東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

インカレ予選_宇田川

2009年09月28日 18時38分18秒 | Weblog
30785で山中・宇田川で出た。
自艇についていえば、2-1-7-7-4-22-29-7と、前を走りつつも安定感に欠けた。
コースを引いた反省としては、
・中途半端なタックを打ってしまった。
・スタート前の計画が不十分だった。
・前を走ってるとき(特に2上)後ろの船を抑えるという発想がなかった。

特に失敗したのが第7レース。下10弱で若っ干低くスタートし、
下4~5艇と、ラインの真ん中らへんで出た5艇ほどが伸びていた(自艇は他のレースに比べてちょっと遅かった気がする)。
当初は左で振れ&ブローをつかんで返す、最後は右振れ予想で右に寄せるという計画だったが、
・これ以上左に振れなそう。
・振れを待っていたら上と下に挟まれて返しどころがなくなり、奥まで突っ込むしかなくなるのではないか
という思いで、早く右に行きたいと焦り、ブローでもない半端な振れで返してしまった。
さらにそこから、右に行こうとしたのに、後ろを切るのが怖くて(後から思えば2艇だけだったからくぐればよかった)下受けでまた左に返してしまい、、、1上を20番台で回ってしまった。

決勝で心がけたいことは、
・タックをするならここだ!というポイントで。
・スタート前に立てたプランは極力遂行する。
・後ろを走っているときほど、物理的にも精神的にも遠くが見にくいが、見るようにする。
・負けたときのリカバリー。
あと、混んだスタートをしばらくやっていないのでちょい心配。


チーム全体については、
予選は余裕で通過できると思っていたが、甘かった。
個人的には470チームの上級生を駆り出したのは非常に不本意だったので、決勝までにチーム全体の底上げに力を入れたい。

インカレ予選反省(早野)

2009年09月28日 09時23分33秒 | Weblog
インカレを迎えるにあたっての目標は
・スタートラインが低い傾向にあるため、自分の目を信じて前に出ること
・スキッパーが走りに集中できるようにクルーが最大限情報を与えること
・サイド・下マーク回航で内側を取りに行くタイミングに気をつけること
だった。


スタートについては、これまで守ってきたルーティーンを確実にこなしたうえで、おもにアウター側から積極的なスタートを切った。とくに3~5レース目は良いスタートを切れたと思う。

クルーとして他艇の状態や自艇の上り角度に注意を払っていたが、自艇の角度がとれず落ちていくことに気をとられすぎて、他艇との位置関係が悪くなるまで気づかないことがよくあり、その結果無駄なタックを多くうつことになった。タックで失速することでさらに順位を落としてしまったと思う。タックを減らして自分が行きたい海面を目指していくようにしたい。

マークの内側争いについては、内側を狙いにいくタイミングが遅いためかはじきだされ、順位を4つ落とす場面もみられた。クルーもいっしょに戦略を立てながらジャイブポイントを考えられるようにしていきたい。




あと2週間後の本戦にむけて、できないことを地道につぶしていきたい。



2年 早野龍輝

淡青Ⅵ進水!

2009年09月24日 10時16分41秒 | Weblog
 昨日江ノ島ヨットハーバーにて、無事淡青Ⅵの納入と進水式が行われました。
 やはりVSRの走行性能は格別で、スピードと静かさに驚かされました。

 先日のレスキューの件を含め諸先輩方には大変ご迷惑をおかけしましたが、無事インカレに出場するための体制が整ったように思います。部内ではレスキューに関するトラブルの再発防止とメンテナンスの徹底を部員一同固く決意し、マニュアルの作成をはじめ体制作りをしています。

 最後になりましたが、日立キャピタルとの交渉など大変尽力いただいた安藤総監督、松下部長、伊藤会長、布施理事長、鳥居監督、浅田さんはじめ、淡青Ⅵ納入に向けてご協力いただいた諸先輩方に、部を代表して心から御礼申し上げます。誠に、ありがとうございました。

ヨット部主将
山中亮平

来間です。

2009年09月22日 00時36分23秒 | Weblog
張本人です。
ほんの小さな足の傷から感染症にかかり自宅で療養中です。

470の1番艇スキッパーという立場にありながら六大戦に出場できなかったこと、本当に本当に部員たちOB方に申し訳なく思っています。
ほんとうにすみません。

当日、家であまりの悔しさに涙が出そうでした。
なんで怪我と病気にはずっと十分に気を配ってたのに、このタイミングで突然なんだと。
僕のいったい何が悪かったんだと。

終わったことゆえ、悔いても仕方のないことですが申し訳なさと悔しさと理不尽さで複雑な感情です。

けがの経過は良好で、再感染なく痛みももうほとんどなく自由になりました。
ベストの状態とは程遠いですが今週中には復帰できると思います。

4年 来間雄介

六大戦 今後の課題 近藤

2009年09月21日 22時30分19秒 | Weblog
470スキッパー4年の近藤です。
六大戦に4175のスキッパーで出場しました。

最後の六大戦からの反省をします。

1上まではコースを大外ししたとき以外は10位以内だったので、課題は
・スタートの確実性を高める
・スピードを上げる(角度重視なのかプレーニングを狙うべきか)
・コースをはずさないことと、外した側でのトップに立つこと
・フリーを安定して走る
です。

