東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

台風が来る前に

2024年08月28日 17時43分43秒 | 通常練習

お世話になっております。
クルーザー班3年の杉山です。

気付かぬ間に8月も終わりを迎えつつあり、長いはずの夏合宿も折り返し地点に到達しました。
夕暮れ時刻も遅くなり、夏らしい入道雲が広がり夕立を降らせることも多くなりました。


さて、今月は主将の関根さんが不在で、特にセールシェイプやヘルムスマンの走らせ方について、艇全体として様々意見を出し合いながら試行錯誤を繰り返し、理想の走りを追求する機運が高まっていました。セールを主には扱わないフォアデッキメンバーであっても、セールシェイプや舵の動きに応じてヒールトリムやコンディション共有などで艇速に貢献することはできるはずで、全員が総合力を高めることは艇全体としてのスピードアップに繋がると思います。
この期間はそのような練習ができ、今後フルメンバーに戻ってからも、意識すべき視野が広がった状態で各ポジションでの動きを練習できる契機となったように感じます。

そうは言っても、理論的な考えと実際の船の挙動・スピード変化が一致しない場合も多く、まだまだ分からないことだらけです。先輩や仰秀OBの方々に教えを請いながら皆で追及を続けたいと思います。

この期間は、ヘルムスマンとしてだけでなく、先輩に頼っていた部分がたくさんあることを実感しました。安全管理や整備にとどまらず、部としての活動を行うという面で、海で活動するにあたっての常識や経験が自分にはまだまだ足りていないと感じます。あと数ヶ月で先輩がお2方とも引退してしまうので、代替わりに備えてスキルアップを目指したいです。


個人的には、先週に引き続き社会人チームの船に乗って練習をさせていただき、様々教えてもらった中で猛者の観察眼の鋭さと経験に基づく理論に圧倒されました。
コーチがいないというクルーザーチームのデメリットを補うには、社会人チームとのつながりというメリットを利用して成長するのが最も効率的だと思います。嬉しいことに新入生もプレーヤー2人・マネージャー1人が入ってくれて、船に乗るメンバーが8人になり社会人チームに乗っても仰秀を動かせる人員数となっています。
皆さん暖かく迎えて下さるので、積極的に他チームに乗らせてもらい、学んだことを仰秀チームに還元していきたいです。


新入生もすっかりチームになじみ、色々質問してくれて今後がすごく楽しみです。動作で精一杯だった去年の僕と違い、皆に交じってセールシェイプについての話を一緒に考えることもできています。春合宿と比べて新しい雰囲気が入っている感じがしており、その点でも嬉しく思っています。


来週は愛知県蒲郡にて、外洋学連の合同練習会が実施される予定でしたが、世間を騒がせている台風により開催取りやめとなってしまいました。
台風で練習もできないということで、予期せぬオフが生まれてしまいました。僕はこの短い期間に帰省をして、実家で過ごすことにしました。

一人暮らしにとって、台風の日は1日中部屋が薄暗く、虚しく感じてしまいます。ゆっくり起きて本を読み、YouTubeを見てバーチャルレガッタをし、変な時間に料理を作り、変な時間に食べ、変な時間に居眠りをし、さすがに寝すぎだと起き出してやるべきことをやり、気付けば夜も遅くなり、残り物を食べて、洗い物をストックしたままベッドに横になるも眠れない、そんな1日が数日間も続くのは正直耐えられないです。意志の強い人間になりたいなとつくづく思います。
そんな話を同じく一人暮らしのリョウマにすると、リョウマはこの台風期間、一人暮らしの家で謹慎すると言っていました。どんな生活をするのでしょうか…?


そんなわけで大阪に到着した夜行バスを降りてこの文章を書いているのですが、歩き続けた難波の街並みが大きく変わっていることを実感します。
オレンジ色のフェンスと灰色のシートで隠されていた工事現場がそれらをすっきりと取り払い、新しいビルやオープンスペースを形成していました。
工事はスパンが長く、中高生の時には一向に進んでいないように見えていつ・どんなふうに実現するんだろうと思っていたスペースも、10年と経たないうちに形になっているのを見ると、街は変わっていないように見えてゆっくりと、着実に変化していっているのだと実感しました。

