東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

改めて、凡事徹底

2021年05月29日 07時28分59秒 | レース反省

お疲れ様です。

 

4年スナイプスキッパーの古関です。

 

5/22・23で行われた関東個人選の報告になります。

 

 

リザルトは以下のとおりでした。

全55艇 6レース実施 1Rカット

 

31308 49 西尾/大根田 16 32 30 (33) 32 3  計113点 26位

31418 51 古山/長岡 (BFD) 29 23 24 24 32  計132点 30位

30785 50 大野/山村 26 30 28 31 33 (40)  計148点 36位

30563 250 古関/村上 34 (47) 43 44 36 45  計202点 44位

 

 

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詳しくは上記URLからご覧ください。

 

今回の個選は、春インが無くなったということでこの春に行われる唯一の学連レースとなりました。

ということで、全日本個選への切符争いという面はもちろん、団体としての東大の実力を測る、そしてインカレの雰囲気を実感するという非常に大きな意味合いを持つレガッタでした。

なかなか全体の中で自分たちの実力を測る機会がなかったので、この個選でどれくらい走れるのか期待と不安を持って臨みました。

 

ただ、結果は自分が思っていたよりも厳しいものでした。

個人としては目標であった個選出場の18位、そして1Rでも18以内フィニッシュするという途中から設定した目標に全く届きませんでした。

そして東大のチームとしても、団体戦として考えた点数で9位となり、今のままでは全日本インカレ出場に届かないという結果となりました。

正直、レースでの選択ミスや不慣れなところ(もちろん沢山ありましたが)による失点よりも、スピード・ハンドリングといった基礎となる実力面が足りていなかったことが大きいと感じて、悔しさよりもやるせない想いが強かったですね。

 

 

では、軽くレースの振り返りを。

初日 1レース目

フルパワーくらいの南が入っている中でのスタートから始まり、ブラックゼネリコで多くの船が排除されました。東大の418も読まれてしまい、自分たちは攻めすぎないようにと思いながらスタートしました。スタートはそれなりでしたがスピードに乗り切れず途中で苦しくなって逆海面に向かいました。ここまでは意外といいところにいるなと思っていたのですが風が落ち始めてからの対応が悪かったのか明らかにスピードを失って上マークでは後ろの方になってしまいました。近くにいた艇がもっとましなところで回航したのでもったいなかったなと思いつつ、残りを走りましたが、そこからは全然順位を上げられずという結果でした。

 

2レース目

かなり風が振れている海面だという情報をサポートからもらいつつ、風がどんどん落ちて難しそうな見た目の海面になってきました。先週の470個選では風が落ちて大きく右に振ったのを見ていて、同じような見た目だなと思って右をケアしようと話しましたが、スタートから失敗して思うように右に出せず、ズルズルとタックせずに左に進んでしまいました。ここでも終始スピードが良くなくてずっと後ろを走ることに。切り替えたいところですが、自信のあった右振れはほとんどなくてむしろ風軸はどんどん左になっているのを見て、スタートが良くても結局ダメだったな、という感じでちょっと悲しい感じに。

 

3レース目

風は落ちていたものの安定しつつあり、結果から言うとスピードで決まるレースでした。レグごとに少しずつ順位を落としてしまい、苦しい展開になりました。

 

2日目 4レース目

出艇前に小松コースに、今日は教科書通りの南が吹く、リコールに注意というお話を頂いての2日目でした。想定通り、よく見る感じのシーブリーズ海面で、絶対左から強めのブローと振れがくるはずという意識で臨みました。作戦は良かったですが、スタート後に凹んでからフレッシュをずっと掴めないまま走ることになってしまい、結局反対海面の艇にも負けることに。

 

5レース目

サポートから、もっと積極的に行こうと声がけをもらってのレースでしたが、動作が噛み合わなくて一番ダメなスタートになってしまいました。ただ、メンタル面では吹っ切れてきたので、ミートした船をターゲットしてちょっとでも上げてこうぜという感じで走れたので結構充実した展開にできました。クルーの村上もランニングでブローを掴むコースを引いてくれて順位を上げることができました。

