静嘉堂文庫「岩崎家のお雛様と御所人形」 ぐるっと2018Part4Vol20

曜変天目は次回の企画展ですが、

毎回のぐるっとパスで区内及び渋谷周辺の施設に伺うは習い。

五島美術館経由で訪問したのですが…

 

今回のお雛様、結構数奇な運命を辿っているんですね。

どうして岩崎家が一旦その多くを手放したか不明ですが、人形愛好家の桐村さんという方が収集、今回静嘉堂に寄付されたのだとか。

この明治初期に大木平蔵という名匠の作ったお内裏様は皇室に中でも天皇と皇太子以外に着ることが許されていない色の衣装を身に付けているのだとか。

訪問後平成天皇として儀式に臨むニュースの中で全く同じ格好の天皇を拝見、深く納得しました。

  

撮影可のロビーにあった陶磁器類。

最初は確か野村仁斎、

次が前記事の五島美術館にも多かった中国、龍泉窯の青磁。

岩崎小弥太還暦のお祝いの際の人形も面白かった今回の入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計15,880円となりました。