↑なんばスカイオから見たなんばパークスの全景
表題写真はかつて工事中であった御堂筋と南海難波駅前広場です。


今年の夏は天気の急変とそれに伴う落雷がとても多く感じます。東京の夏ってこんなもんなのなのでしょうか?
地震も頻発している中、落雷しやすい海上でマストを高々と掲げた船に乗る上で、周囲の観察と安全管理への意識は何よりも重要に捉え、活動していきます。 
雷はすごく怖いですが、安全圏から見る稲光はとても綺麗だと感じます。
今クールでは最終日を迎える夜、千葉かそれより遠くで光る稲妻を小網代湾から観察していました。
雷が地上から天に昇っていく雷樹という現象も冬には見られることがあるらしく、一度は見てみたいと思っています。


なんだかすごく脱線してしまいましたが、夏合宿も折り返し、生き急ぐことなく後半も頑張っていきたいと思います。


最後に、仰秀チームとして、1ヶ月後に迫った世界選手権への準備は着々と進めております。
ぜひとも、応援いただけるとありがたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


「ブログかけ‼️‼️」の時間だよ!おちついて!

2024年08月27日 23時59分00秒 | 通常練習
リマインくんからブログ投稿期限1時間前にこんなメッセージが届きました。
さっきまで寝落ちしかけていましたが、期限内に投稿しなければならないため全く落ち着いていられません。

お世話になっております。遠藤です。

僕は最近海のはじまりにハマっています。


最初は「淡い感じのよくあるドラマか、、、」と思いながらとりあえず見てみましたが、世界観に引き込まれてしまい、夕食を食べる箸が全く進みませんでした。


ちょうど部活がオフのタイミングで毎週放送されるので、これを楽しみに1週間頑張っています。


最近のドラマでは珍しい12話構成らしいので、まだまだ楽しめそうでとても嬉しいですな。


それでは今クールの活動報告をさせていただきます。


今クールは全日本470と全日本スナイプが行われた週で、合宿所にも他大の方が何人か宿泊していました。


ほとんどが南の強風で、手足がとても疲れました。


その一方で、波乗りの練習をたくさん行う中で、新しい発見をすることができました。


また、今クールは合宿所に人が多かったこともあり、とても賑やかでした。


僕の家で使わなくなったため合宿所に持って来たベンチプレス用のベンチも、今では歓談用のベンチとして使われており、「色んな人に座ってもらえて嬉しい!」という声が聞こえてきました。疲れすぎですね。


何か今回は話のネタがないかと思い、考えたのですが、強烈な眠気と提出期限が迫って来ているので、一旦これで提出します。


書きたいことがあったら、また書き加えます。


それじゃあ、みんなおやすみ💤🌝



最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュなレース

2024年08月27日 23時34分17秒 | 通常練習

お世話になっております。3年470スキッパーの北村湧です。夏合宿第3クール(8/21~25)の振り返りをさせていただきます。

 

8/20-26に全日本470選手権が江の島で開催され、東大からは3艇が参加しました。

パリオリンピック銀メダリストの岡田・吉岡ペアをはじめ、多くの社会人チーム、また今年の全日本インカレの開催地が江の島ということもあり全国各地の大学が参加しました。

 

8/21は午後に2レースを行った後、レセプションが行われました。

 

僕は参加しませんでしたが、レセプションでは岡田選手が銀メダルを回してくれたり、質問に答えてくれたりとホヤホヤのメダリストから刺激を受けました。

 

本物のメダリストばりのドヤ顔(澤田さん)

 

 

 

予選シリーズが21日に2レース、22日に4レースが行われ、決勝シリーズが23日に3レース、24日に3レース行われました。東大3艇は予選シリーズの結果、決勝シリーズではシルバーフリートに振り分けられました。

 

以下、順位になります。

 

4829北村(3)/槇枝(3)  [24-33-22-27-33-11]-19-22-8-12-12-(DNF)

合計223点 55位

4791安藤(4)/山本(4)

[12-31-34-25-(RET)-31]-22-16-23-BFD-3-21

合計264点 66位

4692澤田(4)/西間(3)

[30-(32)-32-23-29-32]-17-22-16-19-16-11

合計246点 59位

 

※[ ]内は予選シリーズ

 

 

南風の順風から強風の中で全12Rが行われ、体力的に厳しかったです。腕力もそうですが、どちらかというとお手手が問題で、野球部だった高校の時より手がボロボロで、今クールは毎晩のようにハンドクリームをヌリヌリしてました。市毛くんも使ってる ”メンソレータムのハンドベール 手荒れバリアクリーム” 。これ、買いです。

 

課題であった強風のボートスピード、空模様を参考にしたレース展開などをレベルの高いレースで試せたことはとても良い経験になったと思います。

 