 

6レース目

ずっと順位が思うように出ない中で、サポートからリコールするくらいの気持ちで前に出て展開しようとアドバイスもらって、自分もそういう気持ちで臨んだ最終レースでしたが、裏腹に船を進める選択ができなくて結局スタートに失敗しました。安定した海面だったのでそこからは挽回できず。

 

 

結局、足りないことだらけの結果になりました。それでも、今は、改善点が沢山見つかったことを歓迎したいと思います。

状況も厳しい中でこの個選も開催できなくなる可能性もあったので。

 

チームレベルとしては、準備の不足、チームとしての戦い方、基礎の不足が大きい改善点かなと感じました。

 

レース前チェックは行ったのですが直前でのチェックが出来なくて、前の週で壊れかけたところが放置されていたケースもあり、秋には絶対に無くさないといけないことでした。

 

レース間など、文字をつけた船や調子の出ない船に対してのお互いの声掛けが全然出来なくて、LBさんの乗ったサポートからは元気をもらえた一方、船同士では士気を上げられない感じでした。修正して、前向きで明るく試合に臨める状況を作れるようにしたいですね。

 

どうしてもスピードやハンドリングの実力差を感じるところがあって、全体としてもなかなか前を走る機会が少ないレガッタでした。普段通りの実力が出せればそれなりに走れるというところまでは持っていかいないと戦えないので、練習あるのみ。

 

 

個人では前に出ないといけないと分かっていた場面でそうできなかったこと、レース毎の気持ちの切り替えが足りなかったことを特に意識させられました。

 

 

言葉にしてみると、出てきた改善点・問題点は基礎的なものばかり。まだまだだなぁと思ってしまいますが、凡事徹底。今年のスローガンのとおり、当たり前のことを当たり前にこなせるようにしていけば必ずいい結果が出せると信じてこれからも頑張っていきます。

 

 

最後になりますが、応援に来ていただいて手厚いサポートをしてくださったLBの戸沢様、永田様、吉武様本当にありがとうございました。LBの視点からの指摘はためになりましたし、レース中も大きな力になりました。

サポートに回ってくれた大吾、小俣、千田、470チームのみんなもありがとう。しっかり仕事をこなしてくれたおかげで集中してレースに臨めました。

マネと新入生も玉屋をこなしてくれて、すぐに状況がわかりました。ありがとう。

そして、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。秋にはいい報告ができるように頑張ります。これからもよろしくお願いいたします!

 

 

4年 スナイプチームリーダー

古関 鴻一


私は良いペアだったと思うんだけどなぁ。

2021年05月29日 03時27分25秒 | 通常練習

 

お久しぶりです。

遅くなって申し訳ありません。ブログをかけかけと言われ続けていたのですが、重い腰がついに上がりました。ごめんね、高原古山。

4年470クルーの下重です。

 

まずはリザルトから。

全68艇 全5R 1Rカット

4692 49 古橋/廣瀬 33-23-27-(44)-32 計115点 35位

4579 50 鈴木/下重 16-34-(41)-32-31  計113点 34位

4452 51  調/齊藤 43-21-46-53-(69)  計163点 44位

4357 249 吉田/工藤 19-(35)-32-18-20 計89点 24位

 

 

今回の個選は、春からペアの最後のレースでした。

私は鈴木と同期ペアで組ませてもらっていました。

 

思えば、初めて同期とヨットに乗せてもらった時も、初めての同期ペアでの公式戦も、相手は鈴木でした。実は、ずっと心の中で自分が全個に連れて行きたいと思っていたりして、絶対に頑張りたいと思っていた大会でした。

 

結果から言えば、全個いけなくて悔しかったとすら言えないようなもので、こんなことおこがましくて言えないけど、本当に本当に悔しい結果でした。

もう終わってしまったのだから、さっさと気持ちを切り替えて秋に向けて頑張っていこう。よくなかったところを反省して、よかったところを伸ばしていけばいいのに、悔しさだけがいつまでも胸に残っています。

