・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

7月も終わりかぁ・・・。

2007-07-31 20:00:37 | weblog
少し遅れましたが、選挙の話。
今年は市議会議員・県議会議員選挙があって、今回の参議院議員選挙は3回目。
流石は国政に関わる選挙、気分が違います。

結果は自民党の惨敗・民主党大躍進ということになりました。個人的見解を言わせて頂くと『自民党、ざまあみろ』であり、『民主党、よく頑張った』であり、それはつまり選挙の結果が示すとおりに、世の多くの方々と同じ意見だと思っています。

じゃあ、民主党に期待するものは?と聞かれると、『政局を大混乱に陥れてやれ!』とか本当は答えたいんだけれど、『それも如何なものか?』という疑問も当然浮かんでくる訳で。まあ、それなりに頑張って、次の衆議院議員選挙に繋がる働きをすればいいんじゃないでしょうかね?という無難な答えでよろしく。


ところで選挙って、朝の7時からやってるんだね。
僕は16時過ぎくらいに投票会場の小学校に車で赴いたんだけれど、混雑してて車が駐車できなさそうだったから素通り。そのまま1時間くらいドライブしながらくるりのアルバム『ワルツを踊れ』を聴いていたのは先日書いた通り。これ、本当に良いアルバムです。まだ聴いたことのない人は是非にも。

・・・あ、その後無事に投票を済ませましたよ。

ワルツを踊ろう

2007-07-29 20:11:38 | weblog
金銭的余裕が少しばかり生じたので、ついに6月発売のくるりのアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』を買いました。まだ初回限定版が残ってたのでうれしい限り。早速、車の中でドライブしながら聴きました。

・・・ちょっとこれ、めちゃくちゃ良いんですけど。

クラシックとロックの融合を目指したアルバムだとは雑誌等で見て知っていたんだけれど、これほどまでにクオリティが高いとは思いもしませんでした。『さすがはくるり』としか言いようがない。オーケストラの音とバンドの音が見事な相乗効果を・・・なんか安っぽい表現だな・・・オーケストラの音をこれほどまでに生かしきったバンドは他にいない! ・・・でも足りない。とにかくすごいから、お前ら聴いてみろ(←誰)

その他雑多なJ-POPを聴いていて、曲の最後のほうでバイオリンとかオケの音が聴こえてくると、『ふん、安易に曲を盛り上げよって!』と、ひねくれた僕はいつも思うんですが、この『ワルツを踊れ Tanz Walzer』はそんなこととは全く無関係というかレベルが高すぎてその他を圧倒的に超越してて・・・てか褒め言葉しか見つからない。
 
1曲目のインストの曲『ハイリゲンシュタッド』でいきなり衝撃を受け、これから始まるアルバムの他の曲たちへの期待が膨らみだし、2曲目の『ブレーメン』でその音の心地よさとメロディの良さに引き込まれ、歌詞カードを確認せずにはいられなくなり、3曲目の先行シングル『ジュビリー』は、実はあまり好きじゃなかったんだけれど(笑)、このアルバムの3曲目として聴いて、初めてその曲の良さに気付かされた・・・といった按配で、聴いてる間中、笑顔でした。素晴らしい音楽は笑顔を作るんですよ。

先日シングルカットされた最後の曲『言葉はさんかく、こころは四角』も、穏やかな曲調や詩が素敵です。シングルも買おうかな。


・・・以上、くるり好きの戯言・妄言・うわ言でした。ご清聴どうも。

一生青春

2007-07-28 20:28:05 | weblog
ちょうど一ヶ月前、自転車で日本一周の旅をしていた80歳の男性が、ゴールを目前にして交通事故でなくなりました。新聞やテレビでニュースになっていたので知っている方もいるかとは思います。
私も一応は自転車乗りの端くれ。『あと少しで終わりだったのに・・・』とか『80歳でそんな無茶な・・・でもなんて熱いんだろう!』などと思いつつニュースを聞いたのを覚えています。

26日、NHKでその人・原野亀三郎さんのドキュメンタリィをやっているのを偶然に見付けて、そのまま観ていました。

原野さんが書き付けていた日記や写真を元に話は進んでいきます。
トラブルに遭い困った様子や、出会った人に対する感謝の記述には、80歳という年齢からくる"重さ”を感じました。戦争も経験し、80年も積み重ねた人生、その深みから滲み出る感情。

よく年齢について尋ねられ、80歳だと話すと、大変に驚かれたそうです。そのたびに『人生を過ごすのに年齢は関係ありません、朝に目が覚めて始まる一日一日が青春です(だいぶ意訳しました)』と答えたそうです。戦争の激しかった時代に生まれ育った世代、青春なんてなかったんだそうです。

