関東地方はやっと晴れ間が出て気温が上がって来ました。最近は多忙で外出することが少ないので腕時計はしないのですが、夏となると時計は左のハミルトン・カーキを愛用することが多いです。で、ダイソーに行く度に気になっていたミリウォッチを買ってしまいました。アメリカ軍の使い捨て腕時計のタイメックス・キャンパーに似ています。
オリジナルが使い捨てのチープ時計ですからダイソーが作る安物時計がオリジナルに忠実とは変な感じです。ムーブメントはなんとSII(セイコー)のPC21Sを搭載していますよ。これは信頼性に期待が持てます。
風防ガラスの形状が少し安っぽい(正確じゃん)気がしますので、手持ちの中からもう少しドームタイプに変えると良いかも知れません。あと、NATOタイプのベルトも上質なものに変えると良いでしょう。
しかし、ムーブメント単体の価格でも500円はすると思いましたが、これだけの部品点数をアッセンブリしてどうして500円(税別)で販売出来るのでしょうね。YouTubeなどでも取り上げている方もいます。いっそのこと、機械式のキャリバーに改造しても楽しめるかと思います。みなさん、ミリウォッチを手に入れましょう。
で、作業は半端仕事をしておりました。最後はPEN-EE-3です。EE-3は最後まで生産されていたのでまだ新しく、程度の良いものが多いです。セレンも元気ですしね。今回は特に不具合が無いのでファインダーの清掃とモルト交換のご指示です。
モルトが劣化すると内部はいつも同じ汚れ放題。まず、古いモルトを溶剤で取り除くことから始めます。素人の方が貼り替えたものを見ると、みなさん古いモルトの清掃が完全ではありません。それですときれいには仕上がりませんね。労力を惜しんではダメです。
直径30mm以下でしたら当時物が大量にストックしてありますけど、(当時の時計は小さい)30mm以上は現在の新品になりますね。ちょっと探したら見つかったのはこれです。オリジナルの外径は33.0mm程度でしたので少し小さいかもしれません。ドームの形状はこちらの方が雰囲気は良いかと思いますが高さ(厚さ)も2種類あるのでどちらが良いか? これ1枚でミリウォッチよりも高いと思いますけど・・では、また探してみます。