東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

春よ、来い

2023年03月27日 15時37分31秒 | 通常練習
お世話になっております。
3年スナイプクルーの神田です。

春合宿第7クールは、前半2日間は通常練習、後半2日間は東京六大学戦が行われました。
六大戦のリザルトに関しては、たかまさんのブログやFacebookにて詳しくご報告させていただいておりますので、そちらをご覧ください。

六大戦に僕は同期の中静と出場しました。
2日間、雨で気温も低く、なかなかの風が吹いているコンディションではありましたが、無事に6レースを行うことができました。
各レースごとに走りやコースなど反省すべきことは山ほどありましたが、チームとして上位層の大学と戦える力が確実についてきていることを感じられる良い機会とななったと思います。
そして何より、同期と東大のゼッケンを背負って大会に出場できたことが素直に嬉しかったなと思います。中静、ありがとう。

また、今回の大会は東大が主管校であり、多くの人が朝早くから夜遅くまで運営に携わってくれました。
ずっと前からいまぽ中心に色々な準備をしてくれた六大担当のみんな、上級生が陸にいない中陸本でたくさんの仕事をこなしてくれたもりさくはじめマネージャーのみんな、雨で寒い中選手よりも長く海にいて運営してくださった多くのLBの皆様、、たった2日のレースとはいえ多くの人たちのおかげで当たり前のようにレースができたことは幸せなことだなと思います。本当にありがとうございました。
これからも七大戦など東大が運営をするレースがあるので、引き続きさらにみんなで良いレースを作っていければと思います。この時には、東大が前を走ることで感謝の気持ちを伝えられたら最高です。

こういうビッグ・イベントに限らず、普段の練習が当たり前にできているのも本当に多くの皆さんの力のおかげだと改めて感じます。
「当たり前」の対義語は「有難い」のようです。誰かの頑張りがあるからこそ、当たり前に思えるということを胸に刻んで感謝の気持ちを忘れないように部活に取り組んでいきたいです。

春合宿も残すこと1週間。
新勧も本格的にスタートします。
寒さが際立った今クールでしたが、穏やかな春が訪れますように。
僕は京大に行ってきます。

神田陸人



ガパオライス、好き。

アドベンチャー

2023年03月27日 06時22分51秒 | レース反省
お世話になっております。470リーダーの吉田です。

3/25-26に春季六大学ヨット定期戦が開催されました。この大会は例年春季五大学ヨット定期戦と合同で行われ、実際には東京六大学に中央大学と日本大学を加えた計8大学でのレガッタとなりました。リザルトは以下の通りです。

470級 全37艇
4829 吉田(4)・加藤(4)
13-12-14-17-6-4 66点 12位

4791 佐藤(4)・松尾(4)
20-17-21-12-22-8  100点 18位

4692 成相(3)・丸山(4)
15-22-25-22-21-25 130点 22位

4579 澤田(3)・山本(3)
27-29-30-26-29-26 167点 27位

4452 安藤(4)・槇枝(2)/秋田(2)
31-31-33-31-32-31 189点 32位

クラス別成績 247点 5位

スナイプ級 全38艇
31308 西尾(4)・三上(2)
3-3-6-3-1-3 19点 1位

31494 千田(4)・柳澤(4)
16-24-11-19-20-21 11点 17位

31418 中静(3)・神田(3)
22-12-16-15-14-12 91点 15位

30072 大野(4)・佐藤(2)
11-18-17-21-25-34 126点 20位

クラス別成績 173点 3位

総合成績 420点 5位

結果としては470級は8大学中5位、スナイプ級は3位、総合成績は5位となりました。

約2ヶ月にわたる春合宿の集大成ともいえる今回の大会で、各チームとも例年よりも良い成績をおさめることができました。また、スナイプ級から個人成績1位のペアが生まれたことは、同じ東大ヨット部員としてとても誇らしく思います。

470チームとしては、ピンダウンコンディションでのボートスピードに対してはある程度得意意識を持てた大会となりました。他の風域でも安定した順位をとれるようにこれからも練習を積み重ねていきたいと思います。また、スナイプに比べるとレギュラー艇4艇の間で多少実力差が生まれてしまっているため、お互いがより高め合えるよう、こ差を縮められるよう、ペア間での情報共有もしっかり行っていきたいと思います。

また、今年の六大学戦は東大が主管校であるため、この土日は例年よりも多くのLBに来ていただき、サポートボートに乗っていただいて運営を手伝っていただきました。レース委員長をしてくださった下重様をはじめ、本当にありがとうございました!