駆け足のVTRで、あっという間。

旅は決して楽しいばかりのものではなかったようです。体のあちこちが悲鳴をあげ、骨折までしてしまったのです。苦しみのほうが多かったのかもしれません(私が自転車旅をしていたときは、そりゃあれこれ苦労もあったけれど、基本的には楽しくて楽しくてしょうがない!といった感じだったんですが・・・若いからかな)。信念を貫くというか、意志が強いというか。並大抵のものではありません。

戦争の犠牲者の慰霊碑に相対したときに溢れる特別な思い。
戦争で失った友に対する負い目。
戦争に奪われた青春。

旅で出会った若い人との交流。
伝えたいメッセージ。

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原野さんはゴール目前のトンネル内で事故に遭い、亡くなりました。
私も自転車で旅をしたときは、トンネルの怖さを何度も経験しました。歩道がきれいに整備されているトンネルはその歩道を走る限りでは安全なんだけれど、歩道がない&交通量が多い&狭いトンネルは本当に怖いです。『俺、死ぬかも・・・』と何回か思いました。

トンネル内を走行する際は、自転車の方も自動車の方も気をつけてください。そしてこれから作るトンネルは、ぜひとも危険を排除した安全なものを作ってもらいたいと思います。

嗚呼夏休み

2007-07-25 20:35:02 | weblog
朝の6時過ぎ頃、車を運転していると小学生くらいの男の子が走っているのが見えた。こんな朝早くに走るなんて少し変だけれど、なんて感心な子だろう・・・と思っていたら、またしばらくした後、子供たち3人が歩いているのを発見。保護者の方も一緒に歩いていた。ここで漸く思い至ったんだけれど、もう夏休みなんですよね。子供たちはラジオ体操に向かってるところだったんですね。ラジオ体操、それはなんて懐かしい響き。


図書館に入ろうとして思い出したんだけれど、もう夏休みじゃないですか。学生たちでいっぱいで座れないかなぁ、なんて思いつつ中に入ってみたんだけれど、特にそんなことはなく。高校生がいるにはいるんだけれど、そんなに多くはない。まだ夏休みが始まったばかりだから勉強なんてしない、ということなのかな。


このブログも7月になってからは休みがち。上に書いた話も、書こうと思ったのは3日前。書いたのは昨日。ブログに載せたのは今日。

でも、日記を書くってのは、自分の自由な思考に耽り、それを好き勝手に言葉を散りばめることが出来るという素晴らしい作業なのだと、ふと思いました。そんな貴重なことに時間を割かないなんて許されまじ。自由な思考。えーと、自分が認識するから宇宙が存在するのか、宇宙が存在するから自分も存在するのか・・・。

朝顔の観察10

2007-07-21 16:06:06 | 朝顔の観察
朝顔の観察の報告。

ある程度大きくなって以降、観察意欲が減ってしまった。これはつまり、人間の子供と同じではないだろうか。小さい頃は成長する様がはっきりと見て取れて面白いし、何かしてあげたい気持ちになるけれど、ある程度大きくなってしまった後は"ほったらかし”みたいな。あとは勝手にしろよみたいな。
しかし、変わらぬ愛情を注ぐのが大事なんですよ(←誰だ)


7月16日 朝顔らしくなりました。




7月18日 俺は、かまきり。




7月21日 芽が同じ高さに。



これが蕾になるのかな? 




雨が続きますね。

近況0718

2007-07-18 21:19:46 | weblog
近況報告。

特別職国家公務員の試験に合格しました。空です。
もう就職活動続けるのもダルいし、正直しんどいので、もうココにお世話になろうと思います。でも10月の終わりじゃないと入れないらしいので、なんだかなぁ・・・という気分。9月にも試験があって、それに受かると、また身分が変わってくるのでその試験も受けます。

・・・で、とりあえず、今やっているバイトを続けようかと。夏本番間近というこの時期にまるで冬のように寒い環境下で単純作業やら力仕事やらをこなすという、こうして書いてみると想像もつかないかもしれないけれど別にたいしたことはしていないバイトを9月の終わりまで続けたいんだけれど、どうなることやら。

10月あたりに旅に出ようかな。どこに行こう(笑)?

夏が来る

2007-07-15 19:59:18 | weblog
朝は雨が降ってたのに、昼にはもう晴れだして、いつの間にか青空が広がっていた。そしてやたら暑い。

ウチでうだうだと過ごすのにも飽きてきて、夕方5時ごろフラフラと出掛けた。長良川がどれほど増水しているか見てみたくなったので、川沿いを車で走る。思ったより増水していなかった。

空がものすごく青い。灰色と白色とが混ざった雲が空を流れていく。
5時過ぎとは思えないすがすがしさ。

気分転換。

もうすぐ梅雨も明けるのだろうか。

信用を得たければ、ミスするな

2007-07-14 16:24:36 | weblog
伊坂幸太郎さんの本が次々と文庫になっていくのがうれしい。先日、文庫になった『グラスホッパー』買ってきました。やっぱり文庫です。経済的で省スペース。