特に空模様に関して、圭樹さんは”八王子の雲”の話をされていました。僕もそんなこと言えたらいいなぁと。wind strategyを読み直すのは勿論のこと、申し込みまでしたのに行かなかった一昨日の気象予報士試験ですが、確実に冬に受け直したいと思います。遠藤くん、悠汰くん一緒に頑張りましょ。

 

レースの振り返りと今後の練習の取り組みに関しては、これからじっくり詰めて話し合っていく予定です。秋インまで数少ない練習を実りあるものにしていきたいです。

 

明日から夏合宿も第4クールに入ります。そろそろ折り返しです。

体重が夏合宿始まる前から3キロ落ちて、成相さんと木村と熾烈な争いが続いている470スキッパー体重逆レースで同率トップに躍り出てしまいました。

秋インまでに3キロは戻します。とりあえず豚山で1200円課金してから合宿所に向かいます。

 

 

 

 

夏合宿中盤、頑張っていきましょー。それでは、おやすみなさい。

北村湧

 

 

 


全スナ振り返り

2024年08月27日 20時40分04秒 | 通常練習

みなさん、お久しぶりです。4年スナイプクルーの松本です。先週は、夏合宿第3クールに該当していましたが、その間に鳥取境港で行われた全日本スナイプに参加してきたので、ここではそのレースの振り返りをしようと思います。

今大会では、四日間を通じて合計5レース行われました。以下で1レースごと振り返りたいと思いますINZM。(リンクは最近ヨット部でプチ流行の曲です。文末に妻をつけるのがごく一部の界隈で流行ってます)

1レース目

1日目は、海風で上オンからインデッキぐらいの風でした。傾向としては、どんどん左に触れていました。1レースまでに何度か本船アウターが打ち替えられて、やや下優ぐらいの見た目でした。この時意識していたこととしては、スタートで埋もれずにしっかりスタボで走り切るということでした。そこで、空いている上よりのところから出ました。ここまではかなりよかったと思います。ただ、BSが他の社会人艇がまあ早かったです。あっという間に埋もれて、逃げのタックを打ちましたが、そこからもまた吸われてみたいな展開で、振り返れば、内内展開が多かったなあっという反省です。2上は黙ってポートを走って、ヘダーで左に寄せるというセオリー通りの走りだったと思います。

2レース目

1レース目に続けてのレースでしたが、1レース目で反省としてあげていた内内展開をまたしてしまったなーという感じのレースでした。結果あまり順位も芳しくなく。1日目を通して大きな反省点でした。

1日目の反省を西尾さんや遠征組で話しながら、スタートバウ出し、しっかり外に出して走ることを次の目標に迎えた2日目。

3レース目

陸風での3レースが行われることになった2日目。フレが激しく、かつ強弱が激しい難しいコンディションだったと感じます。3レース目は1日目と同じく、上オンからインデッキぐらいの風でした。バウ出しスタート試みるもなかなかうまくいかず、右海面で戦うことに。ところが風は左に触れて、厳しい見た目になりました。1下終わった時点であまり芳しい見た目ではなく。2上で一か八かで左奥突っ込んでみましたが結果は撃沈でした。1上時点で叩いても最後はそこそこの順位に収めていた艇のトラトラを振り返りたいと思います。(当日は、アーカイブの不具合で振り返りができませんでした)

4レース目

この時点ではかなり風が上がってきて、フルハイクコンディションになっていました。3レース目で叩きすぎて逆にすっきりした気持ちになっていた気がします。もう一度1日目の反省を思い返しながら、スタート攻めるも、最終的に下の艇にすわれてしまい、右に。またやべーなーと思っていたのですが、右ブレかつブローが降ってきて一気に熱い展開に。久々の強風に足は悲鳴をあげていましたが、ここで最もいい順位を上げることができました。

5レース目

4レース目と同じ風。スタートは下優。下よりの真ん中ぐらいで空いてるところから出るも、社会人艇との角度の差に驚愕させられやしたね。ただ、意外と前の景色は悪くなく、とりあえず我慢して走る。かなり奥で返したので、上マーク付近の右からくるブローが見えた時はまあ焦りましたが、なんとか耐えました。2上もとりあえず空いてる方を回って、リフトを繋ぐことと、強弱に合わしたセールセッティングを意識して走ることで、確実に順位をあげました。この日の帰りが一番楽しかった気がします。

