富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

バージョンアップ

2006年03月08日 | パソコン
この聞いたような聞かんようなパソコン用語らしき言葉は、若い世代の間ではもう普段の会話の中にしばしば登場してきます。本当の英語なら、多分アップグレード(Upgrade)と言う方が通じるんでしょうが、わかったようなパソコン通は、「バージョンアップ」に結構敏感です。

バージョンアップとは、ソフトウェアやパソコン本体やプリンターなどの改訂 (日本語にすると、何で小難しいなるんやろね・・・)を言います。
 パソコンは、めまぐるしく進化し続けてきました。10年をさかのぼれば、これほどインターネットが生活に浸透するとは、いわゆる「想定外の出来事」になるんでしょうね。
そうなると、昨日までの技術がもう明日には対応できないことも良くある話で、プリンターとか周辺機器のドライバ(器械を動かしたりコントロールするため必要なソフト)は、頻繁に更新しないと対応できなくなっています。
ソフトも器械そのものにしても売り出した時点の「想定外」の問題がおこったり、十分に検証されないまま市場に売り出しているケース(MicrosoftのWindowsなんかまさにこれ) いわゆるプログラムにバグ(虫)が発生していることもしょっちゅうです。
このために、ちょっとした改良や大幅な見直しが必要になります。メーカーは、常にバージョンアップを求められ、対応を余儀なくされています。時にははその逆手をとって新しいものを売り出し、購買心をあおり立ててもいますがね。そのいい例が宛名書きソフトやセキュリティソフトなんか、不条理な話ながら毎年、ユーザーがお金を出して更新せんとアカン訳です。
お気づきの方もあると思いますが、ワード2000とかワード2003とか、売り出された時期を示す数字がそのソフトのバージョン(開発の更新状況)と考えていいでしょう。この数字ににさらに、Ver何とかSPなんとかというように細かい数字がついて行きまス。
ところが、このよりよくなったはずのバージョンアップは時には問題を起こすことがあります。なによりメーカーベースで作られるソフトウェアの場合、新しいほど、何やかや時には不必要な機能を付け加えられて、動作に時間がかかるとかいわゆるソフト自体が重たいとか、パソコンの能力を問われたり新しいバージョンでこしらえたファイルは古いバージョンでは読めないとか少し前のパソコンだと動作したものが、動かなくなることもまれに起こります。

「バージョンアップ」はするに、こしたことないように思われますが、あわてて飛びつく前に、注意書きや動作確認されたもので自分のパソコンに適合しているかを確認してから手をつけるのが賢明でしょう。

さて、こんな話を持ち出したのは、おすすめの「Sleipnir(スレイプニル)」に バージョンアップ版2.30が登場しました。実はもう僕はこっちに変えています。なかなか使いやすくなって、より機能的な感じに仕上がってます。従来通りの使い勝手も選択できますので、ヴァージョン1.66の人にもそれほど違和感なく受け入れられる気もします。

 そんなことよりも、そもそもサークルに関わろうとした僕自身の本来の目的はサークルを通じてより多くの人との交流から、僕自身の「バージョンアップ」をはかるのが目的でしたが、こっちの方はなかなかアップするには至らず、いまなお「アップアップ」(ちょっとしょーもないですねm(_ _)m)の状態から脱しておりません。