2ヶ月間の春合宿も、いよいよ残り1クールとなってしまいました。春インカレで目標を達成できるよう、まだまだ気持ちを引き締めて地道に努力していきたいと思います。

新歓パンフができました!

2023年03月24日 23時04分00秒 | 通常練習

大変お世話になっております。


スナイプクルーの柳澤球大朗です。


今クールの練習報告をさせていただきます。


17()は北風の強風の中でラウンディング練習とコース練習を行いました。強風での動作や、ハンドリングをテーマに練習しました。


18()は強風のため、スナイプチームは海には出ずにミーティングを行いました。チームの練習運営、チーム運営などについて上級生中心に話し合いました。


19()は北風が徐々に落ちていくコンディションでした。コース形式の練習で、スタートやコースについて学ぶことができました。


20()は午前中の9時半ごろには北風がなくなり、10時過ぎに南風が入ってきて、少しずつ風が上がっていきました。コース練習を行いました。微風から強風までさまざまな風域でコース練習ができました。久々の南風強風で学ぶことが多くありました。


21()は北風が徐々に落ち、南風の軽風が入るコンディションでした。微風での加速練習やスタート練習をメインで練習していきました。


今週は各クラスのフリート後、春六大戦前最後のしっかりとした練習期間となりました。

それぞれがフリートレースで持ち帰った課題をこの5日間で意識を持って取り組めたと思います。


いよいよ、春の六大戦が始まります。春合宿の成果を見せられるように、結果にこだわって頑張っていきたいと思います。


それでは失礼いたします。


それでは、また明日

2023年03月22日 23時47分56秒 | 通常練習
こんにちは。新2年470スキッパーの松本悠汰です。
今週の活動報告をさせていただきます。

今週の練習で印象に残ったのは、20日の強風コンディションでの練習でした。
この日は、午後に南風に回って吹き上がるような風で、波も高かったです。自分が今までに経験した中で最も過酷なコンディションだったと思います。そんな中、何度も沈をしたり、クローズで波に叩かれたり、船を安定させて走らせることができなく、自分の未熟さを痛感しました。この日の2日前に赤旗出艇した先輩達の走りを見ただけに、自分はもっと頑張らないといけないなと思いました。
翌日の21日は微風で、それでもまた先輩達に置いていかれるばかりで、これまた己の未熟さを痛感しました。

今は自分の力不足を思い知らされることばかりですが、先輩達に追いつけるように、追い越せるようにこれからも頑張ります!

目指すはトップ

2023年03月21日 14時48分37秒 | 2023春合宿
お世話になっております。クルーザー班新3年の関根佑樹です。

今週は、今年最初のJ24関東フリートが行われました。運営の方々、乗ってくださったLBの永田様、萩原様、ありがとうございました。リザルトは以下の通りです。

6-3-1  計10点 3位/7艇

フリートレースでの3位という順位は代替わり後最初のレースとしては中々良い結果だと思われますし、第3レースではトップフィニッシュを飾ることができ、少なくとも結果だけならば満足のいくレースができました。

このような結果を残すことができた理由の一つは、スタートがかなり上手く決めれたことです。今回の3レース全てにおいてフルスピード、フレッシュウィンドでスタートラインを切ることができました。これは完全に練習の成果だと思われます。スタート練習というのは複数艇でないとなかなか効率の良いものはできませんが、学生マッチの練習に参加させていただいたり、神戸大でスタート練習を重点的に行ったことでスタートシークエンスでの船の動かし方を理解できるようになったと思います。また先週、2年の源が月光でバウマンをやらせていただいたことで大きく成長できたことも大きかったと思います。

また、一つ一つのレース中の判断を疎かにしなかったことも大きな理由の一つと思われます。判断を疎かにしないというのは当たり前ではありますが、神戸大に負けたアニオルズカップでは勝つことにおいて隙を見せるような甘い判断が多くあり、それを反省して臨んだ今回のフリートレースでした。自分自身のことで言えば、アニオルズカップでは角度にこだわりきれない瞬間があり、他艇に走り負けている場面がありましたが、今回は常に、スピードだけでなく角度に全ての瞬間についてこだわるような意識で走らせました。

もう一つの大きな理由は一回一回の練習を大切に行ったことです。今年の春合宿は風が強く海に出れなかった日が多く、また整備に予定以上に時間がかかり、海に出る時間が少なかったです。そのため、今週の3日間は練習時間と練習効率にストイックになることができました。



