富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

ZAQ(ケーブルテレビのインターネット接続サービス)の書留

2010年09月18日 | インターネット

まだ、宅内配線工事どころか、肝心のONUの設置も、ままならんというのに
ZAQとの接続契約の書留が、ケーブルテレビから
それも各戸ごとに「郵便」を使って本日配送されてきました・・・
慌てて、中身をあらためはった人はご存じでしょうが
あらかじめ設定されたアカウント・パスワードのほかに
設定用のCDとかが内包されています。

ところが、このCDさえあれば、接続の設定ができるとお思いでしょうが
実はそんなもんでもなく、契約内容にあるメールサーバー
の設定が、お手持ちのメールウェアに設定できるというだけの
代物で、使っても使わなくてもいいようなものなんですよ・・
「接続設定」なんていうのは、
PCがIPアドレスを「自動取得」するように設定できていれば
情報端末にPCをLANコードでつなぐだけで
自動的につながってくれるはずです。
この書留は、今封を切ったところで、使いようのない書類で
宅内配線が完了した時点で開くものです。


設定という意味では、
むしろ無線でネット接続する設定のほうに時間がかかります。
メールウェアもOutlookやOutlookexpressやなくて
Thunderbirdなら、こんなCDの世話にならなくても
メールサーバを自動的に探し出して
いとも簡単に「メールの設定」を自動的に設定もしてくれます。

それにしても、そもそもONUの設置はどうなったんですか?
ご大層に事前に宅内配線工事業者と打合せしとけば
すぐにでも設置にくるような話を、FAXで流しておきながら
その後は、なんの連絡もないし、
そのくせ早々とこんな設定内容に関わる書類を
今の時期に、公金使って全戸に配布するのは、
順番が違う。


ケーブルテレビ側にしてみたら、
ZAQから各戸宛の書類が作成されてきて、
それをいちいち保管しておいて、
その都度配るんが面倒くさいんか知らんけど、
本来は、情報端末の設置と同時に渡せばいいものを
稲刈りや農作業にも追われる忙しい時期に、
「封を切る必要のない」書留を、公金使ってせなあかんのか
という純粋な疑問がわいてくる。
こういう一人一人の契約内容は、たとえば区のネットワークを使うとか
配布の規模が所詮京丹波町内と知れてるんやから
お金をかけてまで、「今すること」と違う気がする。

むしろ早よから配りすぎて、受け取ったユーザにとっては
肝心のネット接続時に、接続設定を書き込んだ書類が、
どっかしまい忘れられることのリスクがあるっちゅうねん

ZAQの回線につながっていなければ、
たとえ個々のアカウント・パスワードが設定されていようが
ZAQの設定も、「メールアドレス」の追加も
「マイシールド」のダウンロードすら不可能です。

・・・NHK・BSデジタルの受信方法の突然の変更だとか、
ONU設置工事の気まぐれさとか・・・今、こんな書類配られても・・
・・・やっつけ仕事みたいに思えてなりません。

こういう愚痴を言うのも、今すぐにもケーブルテレビ化が
できそうなことを言いながら、いったいいつになるのか
それぞれの区域やエリアにちゃんとした情報が示されないからです。





 


甦れPrius Air note

2010年09月18日 | パソコン

サークルで見かけるAくんのPCは、起動にも処理にも立ち後れ気味で
限界点を感じ取っていました。

一方で我が親愛なるShinもまた、愛機のPriusが始終フリーズしてしまい
例の「奇々怪々な」ブログにさえ投稿もままならず、PCへの信頼を失って
イライラが頂点に達しておりました。そこで一念発起し、この際
TohshibaのWindows7搭載機に買い換えました。
そこで、我が家にやってきたのが・・・
くたびれか、夏バテか・・・はたまたShinとの愛を終わらせかけていた・・・
立ち上がりにも、動作もけだるさを感じる
愛機であるPrius Air noteだったのです。


