大変に個人的ですが、今日(9/16)の読売新聞3面下欄(スキャナー欄)の小さな記事に「やっぱり!」という思いを抱きました。
記事は、冒頭に~首相への意欲を表立っては否定してきた菅氏だが、準備を重ねてきた節がある。~との提示に始まり、これまでの自民党内の動きが記されていました。文末では、GoToトラベルの前倒しに動いた菅氏について、自民党の閣僚経験者の言葉を次のように伝えています。~「菅氏の気合いはすさまじく、明らかに次期首相を意識した動きだった」と振り返る。~とこのように、今になって振り返れば菅氏は、やはり「首相の座」を意識していた節があったようなのです。個人的には「だロウな!?」と、個人的に思っていた印象と一致しました。菅氏は策士!!見事なのです。
菅氏はたぶん首相としての能力にも長けていると思いますから、政治の世界におけるドロドロの権力闘争等も上手く乗り切って、意外に長期政権になるかもしれません!?今夜発足した菅内閣の体制を見ても手堅いイメージが漂います。
個人的には菅首相の能力は認めるけれど、これまでの安倍首相を守るために採ってきた「非情とも言える手段・手法」は受け入れることが出来ません。政治家として清濁併せ持つことも大事と理解していますが、とても民主国家とは言えない政治手法は問題です。政治家である前に「人」であることを忘れてほしくないものです。(土)