今回のフリートレースの総評としては、第1レース、第2レースは実力で勝ち取ることができた順位、第3レースは半分運によるところが大きいです。また、「実力」と言っても乗ってくださったLBの永田様、萩原様を含めた実力なので、コンスタントに良い順位を取る実力はまだありません。今回の結果に奢らずにこれからも一回一回の練習を大切に、ストイックに泥臭く、楽しみながらヨットに向き合っていきたいと思っております。

最後になりますが、二週間以上にかけてシーボニアに上架し整備していた仰秀ですが、17日に無事下架することができました。上架、整備に関して、お世話になった方、ご心配をおかけした方には感謝申し上げます。

今後とも仰秀の応援のほど、宜しくお願いいたします。

関根佑樹

仰秀感謝week/新しいスピンは「葵」と命名されました

2023年03月17日 07時06分36秒 | 通常練習
クルーザー班主将の伊東です。

春の嵐の次の日はかなり気温も高まり、春合宿ものこりわずかとなりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

仰秀班は予期せず臨時整備期間に入っていました。aniorus cupから帰ってきて、ガンネルの修理のために上架していた仰秀を下架していざ小網代練習、と意気込んでいたところマストまわりの整備不良が深刻で修理に時間がかかるため上架期間の延長を余儀なくされました。2月は神戸留学にanioruと、せわしなく各地を飛び回ってヨットをしていたので、今週は落ち着いて小網代で練習できるはずだったので残念ではありましたが、僕らの愛艇を労わるのも大事だろう、ということで大規模に整備を行うことにしました。

突然の整備期間となりましたが、水垢で薄汚れた艇体を白くきれいにしたり、汚いシリコンを外したり、スプレッダーのチューニングをし直したり、とても有意義な日々になりました。お仕事の合間を縫ってアドバイスとお説教を下さったマリンショップの内田さんには感謝してもしきれません!工具の使用料はきっと出世払いします(笑)。船に向き合うことでより一層愛着がはぐくまれたのではないかと思っています。作業後は海に出れない代わりに陸でバーチャルレガッタをしてタクティクスの実戦練習をしました。クルーザー班では海に出れない日は必ずと言っていいほどバーチャルレガッタをするのでみんなのレベルが知らず知らず上がっている気がします。

日曜日はもともと社会人チームとの合同練習の予定でしたが、仰秀は出せなかったので社会人の船に乗せていただきました!特に新2年バウマンの源は月光のバウをやらせてもらい、かなり刺激を受けて帰ってきました。まさに塞翁が馬、というやつですね。月光とジェリーフィッシュの方々、ありがとうございました。

さて、来週は今シリーズ初のj/24関東フリートのフリートレースがあります。何事も初戦が大事ですので、きれいになった船でいい結果を残せるように頑張ります!

それではまた。

クルーザー班主将
伊東秀晃

練習報告

2023年03月15日 11時11分00秒 | 通常練習
お世話になっております。4年470クルーの丸山です。今週の練習報告をさせていただきます。

今週は赤旗の一日を除く4日間の練習となりました。また、そのうち2日は関東470フリートと江ノ島スナイプでした。以下470フリートの成績になります。


佐藤・松尾 20-26-47-(DNF)-28-14 24位
吉田・五熊 24-32-31-(DNF)-39-27  27位
成相・丸山 26-38-32-(DNF)-41-21  29位
澤田・山本 46-42-38-(DNF)-38-24 37位
安藤・加藤 44-56-41-(DNF)-53-BFD 55位


今フリートは主に南の軽風〜中風域で行われました。葉山に引っ越してから初めてのビックフリートで、チームとしても各艇としても課題と収穫の多いレースでした。
自艇としては、クローズのボートスピードに課題があり、スタートを決めても一上まで順位をキープできませんでした。また、オスカーが上がってからのランニングで順位を落としてしまい、ロッキングの技術不足を痛感しました。
一方で、埋もれずスタート出来たことは大きな収穫でした。スタートを成功させレベルの高い人たちと走れたことで勉強出来たことも多かったです。

また、チームとしての成長にも繋がったフリートだったように思います。特に二日目のレースが終わり再出艇した後の練習では、その日の課題であったロッキングに各艇が取り組み、ミーティングも走らせ方に関して今までよりも内容のあるものでした。まだまだ改善するところはあると思いますが、フリートでの課題をもとにより効率的で実のある練習ができたらなと思います。
 