ラスト2日は、天候が乱れてしまい、レースはできず。東大の結果は、31位、49位という結果となりました。今大会を通じて、全国のレベルの高さを痛感するとともに、自分たちの課題がよりクリアになったと思います。また、直接試合とは関係ないのですが、LBの方からのメッセージや葉山組からの応援を通じて、本当に多くの人からの支援があってのヨットなのだなと改めて感じました。本当に感謝です。

ここから、夏合宿を通じて、少しでもレベルアップできるように練習に励もうと思っています。拙い文章ですが、温かい目で読んでいただけると幸いです。


夏合宿 第2クール 練習報告 & EGOK2024秋 団体戦

2024年08月21日 23時00分00秒 | 通常練習

お久しぶりです。2年スナイプスキッパーの島瀬です。

 

今週の練習報告をいたします。今週は2日目から4日目まで台風の影響でオフとなってしまい2日間だけのクールとなりました。

これから先台風の影響などで急にオフになった場合には同期とヨット以外の思い出作りに励みたいと思います。

また、ヨット競技の特性上天候に左右されてしまうため1日1日の練習を大切に残りの夏合宿を頑張ります。

 

ここからはEGOK団体戦のリザルト報告を行います。

EGOKとは「eセーリング学生王者決定戦」の略です。

このレースは VR Inshore というヨット競技のスマホゲームで大学ごとのチームを作り戦います。

ゴールドフリートの1位、2位、3位のチームにそれぞれ30万円、15万円、9万円、シルバーフリートの1位のチームに3万円が商品として用意されていました。

東大からは3チームが出場しました。3チームのメンバーとフリートの種類を紹介します。

 

ゴールドフリート

Aチーム 中静・ひろなり・藤本。

Bチーム 北村・丈夫・太田

シルバーフリート

Cチーム 佐藤・天野・島瀬

 

自分はシルバーフリートで3万円を目指して出場しました。

まず、ゴールドフリートの結果からです。

1位 横国大 2位 北海道 3位 横国大 | 6位 東京大B 8位 東京大A

第1レースで太田が3位でフィニッシュしたり、丈夫が個人成績7位であったりといいところもありましたが、惜しくも思うような結果を出すことができませんでした。

 

そしてここからシルバーフリートの結果です。

第1レース  2位 佐藤  7位 島瀬  9位 天野

第2レース  1位 佐藤  3位 島瀬  10位 天野

第3レース  1位 佐藤  4位 島瀬  11位 天野

第4レース  3位 島瀬  4位 佐藤  7位 天野

第5レース  1位 佐藤  3位 島瀬  4位 天野

第6レース  3位 島瀬  8位 佐藤  9位 天野

 

6レースの結果 見事シルバーフリートで1位となることができました。

 

個人戦もあるので個人、団体ともに良い結果を残すために日々練習に励みます。もちろんリアルセーリングも頑張ります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。


失敗は成功のもと

2024年08月21日 13時34分46秒 | 通常練習

お世話になっております。仰秀2年の木藤です。ワタクシ、今月に入って二本目のブログという。。。仰秀の人手不足を象徴するが如く。とはいえ先輩方は世界選手権の準備に奔走してくださっており僕にできることもブログの執筆を担当することくらいなので楽しんで書いております。

今週は8月のフリートレースがありました。新入生の初戦、そして私のヘルムデビュー戦でした。夏に入ってから関根さんの代役としてヘルムを持たせてもらい半月ほど練習して臨みましたが結果はボロボロでした。順位的には6−6−7、総合7位。やはり歴戦の猛者、社会人チームとは技術差が出たなというのが正直な印象です。特に言い訳できることがあるわけではなく本当に実力不足、微風という繊細な風に合わせる繊細さや知識、技術の欠如といったところではないでしょうか。特にやっぱりメインの風にあったシェイプの作り方がそもそもなっとらんというのがレースから見えた課題でした。そこで今週の後半の練習はとにかくセールのセッティングを試すということを自分の目的に取り組んでみました。練習最終日はかなりの強風、高波コンディションだったのですが、午前中はリグをマックスに上げて”個人的な上し目”の上し角とバックステイマックス、トラベラーダウンしてもかなりのオーバーヒールでメイントリをしつつ波に対処をするというとてもキャパオーバーでしたが「まあ12mも入ったらこんなもんか」ともはやバングイン・アウトホールイン後はメインを出してデパワーしかないと半分諦めていたのですが、午後にリョウマから「もっと色々試した方がいいんちゃう」という提言のもと、リョウマの「これはツイスト量が少ないのでは?」という発案でジェノアカーをトップからマックス下に下げてメインもトラベラー上げ、メイン出しという風にツイストでより上の風を切り捨てるように試してみると午前より風は上がったのにフラットに近い形・スピード感もついたままより上し殺せるから角度も取れるという超理想的な形で走ることができました。ヨットのセールシェイプって結構理想とされる通説みたいなのがあって基本的には風が上がれば角度を取るように浅くする、波が出てきたらパワーをつけたいから少し深めにとる、とか色々その時の状況にあったものがあるわけですけど、自分達だけで練習している我々だからこそ一回その形が通説的には正しいのではと信じてそのまま無意に走り続けてしまうということでは側からみているわけでも経験豊富な指導者がいるわけでもない状況で何も進化はなくて、リョウマのようにもっといい形があるのではないかということを毎回の練習で様々に試してみるというのが仰秀のあるべき姿なのかなというようなことを感じました。そのためにはもっと座学的な知識を持ちつつということも我々にとっては必要なわけですが、その上にもっとそれを実感したりより実用的な知識へと変換していくためのトライアンドエラーが必要で、そこを失敗として恐れずに積み重ねることが必要なんだとすごく実感を持てたのが今回の練習の最も大きな収穫でした。

