東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

11月です。全日本選手権の季節です。

2021年11月15日 18時18分18秒 | 通常練習

 

お世話になっております。1年クルーザー班の関根佑樹です。

11月6日と7日の活動を報告させていただきます。

 

11月6日は全日本選手権に向けて、船底塗料を剥がし始めました。三崎マリンに仰秀を上架して三崎マリンの端っこでせっせこと落としていきます。最初は一番上の青い塗料を剥がすということでサンダーという機械を使いながら落としてきました。落ちた青い塗料が船底から降ってくるので、レインコートに防塵マスク、ゴーグルという完全装備で挑みました。それでも全ては防ぎきれず、日が暮れ始めて帰る頃にはみんな顔や腕などが青く染まってしまいました。これも艇速のためと思えば容易いものですが。

 

11月7日は先月中止になった分のフリートレースを行いました。

リザルトは以下の通りです。

4 - 3 - 4 - 3

で総合3位でした。

前回の総合4位から一つ順位をあげることができ、全日本選手権前、最後のレースでいい結果を残すことができました。

僕自身はというと、月光チームに参加させていただきました。まだヨットを始めて一年目という自分なので、色々と足を引っ張ることもありましたが、月光のみなさんの優しさと厳しさのおかげでたくさんのことを学ぶことができました。その中には仰秀のチームで共有すべきこともあれば自分の心に書き留めておくこともあります。一つここで書くとするならば、レース中の緊張感が仰秀と月光で大きく違いました。前回のレースは仰秀の一員として出ましたが、その時も確かにミスをしてはいけないという緊張感はありました。ただ、月光では、レースが始まるまでは月光の暖かい雰囲気を感じていましたが、レースが始まった途端、緊張感が増し、何事も死ぬ気でやることが求められ、また、そのように言われもしました。自分たちは練習中やレース中にこんなに緊張感を持って挑めていなかったなと反省することができました。とはいえ、月光から自分が思っていたほど学べなかったなと思いもしました。それはひとえにまだ自分が月光から十分に学ぶほどの実力、余裕がなかったのです。これからもたくさんあるであろう伸びしろをとことん伸ばしてやろうという思いでいっぱいです。ただ、やはり今週の1番の収穫は月光に乗っているときに楽しめたことだと思います。月光のみなさん、ありがとうございました。

 

さて、このブログの一週間後にはついに全日本選手権です。今月は船底塗料を剥がすこと中心の活動であまり海に出れていませんが、その分船底がスベスベになり、より速い仰秀が走ります。3日間、全力で走ります。仰秀の応援、よろしくお願いします。

 

1年 クルーザー班 関根佑樹



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