以上で今週の練習報告とさせていただきます。有難うございました。

ANIORU'S CUPを振り返って

2023年03月10日 01時07分42秒 | j24全日本
お世話になっております。
新3年470スキッパーの安藤です。

2週連続のブログとなってしまいましたが、どうぞお付き合いください。

この度僕は、3/3~5に愛知みとマリーナで開催されたANIORU’S CUP 2023に、仰秀チームに加わり出場させていただきました。
まずは、開催・レース運営にご尽力いただいた外洋学連の方々、協賛してくださった各企業、マリーナのみなさま、僕と西間を温かく受け入れてくれたクルーザー班、また事前練習なども含め色々と便宜を図ってくれたディンギー班、本当にありがとうございました。

今回の遠征では、普段なかなか経験できないようなものをたくさん経験することができました。その中でも2つ、ピックアップして書こうと思います。

まずは、船の中でスピードをドライブチームに任せ、自分はタクティクスやストラテジーに集中することができる、という経験です。普段470にスキッパーとして乗っていると、どうしてもまずは船のスピードを作ることを考えます。最近はコースを意識することも増えてきましたが、まだその両立をしていくという段階には至っておりません。両立しようとすれば「二兎を追うものは一兎をも得ず」という状態になるのは目に見えているので、まずはしっかりとスピードを、と。しかしJ24ではドライブチームとフォアデッキに、スピードと動作・コースにほぼ独立することが可能となっており、3番だった自分はタクティシャンの友成とコースの話に集中することができました。まるでバーチャルレガッタを海上でやっているようなものです。しかもゲームとも違って、J24の上では他の人と討論を交わしつつ色々な視点からコースを議論することができます。
12個の眼で風と周囲の船を観察し情報共有し、タクティクスに関して自分の考えを言語化して相手に伝える、議論して実践してレース結果としてフィードバックを得る。普段は全くできない経験です。
ディンギーでならもっと練習を重ね、安定してボートスピードを維持できて周りを見る余裕が生まれた頃にようやくできるような、もしくはそうなったとしても物理的にできないような、そんな経験を、今回はさせてもらうことができました。

もう一つは、レースのシビアさを実感できたことです(こう書くと今までは真剣なレースをしてこなかったのか、と言われてしまうかもしれませんが)。僕は今までは正直言って、「優勝を確実にしなければいけない」というレースをしたことはありませんでした。もちろんどんなコース練にせよレースにせよ勝つことを目標としてきましたが、「優勝」を掲げてはいませんでした。シビアに優勝を目指してレースに臨んだのは今回が本当に初めてだったかもしれません。1レース1レースがシビアな戦いであり、次のレースを落としたら優勝がかなり遠ざかる、といった緊張感の中のレースでした。
しかし、レースが終わってみると2-1-(OCS)-2-1という結果。神戸大には勝てず、ヒデさんに優勝トロフィーを渡すこともできませんでした。
いつも小松さんが大会の中日で「明日レースがあるかわからないんだから、毎回のレースで全力尽くすんだ。もしレースができたなら、それは神様がくれたレースと思って。」とレギュラー陣に檄を飛ばしているのを聞きますが、今回の大会でその意味を実感しました。
初日の最初のレースだから気を抜いていていい。この回航で抜かれても大差ないさ。次のレースがあるからそこで頑張ろう。
そんな甘いことを言っているうちに負けてしまって、後で悔しい思いをすることになる、それを自分の身で実感できました。

ディンギー班に戻り、葉山での春合宿。
この大会で、クルーザー班で学ばせてもらったことを胸に、練習を頑張っていきます。

ありがとうございました。
これからも応援のほど、どうぞよろしくお願いします。

安藤 和真

春を感じる

2023年03月08日 18時30分39秒 | 2023春合宿
お世話になっております。新2年470クルーの秋田です。

最近は段々と海に出るのが億劫になる寒さが和らいできて嬉しさを感じております。今年は暖冬だと聞きましたが、そうだとしても寒いことには代わりがなかったとは言っておきたいです。

さてそうは言っても春になるとやってくるものは暖かさだけではなく、厄介なものも到来してしまいます。花粉です。自分は本当に花粉症がひどく、のど、目、鼻にくるので苦痛でしかないです。鼻水が特にひどく、最近ではティッシュと友達と言えるくらいには一緒にいるところを合宿所で見た人も多いのではないでしょうか。鼻水が無限に出てくる自分としては花粉症じゃない人が羨ましくて仕方なく、そうでなかったあの頃に戻りたいと何度も思いました。また葉山という周りに木の多い状況も追い討ちをかけてくるのか、キツすぎてとうとう病院に頼りました。薬の効きが楽しみです。