来週から関根さんが復帰されるということで仰秀としては絶対的エースの復帰という朗報です。個人的には半月ほどチームのヘルムを任せていただいて来年に向けてすごく意味のある時間になったというように実感しているしこの半月があるからこそまた関根さんから学びとれるヘルム技があるのではないかなと考えています。実力不足でかなり迷惑をかけたことは申し訳なかったなと思います。特に源さんとかには「来年大和とドライブチームを組んで大丈夫なのか」と失望と不安を抱かせたのではないかと個人的にはものすごく気にしているのですが、おくびにも出さず気長に練習に付き合いアドバイスいただいてありがとうございます。ドライブチームとして半月引っ張ってくれた友成さん、ヘルム練メインとなった練習に付き合ったくれたフォアデッキの皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

今週は個人的雑感ブログですみません。ここからは10月の世界選手権に向けてチームとして一丸となって練習に励んでいきたいと思います。では、今週はこの辺で。

 

仰秀2年 木藤大和


2日しかなかった第2クール

2024年08月20日 11時02分22秒 | 通常練習

お世話になっております。

470クルー3年秋田です。

 

暑さのせいで1日4リットルは平気で消費してしまうので次々と財布から100円玉が消えていってしまいます。

 

さて今週は台風の影響でハーバーがお休みするといった事情から水曜日と日曜日のみ練習をすることになりました。

 

練習は2日とも軽風コンディションで、470チームは上下やサイドマークを混ぜたラウンディングと本多さんとの滑り、コース練習などを行いました。

 

自分は軽風のランニングとスピンホイストが特に課題に感じたので来週からの練習でも意識して取り組んでいきたいです。

GP迫ってるので一旦失礼します、、、


新しいスマホ欲しいなぁ

2024年08月17日 10時55分23秒 | 通常練習

みなさんお久しぶりです。
クルーザー班の源です。

ブログを指名されて一緒にのっける写真を探していたのですが、レンズがバキバキのせいでろくな写真がなくて困っています。
めちゃくちゃ美味しかったうなぎも出来の悪い食品サンプルみたいな感じでしか撮れず悲しいです。

使い始めた時にカバーをどうしようかと悩んでいたらその前にスマホを落としてしまいまぁいいかで買わなければ遂にカメラまで逝ってしまいました。

そんなことは置いておいて先週僕はVRIの学生大会に出場しました。結果としては40人中23位と全然だめでした。
反省として大きく挙げられるのはいつもと違うことをしてしまったことだと思います。いつもはずっと上を狙ってスタートしていましたが、第二レースで下艇に潰されて最悪のスタートを切りそのままの順位でフィニッシュをしました。次のレースではその失敗にビビり散らかし、たいして下優でもないのに下から出で全くタックできずタックしてもブランケでさらなるタックをするという最悪の一上を過ごしてしまいました。

9月末にはシアトルで世界選手権があります。最高レベルのチームが集まり、多分ビビり散らかすしもう結構ビビり散らかしてます。でもいつもと違う環境・対戦相手であるからこそ、いつも通りにいつもと同じことを着実にやるのをしっかり心に留めて臨むとともに、日本人セーラーとして恥ずかしくないよう残りの時間しっかり研鑽を積んで大会に挑みたいと思います。