 

1日目。強風の予報に反して軽風レガッタとなりました。

鈴木私も比較的得意なコンディションであり、自分たちの力が他大にどれくらい通用するのか、少しの怖さとワクワクとした気持ちでのぞむことができました。

絶対にリコールだけはしないようにと、どちらかというと守り気味のスタートではあったものの第一線で出れることができ、自分の引きたいようなコースが引けたのがよかったのか、第一レースは16位フィニッシュ。

たまたまではなく、自分たちでしっかりと走った結果の順位だったという自覚があり、すごく自信になりました。

 

2レース目は思うままにコースを引くことが出来なく、特に回航周りのミスが目立ち微妙な順位となってしまいました。

 

それでも、ちゃんととスタートをでて、しっかり走ることができると感じ、自信を持って臨んだ3レース目。

スタートの調子を掴んでいた私たちは、これもまた完璧とは言えなくとも、ちゃんとしたスタートをすることができ、これもまた思うままのコース展開をした結果、1上12位。

絶対に維持してやる。この順位を守る。と意気込みすぎたのかもしれません。スタボレイアプローチでケースを起こしてしまった。その前のコース展開もイマイチだったものの、そのケースが決定的となり、大きく順位を落としてしまいました。

これも実力だとわかっています。ケースを起こした人に悔やむ権利なんてないです。それでも、悔やんでも悔やみきれない気持ちになってしまいます。私はもう2度としないし、これを読んでいる後輩にも絶対にやってほしくないです。こんなことを書いても歴史は繰り返されてしまうのかもしれないけど。

 

大きく動揺しつつ、やはり前を走れるだけの実力があると感じられたので、カットもあるし、明日同じくらい走ってケースを起こさなかったら大丈夫。いけるいけるとお互いに励まし合い臨んだ2日目。これもまた強風予報だったのですが、ノーマルコンディション。

運は向いてきている。これを掴めるかは自分次第だと言い聞かせていました。

 

1レース目。

2日目の1レース目は皆気持ちが前に出るからラインは高くなりそうだと言い聞かせて並んだものの、実際はだいぶ低く、それをしっかりと冷静に見極めてることのできた鈴木のナイス判断により、自分たちの少し上で同じくらいのスタートをしていた専修と並んで、大成功。そのまま左展開しようと決めてひたすら左に伸ばしました。

中盤から徐々に右の見た目が良くなってきたことに気づいてはいたものの、そこから寄せる判断ができなかったのが本当に良くなかった。結果右に爆振り。

共にスタートでて、すぐにタックしていった専修は1上1位回航。

我々は左の艇団ではトップ艇団にいたにもかかわらず、右艇団の後ろの方とミートすることに。2上で多少は上げたものの、渋い順位となってしまいました。

(これはノーレースだろと心のそこから思うけど、そんなの言い訳デスヨネー)

夢に出てくる位、自分の決断ミスを後悔して。もうトラウマですよこれ。

 

その後、風がなくなり、無限にゼネリコAPが繰り返されることになりました。

ライバル校が何艇もBFDで弾かれる中、東大は1艇も弾かれませんでした。それはよかったのかもしれないですね。

 

最終レース。ほのかな風が吹き始め、えぐい下有利の中でのスタート。

いやーしんどいスタートをしてしまいました。激混みの下サイド。上にも下にもスペースがなく、一つ上の船と一緒に止まりながらスタート。カオスオブカオスなレースでした。

 

 

何が悔しいって、

まず自分の選択が全部あっていたら、もしかしたら全個いけたんじゃないかって思ってしまうこと。

そこで全部正しい判断ができなかったのは実力。それはわかっているけど、どうして出来なかったんだろ、あー悔しい。

自分たちの技術はまだまだだから、技術を磨いてなんとか食らいつこうと思っていたのに、結局足りなかったのは技術とは別のところで。

あんなに、すごくすごく行きたかった全個に、思わぬところで足りなかったというのがすごく悔しくて。

 

