富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

郵便番号辞書はこれがよろしおす

2008年05月10日 | パソコン

 


 Ufuidotcom IMEv8~10郵便番号辞書(都道府県名付)


この間もちょこっとだけお話しする機会がありましたけど
日本語変換ソフトであるMS社のIME2003の変換能力や機能については
AtokというJustsystem社のそれに比べて疑問が残るというのは
率直な僕の感想です。


郵便番号の辞書にしても
その更新が遅く感じられるし、その方法も決して楽やとも思いません

そんならと紹介したいんが、上記のIME2003用の郵便番号辞書です
少々長ったらしい感じの名前ではありますけども
これは、無料又は寄付という形で
うふぃ.comさんがネット上で提供されているもんで
最新の日本郵便会社の発表データにリンクして郵便番号と住所が最新の状態で
提供されています。
MS社の更新を待つぐらいなら、こっちの方の使用をオススメします。



リンクをクリックして、ダウンロードします。
ダウンロードが出来たら、そのファイルを「ガチャガチャ」すると
自動的に解凍してくれます。
解凍されたモノには「imjpzp10a.dic」というファイルと「imjpzp10manual.pdf」
という2つのファイルが出来ます。
そのうちの拡張.dicが辞書ファイルで.pdfがその取扱説明書です。
(冷たいようですがここでは詳しい説明は省きます。)


このファイルの居場所を確認しておき
説明書熟読の上で、IMEの辞書の登録が完了すると、
最新の郵便番号辞書が使用出来ます。
結構汗かきせなアカンとは、思うんやけども
これも「修行」のうちとおもって、
「622-0203」と打ち込んで変換したら
いまだに住所に「丹波町」と表示されるようなら
この苦労しといた方が身のためやと思うんですがね・・・・


 


アナログとデジタル

2008年05月10日 | パソコン

アナログとデジタルてなこというと、僕などは真っ先に
「時計」の事を思い浮かべます。アナログ時計の針を見ていると
「あとどれくらい」、「もうこんだけ」みたいな「量」的な想像が一目で感じ取れ
デジタル時計では、今のその「瞬間」がとらえられる気がして来るもんです。
デジタルはデータを電子化で信号にして数値にして見せてくれますが
アナログは、ひたすら何かを目に映るモノに形をかえて見せてくれます。


パソコンをしていると、妙な錯覚に陥ります。
それは、パソコンですること全てが「デジタル」なことやと思いこむことです。


デジタルとアナログなどとかしこまって、解説するともう少し
専門的な分析がいるんやろと思いますが、それはちょっとハードルが高すぎるんで
どっかに置いといて・・・


例えば文書や表をこしらえて、プリンタで印刷することで完結した気分になったりします。
んなこと言うと、語弊があるんは覚悟の上ですけど
年輩になればなるほど「印刷」という部分を一連の作業の最終の目的にしてしまいがちですが
僕自身はそうやとは思いません。
パソコンで印刷というのは、実際のところ別の作業やと考えています。
プリンタで印刷したもの、それは、その時点でパソコンの「デジタル」データを
紙などの媒体に「アナログ」として打ち出したもんで
そこにあるモノは、紙に印刷されたという意味で、手書きのモノと
なんら変わらずに「アナログ」のデータそのものです。
印刷とはパソコンのデジタルデータをアナログ化したもんやと思います。

せやのに、近頃は「パソコン出来なアカン・・・」などという愚痴やら
それに近い「いいわけ」を耳にします。
印刷されたり、コピーされたという点でおんなじものでしかないのに・・・・
手書きであろうとプリンタによる印字も「印刷物」であって
キレイかキレイでないかは見るモノのとらえ方次第でしかありません。
せやから、印刷されたものを見て「デジタル」や「アナログ」やと区別すること自体に、
全く意味がないもんやと僕は考えます。


カメラも、もうフィルムのカメラが珍しくなりつつあります。
デジタルカメラが普及して来ましたが、写真屋やらプリンタで印刷したものを
どっちがええと比べるんなら、
アナログもデジカメも、実はナンにも違いがありません。


そこんとこが結構ごっちゃになってます。
データとして引き継ぎ保存されて、編集や加工が出来るメリットをいかしてこそ
パソコンの持つデータが「デジタル」として活かされるモノなんです。


 


その一方で手作り、手書きの良さは
時に人の心をとらえて感動や感銘を与えてくれます。
「アナログ」には、デジタルでは出来ないそうした味わいがあります。

デジタルなモノをアナログ的に「印刷する」ということの逆の意味で
アナログからデジタルデータにというのもまた、パソコンの仕事としてあります。
アナログのデータをデジタル化するには、「スキャン」という方法を
使って、パソコンで読み取り、保存するのが一般的です。
スキャナ」がその道具の代表選手で、
印刷物やら、フィルム写真などを画像として読み込んだり、
OCRといって、手書き文字や印字された文字を光学的に読み取り、
あらかじめ記憶されたいるパターンとの照合により
文字を特定し、文字データを入力する機能がスキャナにはあります。
さらに読み取った画像から文字を識別して文書に変換するOCRソフトもあるのです。


デジカメにも、こうした機能も備わってはいますが
OCRの機能を発揮するには、対象になった画像の傾きなどの補正が必要で
実際には、デジカメだけでするのには、なかなか難しいかも知れません。

けれどもスキャンすれば、アナログ的なもの、大きく言えば
アナログでしかあらわせなかった文化も
「スキャン」して、デジタル化してデータとして保存することが可能です。


もちろん、デジタルというのは万能でもなく、「アナログ」にある
情感みたいなモンは決して表現できません。あくまでもデータのバックアップの
意味しか持たないのでしょうが、パソコンをこれから使う上で
こうした発想をもつのも、一つ階段を上ることになるでしょうね


あ、そうそう これもアナログとデジタルの話ではあるんですけども


テレビも現行のアナログ放送が2011年7月24日をもって終了します
その後はデータ量のバカでかいデジタル放送になります。
今のテレビで受信は出来ませんが、デジタル放送のデータは
その全てがパソコンと共有できるようになるんです。