宿もまだ決まってない。

・・・まず宿探しだな。
今日の最終目的地は隠岐の島の予定である。
何件か島のホテルや旅館に電話してみるも満室。
やべ、どうしよう・・・。

とりあえず、昼飯にしよう（逃げた）。

船着き場のところの２Fで食べたんだけれども、
注文の品を待ってる最中にどっと疲れが押し寄せてきた。
もう、帰ろかな・・・なんて思ったり（帰れないんだけどね）。
急に弱気に。

周りのお客さんが注文の品がなかなか来ないことにイライラしてて、
それがなんか嫌になる。
まあ、船の時間が迫ってたからなんだろうけれども。

ゆっくりのんびりすればええやん・・・。
と、勝手なことを思う。


食べ終わった後も、今日の宿探し。
電話で観光協会の人にいくつか紹介してもらう。
やっぱり何件かは満室で、やべえ、って焦ったけど
なんとか見つかりました。

よし、心置きなく旅を続けよう。
急にやる気が出た。

レンタサイクルを借りる。

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隠岐神社



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明屋海岸



やっぱりサイクリングは楽しい。
見知らぬ土地を駆け抜けるのは本当にワクワクする。

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博麗神社！？
・・・と思ってしまった私は東方に侵され過ぎである。



なんかそれっぽい気がして。

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結局レンタサイクルで３時間ほど走りまわった。
それにしても暑い！
ものすごく日焼けしたに違いない。


内航船で今朝までいた西ノ島へ。

１６：４３　中ノ島　菱浦港 発
１６：４９　西ノ島　別府港 着


西ノ島からフェリーで隠岐の島へ。

１７：１５　西ノ島　別府港 発
１８：３０　隠岐の島　西郷港　着


歩いて本日の宿へ。

今日も今日とて大変疲れた、ビールが美味い！

８月２５日（水） 『隠岐への一人旅・２日目 隠岐・西ノ島 編』

朝６時半起床。
朝ごはんを食べて、出発準備。
ホテルを７時４０分頃に出てバス停へ向かう。

既にたくさんの人たちがバスを待っていた。


０７：５５　松江駅発、七類港行きバスに乗車

港への直行バス。
予想外に多くの人が乗ったので、びっくりした。

みんな隠岐へ行くのか！？
島でレンタカー借りれないんじゃないかと心配する。

０８：３５　七類港 着

松江から４０分かかった。意外に遠いんだな。
そして運賃１０００円。高いな。


フェリー乗り場で乗船券購入。
乗るのはフェリーくにが。
今日の目的地は西ノ島。

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０９：３０　七類港　出発



フェリーに乗ってて思ったけど、
大学生っぽい集団がなんだか楽しそうで羨ましい。

フェリーの甲板にでて写真撮ってるのは、私を含め、一人旅のオッサンばかりですわ。

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１２：０５　西ノ島・別府港 到着

レンタカーを借りる。ちょっと無理言った。
・・・まあ、予約した方がイイですよね。すいません。


それじゃ写真をどうぞ。

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鬼舞展望所。



俺しかいなかった。
（馬と牛はいたけど）

思わず丘を駆け登る。
静か。
すげえ・・・。

叫びだしそうになる。



展望所へ向かう道は馬・牛の糞塗れである。
丘にもいたるところに糞が落ちてる。
・・・でも不思議と臭くない。

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赤尾展望所より。



俺しかいなかった。
（馬と牛はいたけど）

展望所へ向かう道は馬・牛の糞塗れで（以下略）

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国賀海岸



思わず息を呑む。

まさに、私が隠岐に来るきっかけの写真の風景はここでした。
時間がなかったので散策コースを駆け足。



魔天崖。




本当はゆっくりのんびり見て回りたかったんだけど・・・。

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どうも空が霞んでて少し残念だったけど、
たくさんのきれいな景色を見ることができて幸せ。

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レンタカーを時間ぎりぎりの１６時５０分に返す。
どうもありがとうございました。

その後、今日の宿・ホテル隠岐さんへ行く。



飲んだくれる。
暑い中歩き回ったからビールが美味い！
ご飯が美味いからビールも美味い！

８月２４日（火） 『隠岐への一人旅・１日目 岐阜～松江編』

朝６時４０分岐阜駅発の電車に乗るために超早起き。
父に岐阜駅まで送ってもらう。
私のために父も早起きである。
かたじけない。


０６：４０　岐阜駅発

もちろん青春１８きっぷ使用。
もう２７歳だけどな。

０６：５２　大垣着
０７：３１　米原着
０８：２９　京都着

ここまでは見慣れた景色。
電車の中で『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか』という本を読む。
面白い。
通勤の時間と重なって乗客が多い。