あと、もう一つ。

2日目は特に、波乱なレースが続いて。波乱な結果になってもおかしくなかったのに、結局18位以内で全個を決めたのは、ああこのメンバーねと納得する人ばかり。

他大含め、大学初めのいわゆる未経験者スキッパーは誰もいけませんでした。

私の代は多分、未経験者スキッパーが多いです。

関個選でも、良く前を走っている未経験者スキッパーが多くて。

他大の未経験者スキッパーには負けたくないとは思いつつ、やっぱりそんな選手が前を走っているのを見ると勇気もらえるし、頑張らなきゃって思えて背中押されますよね。

きっといけるだろうと思っていたのに、結局誰もいけなくて。悔しいですね。

まだ、甘さがあるんでしょうね。その甘さが最後明暗を分ける。まだまだなんだなぁ。

 

でも、きっと秋までには皆さらにレベルアップします。

今年は未経験者スキッパーが輝く代になるといいなと、密かに願っています。

そして、その流れを引っ張るのが東大だったら最高ですね。がんばります。

 

具体的な反省を書きます。

今回1番成長を感じたところは、スタートです。自分たちの中で、ある程度のスタイルを決めて守りつつも並べるスタートをすることができました。自分のスタイルがある程度固められたのがよかったのかなと思います。

 

圧倒的課題は回航アプローチですね。

良い順位で、強豪相手にうまく立ち回ることができたこともあるのですが、安定感がない。こういうところの確実性はやっぱり劣りますね。

また、回航アプローチに限らず、全体的にまだまだ粗いところが目立ちます。

今までは勢いで食らい付いてやるくらいの感じだったのですが、もうその段階は過ぎました。実力はある程度ついてきた。あとはその粗さをどうなくしていくのか。それが大事な気がします。

 

最近、個選が終わって、それまで疎かにするにも程があるってほど疎かにしてきた学業に追われています。少し落ち着いたら、あと残り少ない現役生活を全力で全うしたいと思います。絶対に全日本に行って、絶対に入賞します。見ててください。案外悪くないところまで来ていると思います。

 

今回はサポートにまわってくれた郁ちゃん、高原も頼もし過ぎました。めちゃめちゃ助かったよ。レスキューに乗ってる2人の顔を見ると、安心するし、頑張ろうって思える。2人に良いところ見せたいって気持ちが1番の原動力だったかも。ありがとうね。

スナイプチームも個選の時は、たくさんサポートしてくれてありがとう。私は両クラスで全日本に行くのが夢だから。スナイプチームの結果にも責任持てる最上級生になります。これからも支え合って助け合って、一緒に高め合っていこうね。

また、小松コーチにも本当にお世話になりました。1ヶ月以上。毎日のように海に出ていた私たちにほぼほぼ付き合っていただいて。本当に私たちは恵まれています。自分たちの不安要素であった強風のボートスピードも、小松さんが重点的にしごいてくださったおかげて多少自信が持てるようになりました。本当にありがとうございます。秋には絶対にいい姿を見せます。

 

そして、新しい目標ができました。

来年は、後輩たちに絶対に全個に行って欲しい。

調、郁ちゃん、高天、高原、4人ともいくのは現実的じゃないかもしれないけど。

誰かには絶対行って欲しい。願わくば数人。4人でいけたら最高ですね。

そのために、2年クルーをあと1年で全個にいけるレベルにします。

きっと、通常の成長レベルだと足りないから、教える側も学ぶ側も全力にならないといけない。私の培ってきたものなんて、大したものじゃないかもしれないけど、私が今まで得てきた全ての技術と知識と経験を受け継ぎたいです。

頼んだよ、まるちゃん、加藤、松尾。

 

なんだかんだ、悔しかったけど。

智貴と組んで、自分たちの課題と向き合って、たくさん練習して。

着実にレベルアップしていることも感じられて。

楽しかったよ。ありがとう智貴。

また、秋まで頑張ろうね。

 

最後まで、成長し続けよう。

※画像は羽田さんのFacebookからお借りしました。いつもありがとうございます。

 