特にフリーは強風になるとリーチングが沈しそうなので、慣れていきます。


とにかく2ピンダウンの風が久しぶりだったので、いい練習になりました。


最後に伝統ある六大戦で3艇揃えて出ることができず、また、でた2艇も不甲斐ない成績をとってしまいましたことをお詫びいたします。

すべては全日本インカレで前を走るための糧といたしますので、よろしくお願いいたします。


ディンギー班4年 近藤嵩史

六大戦の反省(小山)

2009年09月21日 21時30分57秒 | Weblog
279で田島さんのクルーやってました、小山です。


六大戦終わりました。
今回は台風が来てるとあってべらぼうにしんどい強風でした。

課題がたくさん見つかったので書いておくと
1、クローズの角度がとれない。微風、中風ではスピードあるのであまり気にしていませんでしたが、強風のレースで周りの船と比べると顕著。走ってるだけでおいてかれる今の状況では勝てません。
考えられる原因としては...
強風でテンションを抜きすぎてフォアが落ちていないか、ジブリーチはあっているか、バングでリーチコントロールがちゃんとできているか、プレーニング艇じゃないのに落とし気味で走らせていないか
結局レース中に修正できなかったので残り少ない期間にしっかり研究しないと

2、強風の動作。スナイプ転向してから470とは違うスナイプ特有の走らせ方に慣れる練習が中心で動作練の時間とれなかったツケ。インカレ間近にしてタックで上向いて止まるだとか、強風のジャイブをひよるだとかは本来ならば問題外だし、実際これが原因でタクティクスの幅が狭められた場面もありました。
これらに関しては2日目には大分修正できその点はよかったけど、もっと確実にしていく必要あり。

3、北風のコース。北でコース引くのは初めてで、振れを逃したりだとか結構しました。田島さんごめんなさい。
北風の考え方
スタート前・回航前に奥のブローまできちんと見てストラテジーを考える
基本的に片サイド勝負で自分と同じサイドの船にどう勝つか考える
必ずブローラインに乗せて返す
でしたっけ?他に注意すべきことあれば教えてください。


課題多かった一方で収穫も。
まず上マークアプローチが今回はかなり上手くできました。どの船と勝負することになるのか、どの船を抑えていけばいいのか、最後の振れはどっちか。
上マークアプローチに関しては今回は一艇も抜かれてないので、今回の感じをしっかり覚えておきたいです。

それからスタート。
艇数が少なくてインカレとは違う部分もあるけど、スタートのプランをしっかり考えた位置取り、ラインを読むことはだいぶ進歩したかな。
ただ狭いとこで止まったり下の水キープしたりはうちのペアの課題なので、積極的に他大のスタ練に混ざって練習したいです。




最後に
インカレ近いので体調管理はしっかりしていきましょう。入院などしないように、、


2年 小山慧

六大戦の反省(田島)

2009年09月21日 20時12分03秒 | Weblog
スナイプスキッパーの田島です。
六大戦に小山と参加してきました。今回の強風レースでは課題がたくさん見つかりました。

一日目は2レースとも沈をして、しかもスムーズに起こせなくてDNFになったりビリを走ったりでした。
2日目は出艇してジブを破いてDNC一回つけてしまったし、復帰後もいい走りは出来ませんでした。

今週はインカレ予選ですが、それまでに強風でまともにクローズを走れるようにする事と、沈をしないように上手くハンドリング出来るようにしたいです。
スナイプチームのインカレでの各艇の目標に一番遠いのが私で、このままだと足を引っ張ってしまうことになってしまうと思います。
時間があまりないので、頭を使って無駄のないように集中して練習するように心掛けたいと思います。

それと、ジブを破いてほんとうにごめんなさい。
それと川口とか金田とか川西さん、金城さんありがとうございました。
あとご飯作ってくれたいのちゃんまいちゃんありがとう美味しかったです!



3年 田島沙紀

六大学戦の反省(山中)

2009年09月21日 17時55分49秒 | Weblog
主将の山中です。

 部全体の六大学戦の総括としては、『「もしインカレだったら...」の反省の必要性』と言えると思う。

 470チームは1人が感染症で不出場、1人はラダーが折れてリタイア。実際のレースの中身の反省以前に、そもそも勝つための準備ができていなかった。「不運」で済ませることも、「六大学でまだよかった」で済ませることも簡単だが、もしインカレ本番だったら、悔やんでも悔やみきれない事態。インカレで勝つための緊張感、危機意識、自己管理意識、そういったものを残り3週間24時間持ち続けて万全の態勢で大会を迎えるつもりでいないと同じことが起きかねない。部内でこのことをこれまで以上に徹底させることが必要だと痛感した。