０９：００　京都発

ここから初めて乗る電車、山陰本線。
わくわく。
しかし京都と言えば誰かさんを思い出す。

ふと気が付いたら田舎の景色になっていた。
保津峡とかそのあたりは特に。

０９：４４　園部着　
０９：４６　発

明らかに田舎の様相である。
でも、なんか落ち着く。

１１：０８　福知山着

割に栄えている。
駅のホームからお城が見えた。
高校野球で有名な福知山成美もきっとここにあるのだろう。

１１：１３　福知山発

養父（やぶ）、八鹿（ようか）など、読めない駅名があった。
雨が降ってきて、少し嫌な予感がする。

１２：３１　豊岡着

かばんの街である。
駅のホームにかばんの自販機があって驚いた。
１５００円でかばんが買える自販機。

お昼御飯にお弁当を購入。蟹をふんだんに使ったお弁当。

雨は止んだみたいだ。


１２：５５　豊岡発

電車に乗ってお弁当を食べてたら、城崎駅に停まった。
城崎。大学のゼミ旅行で来たなぁ。

香住。何度か家族旅行で来たところだ。
とにかく蟹が美味い。イカも美味かった。

新・余部橋梁そして旧・余部橋梁。
これを見たかったというのが、山陰本線に乗った理由のひとつである。

そして動画を作ってみた。
またしても勢い余ってニコニコに投稿してしまった。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm12021201

意外に簡単に作れるものである。


１４：１６　浜坂着
１４：２７　発

あまり記憶にない。
朝早くから行動してるから疲れてたのかもしれない。

１５：１３　鳥取着

中１の家族旅行で鳥取砂丘に来て以来の鳥取。
地方都市に来るとどうしても故郷の岐阜と比較してしまうのだが・・・、まあいいや。

駅の構内に鬼太郎グッズ専門店があった。
さすがは水木先生であり、NHKの朝ドラの効果も抜群だ。

時間があるので、ここで明日の宿を探して予約。
実は宿を含め、レンタカーとか、船とか、全く予約していない。
気ままな旅がしたかった、というのは言い訳にすぎず、なんか面倒くさくて。
今日の今日まで本当に旅をするのかよくわからない気分だったしなぁ・・・。

１６：０３　鳥取発

とっとりライナーという、快速である。
ほとんどが単線の山陰本線にしては素晴らしいことだ。

松江が近付いているはずなのにすごく田舎な風景でなんだか不安になる。


１８：１６　松江着

ようやく本日の最終目的地に到着である。実に１１時間３６分の移動時間。
僕もう疲れたよ。

地方都市に来るとどうしても故郷の岐阜と比較してしま（以下略）

とりあえず、駅を出てすぐのホテルに突撃。空いてた。
宿げっと。

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１９：３０　松江駅



微妙にひまなので松江の街を出歩くことにする。
目指すは２キロ先の松江城。微妙に遠いが歩く。

てくてく。



川に反射する明りがキレイ。


松江城。



時間が時間なだけに近くまで入ることができなかった。
が、でかい。
さすがは現存天守というかなんというか。
ごめん、見るまではちょっとばかにしてたかも。

てくてく。

偶然、花火大会に出くわした。



・・・花火を写真に撮るのは難しいな。

でも今日はツイてる。

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明日も、朝が早い。

８月２３日（月） 『隠岐への一人旅・０日目 旅の動機 編』

すでに書きましたが、夏の休暇中に隠岐へ一人旅をしてきたのです。

今回は『隠岐への一人旅・０日目 旅の動機 編』ということで。

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そもそもなんで隠岐なのか。
それは私がまだ大学生だった昔に遡る（言うほど昔じゃないが、と言っても６年前か、なんて書くとトシがばれるのだが）。

たまたま何かの雑誌できれいな写真を見かけた。

切り立った海岸線の上の広い草原。
そこで草を食む馬。
海はどこまでも青く空も高い。

なんてきれいな景色なんだろう！これはどこなんだろう？

記事には隠岐だと書いてあった。
暇を持て余していた大学生だったくせに、『隠岐はさすがに遠いなあ』と諦めた情けない私。

だが時がたっても、ふとあの写真の風景を思い出す。
『行ってみたいなぁ』そんな思いが漠然と積もってゆく。


そこにきて、この１０連休と言う長い休暇が舞い込んだのです。
特に予定もない残念な私。
い、今しかねえ！
やるなら今しかねえぜ！


かくして、私は旅の準備をゆるりゆるりと始めたのでした。

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意外にも隠岐を紹介している旅行雑誌はない。
本当はあるのかもしれないけれども、少なくとも私の住んでいる近くの本屋さんにはなかった。

仕方がないのでネットで調べる。
隠岐までのアクセスはどうか。
どういう順番で島を巡るか。
行きたいところ、行った方がいいところはどこか。
などなどを加味して、大まかな計画を立てる。

あまり詳しく調べると、既に“行った気分”になってしまうから要注意だ。


実はこんなことを７月中旬からやっていた私。
その割に適当である。

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そうこうしているうちに８月２３日（月）です。
明日から旅の予定なんだけれども、実感なし。

さて、どうなるのやら。