次に繋げ

2021年05月20日 20時59分40秒 | 通常練習

お久しぶりです。3年スナイプクルーの大根田です。

先週末に行われた第4回江ノ島スナイプ の報告をさせていただきます。

 

このレースでは社会人に加えて、今週末のスナイプ個人戦に出場するほとんどの学生が出場しており、個人戦の前哨戦のようなレースでした。以下リザルトです。

 

78

31418 長岡/古山 35-13-16-79(BFD) 143  35

31308 西尾/大根田 59-64-79(DNS)-16 218  56

30785 大野/山村 66-51-56-60 233  63

30072 青木/千田・小俣 74-57-70-68 269  73

 

二日間通じて最近あまり練習できていない軽風コンディションでした。自分のペアはもともとアンダーのコンディションを苦手としていましたが、初日は想像以上に散々な結果となってしまいました。普段使い慣れていない良いセールと乗り慣れていない風でセールトリムがうまくいかず全くボートスピードが出ないという状態に陥り、完全に艇団に置いていかれるという非常に悔しい経験をしました。さらにポート艇でありながらミートしそうなスタボ艇に気づかず、衝突してしまい艇を破損してしまい、最終レースをリタイアするというやらかしまくりでした。あまりの走れなさに完全に二人とも集中力を失ってしまい、最も重要なノーケース・ノートラブルを守ることが出来ませんでした。

 

前日の自主練習でよく走れていただけにショックが大きいまま初日を終えました。小松さんの期待も裏切ってしまい二人とも相当メンタルをやられてしまいました。

 

翌日は二人とも切り替え、前日の反省を胸にレースに臨みました。満足のいくボートスピードを出すことはできませんでしたが及第点のボートスピードを出すことができ2日目に唯一行われた1レースでなんとか16位という順位を出すことができました。

今回のレースを通じて自分はアンダーのコンディションほど一層セールへの意識を向けること、ビッグフリートでのスタート位置の選択、フレッシュウィンドで長く走れるコース引きという課題を見つけました。満足のいく結果は残せませんでしたが、こうした課題が見つかっただけでも今回のレースに出場した甲斐があったと思います。

 

今週末にはいよいよスナイプ の個人戦があります。エノスナで見つけた課題を意識してレースに臨み、1艇でも多く全個に出場できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。

 

 

東京大学運動会ヨット部3

大根田智也


小網代の人気者

2021年05月14日 23時37分00秒 | 通常練習
小網代の練習報告をします。

土曜日は小網代試乗会が緊急事態宣言のため延期となり、部員向けのクルーザー体験として小網代練習会を行いました。3人3組1時間ずつ、計9人を乗せる計画で、新入生にとっては初のクルーザー体験でした。あいにく予報が外れ午後に強風の南風が吹き下ろしてきたため、最後のグループは乗せてあげることができませんでしたが、それまでのグループには舵やスピンを新入生に持ってもらい、一対一で指導する機会を設けれたので良かったです。

日曜日は予報通りの20m/s近くの強風のため練習は中止となりました。

 個人的には、仰秀にスピードメーターがやってきました!。仰秀全体新たな装置にウキウキしており、やれ休憩中の話はVMGを出すのに必要な計算方法(sin?cos?)やら、VMGの計算ツール(エクセルがベスト?)やら、振れの対応策やら、スピードメーターの話でもちきりです。(ちなみに角度計算でcosが正解だと分かったのは文系4人中自分のみでした。)練習面での貢献はすごく、特にタック後の予想より大きなスピードロストや下回航後にスピードビルドに時間がかかることなど、日頃1艇で練習している身では気づきにくかった課題がどんどん明らかになっていっています。今後はスピードメーターで明らかになった課題を潰していくとともに、スピードメーターを参考にしながらより一層スピード感を磨いていきたいと思います。