伊坂さんの小説には完璧な"悪”の存在がちらちらと出てくるんだけれど・・・例えば、『オーデュボンの祈り』の警察官の城山だとか、『ラッシュライフ』の金持ちの戸田だとか・・・この『グラスホッパー』は、そういう悪が最初からたくさん出てくるので、なんだか読んでて嫌な気分になってしまいました。今まで読んできた伊坂さんの本とは違う雰囲気。
まあ、"殺し屋”の小説だからなのか、あっさり人を殺したり、誰が死のうが無関心といった雰囲気があって、それに戸惑ってしまったという訳です。

でも、それも最初の方だけで、さすがは伊坂さん!という感じのストーリー。
3人の視点で話が進みます。3人がどんどん近づいていき、話が1つに結ばれるんです。

気になった点が1つ。ネタばれ?
"鯨”の話の中で、田中と言う人物が幻覚について話します。曰く、信号の点滅が長く感じる・電車の通過が長く感じるのはやばい兆候で、それは幻覚の証拠。信号が幻覚の見始めの契機で、電車が目覚めの合図、だと。
それを踏まえたうえで、"鈴木”の話の最初と最後を見てみると・・・あれ??あれえええっ??


ジャック・クリスピンってのは架空の人物なんだってさ。

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次は『アヒルと鴨のコインロッカー』を読みます。
この本、去年の暮れに買ったのに今までずっと放置。
だってこれ、字が細かいんだもの(笑)

MAGNETIC FORCE

2007-07-14 16:21:36 | weblog
7月になってから、日記を書く回数が目に見えて減ってしまいました。全国で優に3000万人は超える思われる私のファンの皆様には大変申し訳なく心苦しいばかりですが、よく考えてみれば、私のファンがそんなにいるはずもなく、だったら余計な気遣いは不要だと開き直ってみた・・・訳ではなく、日記を書くよりも大事なことがあって、つまり絶対に負けられない戦いがそこにはあった、と言えばカッコいいんだけれど、そこまで言っては言いすぎになるので、どうしよう。

ほんとにどうしよう、って感じの文章を書いてみた。日本語って際限なく長く書き連ねることが出来るよね。いや、日本語に限らず、どの言語でも出来るのかな?


本当にどうでもいいことだけれど、冷蔵庫って磁石で紙を張り付けたりするよね。レシピだとかその他メモだとか。アレって、磁石をくっつけるために扉が鉄で出来てるわけじゃないよね?たまたま鉄で出来てたんだよね? 
もし技術が進んで、鉄よりも安く強く軽く作れるようになったら、どうなるんだろう。磁石がくっつかないって、クレームが来そう。

てか、今の冷蔵庫のこと良く知らないんだけど。磁石くっつきますよね?

♪だりだりーん

2007-07-12 20:41:53 | weblog
昨日、名古屋市美術館で開催されていたダリ展に行って来た。

絵のことはさっぱり分からないし、絵に強い関心がある訳でもないんだけれど、せっかく有名な人の展示会が近くに来たんですもの、こりゃ行ってみなきゃならんでしょう。ダリと言えば、時計がとろけたような絵だとかなんだかよく分からない絵を描く人だ、ということしか知らない。だからこそ行くのだ。写真で見るのと実物を見るのとでは迫力が違う。
・・・そんなことを漠然と思い、行こう行こうと思いながらも行かないでいたら、結局最終日になってしまった。



シュールレアリズム。
これは何の絵なんだろう?何を象徴してるんだろう?という単純な疑問が、絵の迫力というか魅力というかスケールの大きさというか、つまり存在感そのものに吹っ飛ばされてしまう。これは何と言うのだろう?

・・・というような疑問もそのうち忘れ、これはつまりそういう絵なんだ、と思うに到る。

だけれど、何かを理解したい。簡単には分からない。写実的なタッチがシュールさを際立たせている。絵を見る時間が長くなる。頭が混乱する。

そんな中、万博のパヴィリオンを作っているダリの写真がカッコ良いと思いました。真面目に訳の分からないものを作るドラキュラのような風貌のダリ。

ダリは絵を描くだけでなく、小説も描いたり、本の挿絵も描いたり、舞台のデザインもやったりと、幅広く芸術に才能を発揮した人だということを初めて知りました。

・・・。

最終日ということもあってか、お客さんが多かったです。僕は昼の1時に来て、すんなり美術館の中に入れたんだけれど、館内は行列が出来てました。ダリを見て、常設展示も見て、美術館を出たのは4時少し前。さすがに疲れた。でも来て良かった。

美術館を出たら、外の入場券売り場に15メートルくらいの行列が出来ててびっくり。この美術館は5時までだったと思うんだけど・・・。この人たち、ちゃんと見ることができたのかなあ??


・・・こういうことを書くにあたって、自分の感性の貧しさと表現力のなさに軽く絶望を覚えました。