日経朝刊裏面に大きな記事が載った朝、これは人気となって普段用意の数だけ印刷していると実際の訪問時には無くなっているかもしれない、と思い…
ジョギングで行った代官山交差点、本展のチラシをゲットしたのですが、
戻ってみれば大汗でほとんど見る影もない姿、まるでボロボロ💦
カダンさんは日経紹介の通り、1982年生まれウクライナの画家。
「大地の芸術祭」にも出展されているそうです。
このアーティストの住居のベランダ(多分)にある日鳥の死体があったのがいつの間にかそれが消えて…という一連のルポ写真。
そして表題のそれはウクライナがソビエト連邦の一部だった頃の写真集、かと思いきやドガの作品でウクライナの民族衣装を着ている踊り子がモチーフ。
でも一般にはこの作品はロシアの踊り子として知られている。
これを彼が一部を爆発の黒い煙で覆った作品名が企画展名となっています。
またこの部屋一杯のオブジェというか、は離れて立つ2本の柱にそれぞれ鎌と槌が取り付けられているように見える。
この2つのオブジェを合わせ、金色であればソビエト連邦の国旗を表していると思われます:
タイトルは「強度のミュージアム」、労働者階級の勝利、は今のロシアの何処にもない現状を示唆していると思われます。
色々示唆に富む作品群でありました。