仰秀 3年 萩原和眞

タイタニック見て号泣しました。

2021年05月14日 23時27分35秒 | 通常練習

3年スナイプスキッパーの古山です。

自分でブログ担当を指名したのに、こんな時間になっていしまいました。

ついさっき金ローのタイタニックを見たのですが、そういえば入部したてのLB総会での新入生自己紹介で、同期の青木大吾が、タイタニックのように壮大な沈はヨットではしないとは思いますが、僕もたくさん沈をして上手くなっていきたいと思います、みたいなこと言ってたのを思い出しました。多分内容は大きく違います。悪しからず。

先週の土日は8大学が参加する合同コース練がありました。

最近の自分の課題は、帆走練習でのはしりをレースでできない点でしたが、葉山に来てからある程度レースを経験して場慣れしてきた上に、帆走練習とコース練でどう違っているのかを突き止めることで、今回は比較的自分の走りができたように思います。

ですが、そレニより、まだボートスピードが上位の人たちに劣っているという課題も浮き彫りになってきました。

またサーフィングコンディションでのランニングが遅いです。

八景島に戻るまであと少しですが、それまでにこの葉山の南風の波で、何かつかんで帰りたいです。

あとは、スタートですが、それまで課題だった、走り出しについては、左右の船に負けることなくバウを出せるようになってきたと思っておりますが、今回は並ぶのに遅れて有利エンドを攻めきれませんでした。

周りの船らの雰囲気を感じ取って、いいタイミングで並ベルようにというのが課題として感じました。

なんとも無機質な振り返りになっってしまっった気がしますが、お許しください。

明日、明後日で、またもや80艇を超えるフリートでの江ノ島スナイプがあるので、なんとかスタボレイラインに乗せられるように頑張っていきたいとおもいます。

おやすみなさい。

 


春インやりたかった

2021年05月14日 21時20分53秒 | 通常練習
お世話になっております。
4年470スキッパーの鈴木です。

先週の活動報告をします。

土曜日は南風の順風~強風の中合同練習を行いました。艇数も多く大変良い練習になりました。

日曜日は、赤旗のためMeetingを行いました。

合同練習を通して、特にスタートが課題だと感じました。ラインを見ていい感じに出れたと思ったときがリコールだったり、そもそも加速タイミングが遅れてスタート後すぐに埋もれてしまったりときちんとしたスタートをほとんど決めることができませんでした。個戦ではスタートが鍵となってくるのは間違いないのでこの反省を活かしていきたいです。
スタートに関しては、個人だけでなくチームとしても課題であると感じました。今後、全体練習でスタートをもっと重点的に練習する必要があるので、精進します。

その一方で軽風での走りは、ある程度通用することもわかりました。今までは一上が良くてもされをキープすることができないことが多かったのですが今回の練習では一上がいいときその順位をキープし続けることができました。しかし、まだ、強風の走りには不安があるので、強風でも良い順位をとれるよう練習を積む必要を感じました。

来週は個人戦があるので、全個目指して頑張りますのでよろしくお願いします。

鈴木 智貴

もう3年生か!!!

2021年05月08日 07時13分00秒 | 通常練習


こんちには!

今回のマネージャーブログを担当させて頂く新3年小林美緒です。


少し前まで1年生だったのに、あっという間に3年生という時の流れに驚くばかりです、、

これは同期マネとよく話すことなのですが、1年生の頃の私たちは時間(ジカンと読む)追い越されそうになって頑張って走ってたら気づかない間に時間を追い越しているような状況で、とにかく突っ走っていました。

今はギリギリ時間の前を歩いています。(bωd)イェァ♪

少し余裕を見出して活動しているということで、慣れたもんですね笑


今回のブログで私が書きたいことは、新勧を経てたくさんの仲間が増えたことに対する喜びです!!


今年は早くから入部宣言をしてくれる子は少なく現役にも焦りがありましたが、結果的には13人のプレイヤーと4人のマネージャーが入部してくれました。まだ増えるかもと期待しています!