名称未設定 1 
その真っ白な筐体は、多少傷つき所々経年のくすみも見受けられましたが
まだまだ、つやつやして見え、何よりも画面の美しさは依然図抜けています。

実はこの機械の発売当時、僕自身があまりメジャーではない「日立のパソコン」に対して
その筐体の完成度とキーボードの柔らかさ、何よりきれいな光沢画面に
NECやの東芝や富士通、SonyのVAIOのように決して一般的なブランドではなくても
「日立」なんて、なんとなくマニアックやけれども、重厚な作りに
一目おいて、ある種のあこがれを感じていたものです。

まずは、このPriusのハードディスクのクラスターチェックをして、HDDに問題がないかを
確認してみて、チェックの結果がなんともなかったので「リカバリ」し購入時に戻すこととしました。
その前段として、念入りにHDDのフォーマットをしておき何もかもをクリアにした後に
いよいよ「リカバリDVD」を挿入して、購入時の状態に戻すことをプランしたのですが、
その際に押しつけがましい付属の一切のアプリケーションを排除してインストールしない設定しておき
素のまま、OSだけの「WindowsXP」を再現しました。

機械のCPUは、Celeronというプロセッサーですので、
今となっては時代遅れで、処理能力は、今日のPCの比ではなく非力ですし、
何よりメモリが256MBというのは、画像処理にしたところで、とてもこころもたない代物です。
そこで、ちょうど手元にあった「Nこ」の液晶の壊れたPCから「メモリ」を抜き取り、
それをPriusに増設してみました。
※メモリの増設時には、それが対応した規格かという基本的な確認も必要ですが、
実際の作業では、周辺機器一切を抜き取り、電源を抜き、さらにバッテリも外してかからないといけません。
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上のようにバッテリも電源も外した上で、静電気を除去して、メモリのスロットをあけて、
空きスロットに「増設メモリ」を「かちっ」と差し込みました。
構造からして、元々のメモリも外せるということは、このマシンのメモリの搭載容量が
1024MBまで増設可能ということなのでしょうが、
とりあえず手元のPC2100規格の512MBを足してトータルが768MBになった訳で、装着後は
スロットの蓋をして、PCを起動させ、マイコンピュータを右クリックして、「プロパティ」を確認すると
ちゃんと768MBを認識しておりましたわ。
これで初期段階はクリアし、次にこのマシンのOSが、WindowsXPの初期版(SP1)ですので
XPのServis Pack2ですら,マイクロソフトのサポートが終わった今
XPのSP3にバージョンアップしておかないとあかんわけで、
あらかじめ、ダウンロードしてCDに焼き付けたSP3へのグレードアップ版を入れたところ
ドライブが認識する反応がなく、どうやらCD/DVDのドライブに異常を認められました。・・・
話にはきいていたんですが、認識しないと後の作業に困ってしまうので
いったん他のPCでWebサイト上にあるこのPriusの「BIOS」と「DVDドライブのファームウェア」を
ダウンロードすることを思いつき、
ものは試しに、ドライバを更新させたり、BIOSをグレードアップさせたところ
ドライブの不具合は、意外にも簡単に修復しました。
なんとかこれで、XPもSP3へのバージョンアップをすることができたのですが、
ここで忘れてはいけないのが、基本のシステムとして「.NET Framework」のインストールで
どうせなら、いっそ3.5のバージョンアップにまで引き上げてPCにインストールさせておきました。

後は、アプリケーションでOfficeをはじめ必要最小限の
アプリケーションをかき集めて、インストールを済ませて
自分好みにするのに欠かせない「フリーウェア」もいくつかをインストールして
快適さを引き出す必要があります。
そこで、メンテナンス用の「Graly Utillities」と「窓の手」、それに「Win高速化」を選んでインストールし
パフォーマンスをできるだけ最大限に引き出すように設定しておくこととしました。
これらのアプリケーションはそもそも、無料で提供されていることが魅力です。
中でも、無料といえば「Easeus Partition Master」・・・これはPCの現状のままHDDの
パーティションのサイズを移動できるという優れもので、「英語版」という点を除けば
これを無料で提供している懐の深さを感じます。
おかげで、あれほど青色吐息だった、「Prius」が元気に甦り始めました。

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懐の深さは「Shin」も同じぐらいにすてき・・・
甦ったPriusをAのくんの手に預けることを承諾してくれました。
この優しい思いを受け止めて大切に使ってくださいAのくん・・・
とりあえず預けておくからね・・・