方言女子は萌えますが、語気荒めの博多弁社会人スナイパーは萌えません

2024年08月14日 01時10分00秒 | 通常練習

 ♦︎だいぶお久しぶりです。諸事情あって春合宿以来のブログとなります。実は先月の七大戦の週に指名されていたのですが、2レースしか出てない上に、特にいい成績を残せたわけでもないので、なんとなく書くことに困っておりました。まあ、タラレバ大会があれば優勝できるのではないかと思ってしまうほど悔いの残る大会となってしまいましたが、今回の反省や経験を生かして秋インや全日本インカレで活躍できるような選手になって戻ってきます

 というわけで、先クールの振り返りをします。先クールの振り返りといっても、前半の2日間は一年ぶりくらいに風邪をひいて家で寝込んでおり、後半はいろんな船でいろんなスキッパーとベェシックな練習に励んでいただけで、特筆すべきことは特にありません。

 

 ♦︎やっぱり最近セーリング界の話題をかっさらっているのは、岡田/吉岡ペアの男女混合470級の銀メダル獲得ではないでしょうか。僕も合宿所に向かう京急線の中でメダルレースの中継を見ておりました。五熊くんも書いていましたが、艇内にカメラをつけることで、レース中の選手の会話を聞くことができるし、それでもって岡田語録なんかも作れるし、いいゾ〜これ。発案者はやりますねえ!

 銀メダルを取ったのはすごいことに違いないのですが、

↑そのせいで、こんなB級同人誌の表紙みたいな構図で写真を撮られる羽目になってしまいました。二人とも目が笑っていないのがポイントです。

 

 ♦︎一回も出てない講義の課題をやらなければならないので今回は以上です。水溶液にリトマス試験紙突っ込めば単位もらえる理系とは違って、文系はレポート書かないといけないので...。おやすみなさい。

 

3年 スナイプチーム

三上瑛司

 


誰も王様にはなれない

2024年08月13日 23時59分52秒 | 通常練習

お世話になっております、東大ヨット部3年470クルーの五熊健です。夏合宿第1クール(8/7-11)の練習報告をさせていただきます。

いっぱいラウンディングと滑りをして、470オリンピックのメダルレースをリアルタイムで視聴しました。以上です。

 

というわけで、岡田/吉岡組の20年ぶりのセーリング競技メダルを記念して、岡田語録とその使い方を紹介しようと思います。詳しくはhttps://www.youtube.com/watch?v=IMGB7DMlJbUまで。

 

1、「いいよ、いいよ、起こして起こして!!」

スタート直前、一気にヒールをかけて加速する時にクルーに使います。ヒールしてる時間が長いほど、その間船は止まってるし下流れもしちゃいます。クルーの皆さんは注意しましょう。

 

2、「体出てないの分かる?分からん?」

ヒールを起こす時に、クルーの体が十分に外に出ておらず、うまく加速できなかった時に使います。ここで大事なのは、「分からん?」と聞いてクルーがちゃんとさっきの失敗を理解しているのか確かめることです。これを海上でスキッパーに言われると、僕は絶対ヒェッてなります。

 

3、「タイミングの問題」

なんのタイミングかは分かりません。ジャイブタイミングとかでしょうか。とりあえずいいチャンスを逃した時に使います。珍しくクルーからスキッパーに言うことのできる語録です。そこしかないタックタイミングを失敗した時に、ここぞとばかりにスキッパーに言ってやりましょう。

 

4、「あそこで返されるとなぁ〜はぁ〜(溜息)」

さっきのタイミングのことを話しているのでしょう。自身の反省なのか、クルーへの糾弾かは分かりません。とりあえずごめんなさいって言いたくなります。相手にタイトカバーされた時や先にジャイブ返された時に使いましょう。

 

元々語録はこの4つだけでした(この語録を使うのは僕と三上くんだけ)。そして先日のオリンピックで岡田/吉岡組の艇内にカメラが取り付けられ、会話の内容が具に聞こえるようになったことで、さらに語録が増えました。

 

5、「ぐーって起こして、ぐーって起こして」

 

6、「返すよ、ツー、ワン、タッキンッ」

 

7、「ツイーカー、ツイーカー!!」

 

8、「ウワァァァ!!(歓喜)」

 

5、7、8は三上くんが選んでくれた語録なので、いつ言ったのかは(分かる?分からん?)分かりませんでした。今度詳細を書こうと思います。

 

最後に、岡田選手、吉岡選手、本当におめでとうございます。お二人の快挙はセーリング史に永遠に語り継がれるものだと思います。彼らといつか一緒のレースに出ることを夢見て練習を頑張りたいです。