小松さんも「この人数は日本1のチームのようだ」と仰っていて、どれだけ凄いことかと身に染みて感じています。


私たちマネージャーも新入生用のタッパー(Lunsh Boxと読む)を買い足し、人数が増えたことを実感しています。人数が増えることで、盛り付けなどには多少時間もかかりますが、それ以上に新入生にも東大ヨット部のマネ飯を食べてもらえることがとても嬉しいです。

新入生マネージャーにご飯作りを教える時には「1番大事な材料は愛情、隠し味じゃないのがポイント」と教えていました笑

それが伝わっているのではないかと思います!よね!


そして今年の新入生は皆とてもパワーがあり、やる気に漲っていて東大ヨット部が更に盛り上がっていくことを確信しました。やはり新入生がパワフルだと初心を思い出し、新鮮な気持ちで活動ができるようになると思います。新入生マネージャーもとても頼りになります。今後益々の成長が楽しみになっています!!きっとBIGになります!

ぜひ期待していて下さい!


私もみんなのパワーに負けずに、自分らしさを出しつつ頼ってもらえるようなマネージャーになりたいと思います。


そして後輩マネージャーたちがやりがいを感じ、活躍できる部活をつくりたいです。それが引退までに私にできることかなと思っています。


といっても引退まであと一年以上あるので貪欲にやりたいことはやらせて頂きます!笑

これからもよろしくお願いします!



小林美緒


修行Week

2021年05月06日 22時34分35秒 | 通常練習

平素よりお世話になっております。

東大ヨット部ディンギー班主将の長岡誠です。

 

 

このゴールデンウィークの活動報告をさせていただきます。

 

まず最初に、東京都で緊急事態宣言が発令されている中でも活動できることに感謝したいです。

この事実は信頼失くしてはあり得ないものです。その信頼を失わないように、恩を仇で返すことがないように意識を高く持って全力で活動してまいります。

また、このGWにも差し入れなどの形で多くの方からサポートをいただきました。誠にありがとうございます。

 

GWの練習は、葉山試乗会を全日終了して初めての練習ということで、久しぶりに全員で本格的に練習することになりました。

 

ほとんど毎日南風の強風が吹く中での練習となり、日々のトレーニングや船の整備の重要性を再認識しました。

特に整備については、通いでの練習の中ではなかなか時間が取れないため、赤旗などで練習ができない時間を効率よく積極的に使うことが必要であることを強く感じました。

 

練習については、小松コーチのもとで早稲田とコース練習を中心に行いました。

他大学が多く参加するレースも多くあり、艇数が多い中でのレース展開を勉強するいい機会になりました。

個人的には、南風で大きなシフトがほとんどないレースが多かったため、スタートの重要性や海面の選択、艇団に対しての寄せ方の難しさを再認識しました。

コースには慣れがあるので、このGWで多くのコースを引く機会があり、徐々に感覚を取り戻していることを実感し、満足しています。ただ、艇団に対しての寄せ方やレイラインの乗せ方などまだまだ甘い面も多いと痛感しましたので、より精度を高めていきたいです。

 

自チームであるスナイプチームに関しては、スピード命の南風で走り負けずに前に出れる展開もある中で、スタートで出遅れスピードも及ばない場面も多く見受けられました。

スタートとスピードの精度を高め、安定してバウを出せるように、チームとして底上げしていく必要性を感じました。

また、フリーでは他大においていかれたりタクティクスの面で抜かされる場面も多くあり、課題が多くありそうです。

 

再来週には470個戦、その翌週にはスナイプ個戦が予定されています。

1艇でも上の順位を取れるように、1艇でも多く蒲郡にいけるようにディンギー班全体として高めていきたいです。

 

応援のほどよろしくお願いいたします。

 

また最後になりますが、今週から部分的に新入生が練習に参加してくれました。

一時はどうなることかと思った新勧もプレイヤー13、マネージャー4と多くの新入生が入部してくれました!小網代の試乗会も控えており、まだまだ募集してます!