 スナイプはトラブルもなく、以前は勝てなかった明治大学にも勝つことができたという意味では成長の手ごたえはあるが、これもやはり「インカレだったら...」を想定した反省が必要。大艇団のスタートが一番の課題の選手がいつもより前を走ったり、艇団のブランケを意識したフリーのコース取りが苦手な選手がフリーで苦労しなかったり、なんていうのは六大学戦が少数フリートのレースである以上当たり前。今回得た反省をインカレを考えたらどのように活かせるかを考えるのが大事なんであり、リザルト自体は大きな意味は持たないと考えるべきだろう。

...とここまで書いたところで、以下は自艇とスナイプチームの反省と今後の練習。

【自艇】
・強風ランニングの、スピードの安定感。今回はインカレでもありがちな10m超えの北風だったが、サーフィングの継続時間がレースによってまちまちだった。上位と絡むとスピードで負けがちなので、いつでもベストの走りができるよう力を入れたい。
・下マーク前のタクティクスとハンドリング。内側争いのためのジャイブのタイミングや走法の切り替え(バイザリーで走る、上してラップをとるなど)がまだ未熟だと感じた。あらゆる走法で、ブローや波を上手く使えるようになること、またそれに伴う自分のスピードが想定できるようになることが必要。
・2上のコース。1上のようにゆっくりどっちサイドにいくかを話し合えてないので、行き当たりばったりなコースひきが多い。二人でよく見るべし。
・たまにある、無駄タック。影響の少ないはずの艇団で下受けなど、たまーに考えすぎのタックがある。宇田川にはもう少しタックの回数を減らせるコースひきをしてもらうのと、練習中だったら(レース中だったらやっちゃいけないけど)不必要なタックに文句を言うようにする。
・感情のコントロール。オレ。冷静さ欠いても良いことない。

【スナイプチーム】
特に顕著なのは、
・田島・小山艇のクローズ
・東郷・早野艇のリーチング
・動作下手

細かいことは多すぎて略すが、今週の練習方針としては、
・強風→田島艇のクローズ引き上げ、ランニング走り、リーチングをタイト・普通・ルーズ走り、タック&ジャイブ
・強風以外→艇数の多い練習に混ざる(スタート、マーク争い、タクティクス)
といった感じで課題を潰していきたい。

予選まで一週間。スナイプは「チーム成長率」だったら学連で一番の自信はあるので、このままの勢いで勝ちに行きたいと思う。



六大戦 秋 (松木)

2009年09月21日 13時42分54秒 | Weblog
470スキッパーの松木です。レースの反省を書きます。

今回の六大戦は台風が接近していた影響で強風レースとなりました。
走りの面では接近戦をしているときにタック後の立ち上がりが悪く殺されてしまう、リーチングランニングで安定して走らせることができず、クルーの足を引っ張ってしまうなど強風における技術不足な部分が多かったです。

また、レース中ラダーが折れてしまい1レースをリタイアしてしまいました。もしもインカレでこんなことがおきて全日出場を逃してしまったら目も当てられないので、OBの先輩方にも何度も言われていますが、すべての部品が壊れうるものだと思ってもう一度船の総点検をし直したいと思います。

インカレ前に強風のレースができ、様々な問題点も明確することができたので六大戦は個人的にとても有意義なものになりました。
インカレまであとちょと。合宿所で大ブームの感染症に気をつけつつがんばります。

北風にもまれて

2009年09月21日 13時18分23秒 | Weblog
470クルーの武尾です.
昨日一昨日と東京六大学対抗戦が森戸海岸沖で開催されました.
応援,運営手伝いに来ていただいた金城さん,川西さんありがとうございました.

さて今回東京大学470チームはエース艇を欠くという状態で2艇で出場しました.
そういう状況なので順位争いには絡めないのは初めからわかっていましたが,レベルの高いインカレ決勝前のレースであるのには変わりはないので精一杯やれるところまではやろうと思って臨みました.

今回のレースのコンディションは北風の結構な強風.今まで乗り親しんできた南風とは打って変わって激しく振るは,強弱が激しいはということでどういう走りをすればいいかということは頭では整理されてはいたのですが,実際レースに臨んでみたら沈の繰り返しという散々なものでした.特にリーチングでは僕も,近藤さんもまだ乗りこなすのに精一杯なところがあるので今後の数週間でその穴を埋めていきたいと思います.

スタートに関しては早野君が言うとおりラインが長かったためスタートで失敗してどうということはありませんでしたが,コースに関してはレグの長さはインカレと同じくらいでした.今回は僕がまともにコースを引くようになってから初めての北風強風だったのでコースに多少不安はありましたが,1上の順位も基本真ん中より上だった気がするので多少安心しました.あとは詰めをしっかりしていきたいと思います.

最近暗い話題ばっかりの部活ですが,全日本出場を確実に決めて今までの流れが振り払えたらいいな,とおもって練習がんばります.

水曜日に新しいレスキュー艇のVSRが届くそうです.LBの方々に感謝しながら大事に使っていこうと思います.

三年 武尾