・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

12月22日(日) 冬至の犬吠埼からの日の出

2013-12-25 13:48:24 | 2013.12 銚子旅行

5時20分起床。

銚子駅からひとつ先の仲ノ町駅まで歩いて、6時3分発(仲ノ町駅始発)の電車に乗らなきゃいけないのだ。そこから犬吠駅まで行って、犬吠埼から朝日を見るのだ。

- - -

冬の一時期、11月下旬ごろから1月末までの約55日間は、犬吠埼が日本でいちばん最初に朝日が見られる場所になるのです(離島、富士山を除く)。
東へ行けば行くほど日の出は早くなりそうだけれど、地軸が傾いているせいで冬の時期だけは北海道の納沙布岬よりも犬吠埼の方が日の出は早くなる、とのこと。詳しくはgoogle先生にでも訊いてください。

あと、これも不思議なんだけど・・・私もカン違いしてたんだけれど、冬至の日は“一年でいちばん日の出が遅い日”ではないのです。そして“一年でいちばん日の入りが早い日”でもないのです。日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後、日の入がもっとも早い日は冬至の半月ほど前になるそうです。
詳しくはこちら→http://www.nao.ac.jp/faq/a0104.html

『よし、1年でいちばん日の出が遅い日の日の出を日本でいちばん最初に見てやろう!』と意気込んでたのにね(笑) なんだか肩透かしを食らった気分だよ。

- - -

仲ノ町駅到着。



天気はすごく良い。見上げる空には雲ひとつない。
ただ、日が昇る方角、地平線あたりには厚い雲が見える。
これは嫌な予感・・・。

乗客は私一人で、電車は貸切状態。
車内からだんだん明るくなる外の景色を見ながら、一日の始まりの静けさの中に思いを馳せる私であった、とさ。

- - -

16分ほどで犬吠駅に到着。

歩いて10分ほどで犬吠埼に到着。
私のほかにも朝日を待ちわびる人たちが20人くらいいました。



やっぱり雲が邪魔をしてる。

そして。



神々しいな。



海が、空が、オレンジ色に。



- - - - -

銚子駅に戻ってきた。



まだ帰るには早いけれど、特にやりたいこともないなぁ。

・・・。

よし、ちょっと早いけど中山競馬場へ行くか!

- - - - -

これにて銚子旅行は終了です。

12月21日(土) 銚子をサイクリングでふらふら

2013-12-25 13:21:53 | 2013.12 銚子旅行
この旅のコンセプトは『冬至の日の朝日を犬吠埼で見よう』です。

- - - - -

電車にのんびり揺らり揺られて4時間ほど。
12時前に到着した銚子駅を出ると雨がパラパラと降っていた。

レンタサイクルを借りる予定だったけど、少し躊躇う。
予報では、天気はそんなに悪くならないはず。
ただ今のこの雨が気になる。

・・・。

よし、借りるか!
きっと大丈夫だ。

- - - - -

知らない街を自転車で走るのは楽しい。

まずは昼ご飯。
五色丼(まぐろ・はまち・うに・いくら・いか)



美味しい。
食べ終わる頃には雨は止んで、青空が見えるようになってきました。

- - - - -

犬吠埼を目指して走る。







途中、転んで左手人差し指を強打したり、カメラをテトラポットにぶつけたり、地面にカメラのレンズを落としてレンズの保護ガラスを割ったりといろいろと痛い思いをしましたが、そんなことで歩を止める私ではない。昼は短いのだ。

- - - - -

犬吠埼灯台。



大きな波が繰り返し繰り返し押し寄せる。



あの東映の映画の最初に映る“波が岩に砕けるシーン”は、ここで撮影されたそうですよ。

- - - - -

地球が丸く見える丘展望館より。

ここから見える景色はなかなかの感動モノ。
視界の4分の3は水平線、4分の1が地平線。
水平線が若干弧を描いているような・・・確かに地球が丸く見える気がする。



屏風ヶ浦。断崖絶壁の続く海岸。そして風力発電用風車たち。



写真でも文章でも伝わりそうもない。
是非ここまで来て、実際に見てくれ!としか言いようがない。



日の入りは16:23
こんなにキレイな夕日を見たのは随分と久しぶり。


ゆっくりとはしていられない。
これから知らない街の知らない道を自転車で走って銚子駅まで帰らなきゃいけないのだ。薄暗くなりつつある中を5,6キロ走らなきゃいけないのだ。

- - - - -

銚子大橋。



自転車を5時半ごろに返却して、歩いてホテルへ移動。

- - - - -

街に出て夜ご飯。
刺身定食とママカリのから揚げとお酒を注文。
たいへん美味しかったです。

その後、夜の街を散歩。
銚子大橋を半分まで歩いて引き返してきた。


その後は大人しく部屋でお酒を飲みつつ過ごして、24時には寝ました。