今後ともに練習していけることが楽しみです。よろしくね。

 

 

ディンギー班主将

長岡誠


余談ですが新入部員の数とベイスターズの借金の数がいい争いをしています

2021年05月01日 01時22分54秒 | 新勧

ご無沙汰しております。クルーザー班主将の中野です。ご無沙汰すぎたのか、先ほど福岡に住む従姉妹に「お前はよブログ書かんかい」と電話越しに言われたのでちょうど良いタイミングでした。

気付けば今日で4月も終わりですね。自分はプロ野球が大好きでベイスターズファン16年目なのですが、4月が終わって6勝という奇跡的な弱さに毎日スポーツニュースを見ては胃を痛めています。ちなみに今日は完封負けでした。そろそろ胃潰瘍になりそうです。

 

今回のブログの趣旨は葉山試乗会の振り返りのつもりなのですが、青木大吾が先にめちゃくちゃいいブログを書いてくれたので非常に書きづらいです。もしまだ読んでいない人は先に彼のを読むのはやめてください。僕の文章力のなさがバレます。

先週の日曜日をもって葉山試乗会を無事終えました。運営責任者の村上と調、お疲れ様。勧誘する側として初めての試乗会で分からないことだらけだっただろうけど、全体を通して事故等もなくスムーズな運営だったと思います。2年生に至っては試乗会自体初めてだった中でよく頑張ってくれました。

 

自分は2年前から、この葉山試乗会というイベントが結構好きです。理由は大きく2つあります。

1つは、たくさんの新入生と交流できるから。自分は元来初めて会う人の話を色々と聞くのが好きで、特に新勧だと新入生の出身や中高時代の話を聞くことが多く、彼ら彼女らのこれまでの人生が垣間見えるのがとても面白いです。高校の4つ下の後輩と担任の話で盛り上がったり、昔樺太に住んでた新入生のエピソードを聞いたり。今年はクイズ大会の司会ばかりやっていたら2年前より新入生と話す時間が少なくなっていたのが残念ではあります。来年はただおしゃべりするだけのOBとしてぜひ参加したいですね。

そしてもう1つは、ディンギー班の先輩同期後輩と交流できるから。以前同期ミーティングで長岡も言っていたのですが、この新勧期間はヨット部全体の交流が一番増える時期だったりもします。例年に比べて試乗会の規模を縮小したため来ていただくLBさんも限られていましたが、小野さんや戸沢さんや永田さんや永田さんや永田さんに久々にダル絡みできて楽しかったです。

ディンギー班の2年生も去年一年はほとんど接する機会がなかったので、僅かながら話せて良かったです。特に帰りの車でレインボーブリッジの夕景に見惚れて一言も発さなくなる西尾はめちゃくちゃ可愛かったですね笑

 

土日の試乗会に加え、平日の夜に新入生と交流するオンライン座談会も開いているのですが、そこでヨット部の良さとして自分はふと「人間力が鍛えられる」という話をしました。「人間力」って何だかフワッとして掴み所のない言葉なのですが、新勧こそまさにこの「人間力」が試される場所だと感じています。新入生の話を聞きヨット部の魅力を伝えるコミュニケーション能力は勿論、バタつきがちな試乗会運営で部員全員を動かす力だったり、そもそも滞りなく進むように事前に準備しておく力だったり、他の部員の仕事量を加味して上手く調整する力だったり。新勧に真摯に取り組んだ部員ほど、気付かぬ内にこういった力が身についているはずです。少なくとも自分は2年前の新勧でめちゃくちゃ鍛えられました。

 

さて、GWはいよいよ小網代試乗会!といきたかったところですが、残念ながら緊急事態宣言の影響で延期となってしまいました。年初めのブログで「今年も先の見えない状況が続きそう」と書いたのですが、この状況はまだまだ続きそうです。

そんな中でも、この2.3日の間に続々と入部を決めてくれた新入生たちがいます。このブログを書いている4/30の夜の時点で、プレーヤー11名・マネージャー3名が新たに仲間に加わっています。大きな決断をしてくれた14人には感謝しかありません。

そして彼ら彼女らのの同期を増やすためにも、今できる範囲で引き続き新勧活動を続けて参ります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

クルーザー班主将

中野