唯一助かったのは海上では花粉が陸地よりは楽で、マスクをせずともそこまで気にせず練習できることだと思います。より海に出ていくモチベが高まっている気はしますね。

とりあえず結論としては花粉症はなくなってくれってことです。

それでは今クールの報告をさせていただきます。

1日目は引っ越し後初の練習で梱包解除から始まりました。11時ごろに出艇し北から東、南に回るような風で練習しました。
自分は整備が進んでいなかった艇だったこともあり、陸で整備することになりました。その日に割と手はつけたつもりでしたが、後日多くの整備項目が出てきて甘さがあったことを自覚しました。

2日目は北東の風が続くコンディションでコース練等を行いました。先輩スキッパーにコースなど頼りきっていることが多く、動作に集中して最低限周囲に注意を払う形となっていますが、今まで通りでいるわけにはいかないと強く思いました。コース練で先輩方を抜けるように頑張りたいです。

3日目は学連主催の合同コース練でした。自分は1レースのみ参加しましたが、強風の中、普段のコース練よりピリピリした状況での落ち着きのなさに情けなくなりました。もっとチェックする項目をリスト化して意識していきたいと思います。加えて新2年のみで行ったレース時のレスキュー運営にも難しさを感じました。

4日目は北風の強風でラウンディング、コース練習等を行いました。自分は03に乗りましたが、艤装ミスやトラッピーズワイヤーの落下、トラッピーズのショックコードの伸び、メインシートが切れるなどトラブルが多発してしてしまいました。事前の準備の大切さを実感した日でした。

5日目は微風で昼に一度着艇後、再出艇するといった日でした。午前には動作練、帆走練習を行い、午後にはコース練を行いました。トラッピーズを掴むロールタックが全く成功せず、逆ジブが長かったりと動作だけでもまだまだ課題がたくさん残っていると思いました。ついでに練習後のコロコロは2人でやるとめちゃくちゃキツいということは実感しました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。まだまだ後半戦は続きますが、課題を見つけて潰すという作業を続けて合宿の終わりまでに動作に苦を感じず、外を見れるようになっておきたいです。

それでは失礼します。



甘い詰め

2023年03月08日 12時29分17秒 | レース反省
平素よりお世話になっております、クルーザー班新3年の友成です。

3月3日〜5日まで愛知県豊川市の三河みとマリーナで行われました、ANIORU’S CUP のご報告をさせていただきます。

東大 2-1-(OCS)-2-1 計6点
2位/6艇

優勝だけを目指していた、というより優勝するべき大会でしたし優勝しなければならない中でのこの結果。言い訳したくなってしまう気持ちはありますが、ただただ個人的にもチームとしても実力が足りませんでした。

自分のタクティクス面も含め具体的な反省を言えばキリがありませんが、強いて言えば1レース、1レースへのこだわり、ここで決めなければならないという覚悟が個人としても、チームとしても全然足りていませんでした。
最初のレースで2位を取ったときも残りのレースで1位を取れば大丈夫と思ってしまいましたし、1日目の時点でOCSをつけたときも残り3レースで1位を取ればよいと思っていました。しかし結果として翌日は2レースを消化したところで風がなくなりAP、ノーレース2つをはさんでレガッタは終了となってしまいました。
本部船からのAPA旗を見たときの不完全燃焼感は忘れられません。

もちろん1レースごとに結果が出てしまう以上切り替えて臨むことは必要ですが、レースの実施が自然に左右され予定されているレース数が消化される保証はどこにもない以上、どの時点できられてもよいと自信を持てる結果でなければなりません。このレースで必ず決める、目の前のレースへの覚悟・意識の差、そこが今回勝てなかった一因だと思います。

幸いにもこのチームはまだ若く、リベンジする機会があります。前回のブログでも書かせていただきましたが、今回の経験を学びがあっただけで終わらせません。

この大会に向けてディンギーから来てくれた和真・西間、本当にありがとう!クルーザー班という良くも悪くも血が固まりやすい環境で、新しい風を吹き込んでくれました。

最後に大会に協賛してくださった各企業の皆さま、マリーナの方々、運営してくださった現4年生をはじめとする外洋学連の皆さま、誠にありがとうございました。

早いものでもう3月です。残りの春合宿から一つでも多くのことを学べるよう、目的意識を持って臨みたいと思います。


友成遼